太田さんについて
太田さんが今回の武道館で一切発言をしなかったのはおそらくファンのことを考慮してのことだと思う。欲を言うならもちろん何か、今回に対するコメントを喋って欲しかったのだけど、筋少ファンの太田さんへの思い入れはとても強いから、再加入とかの話がない以上、ヘタに喋っても再加入なしという寂しさが増幅されるだけだろう。場が盛り下がる原因になりかねない、デリケートな問題だ。だから太田さんはあくまで1曲のゲストとしての立場を貫き通したのだ。ドラムが中央になかったのも、1曲だけだったのも、太田さんもしくはオーケンが、ないし20世紀の筋少が、選択したけじめなのだと思った。