連載5

(以下筋肉少女帯『最後の聖戦』「カーネーション・リインカーネーション」より引用)
「むかしのひとはいきることはくるしいこととかんがえていて、
だからもううまれてくることのないように、
りーんかーねーしょんのわからときはなたれるために、
くらいそらをあおぎみて……」

繰り返しで申し訳ないんですが、当時の私は馬鹿みたいにクサクサしていました。('А` )o0(ああ、そうだよね、……やっぱり暗い空ばっかりなんだ、しかたないんだ)と、すでに習慣のようになってしまっていたメランコリック思考にとらわれそうになったのです。……しかし。オーケンはそのループしかけた思考に割り込む絶妙なタイミングで次の言葉を繰り出しました。
 
『わたしはいきることを、あなたとこいすることと、にんしきしているから』

 
えっ?
 
「あなたとふたたびあうためになんどでも! うまれかわりたいとおもう」

 
ええええっ!!?

 
「りーいんかーねーしょんがないというなら!」
「かーねーしょんをかみさまにしていするべきよ!」
「ビビアン・リーが かみさまにしていするべきだわ!」
「ワトソン君! きみが記録しておけ!」
「生まれ変わって! 虫になって! トリになって! 虫になって!」
「また2人にもどって恋に落ちて!」
「そうして母の日はふたりの再会の記念日となって!!」

 
わ、わ、わ、
 
みんなニッコニコよぉおおお!!! ウヒャヒャヒャヒャヒャ!!」

うわーーーーーーーーッ!!!!
  (5/7)