2009/12/5 「どこへでも行ける切手 初期アルバム1st~8th曲限定ライブSP」@大阪BIGCAT
2009/12/5に大阪・心斎橋BIGCATにて行われた
「どこへでも行ける切手 初期アルバム 1st~8th曲限定ライブSP」大阪編のライブレポートです。
▽大阪は今日も雨……ではなく
ここ2、3日天気が悪く、今日も前日の天気予報では雨でしたが、電車に乗ったときには晴れだしてきましたので、折りたたみ傘の用意をしていたのですが、使用しなくてすみました。いきなりの天気回復に、気のせいですがなんだか言いしれぬパワーを感じます……やって来ました、アメリカ村、ビッグステップ内・ビッグキャット! 大阪ビッグキャット、1st-8th。本日はニコニコな筋少仲間のNさんそして後から合流してくださったMさん、お二人と再びご一緒です。位置取りはおいちゃん側5列目。視界悪し。18:10を少し回ったところでしょうか。照明が落ちます。エディが登場。普段だったら暗転と同時にわっと押すはずの会場もどよめきだけで、静かに次の展開を待ちます。そう、エディが一人で出てくるということはもちろん、奏でられるは「黎明」! ピアノの音の中、メンバーが一人ずつ静かに登場、会場が沸きます。仏陀L1曲目、1st-8th、大阪ライブ、ビッグキャット、開幕です!
「黎明」からの流れで1曲目は「モーレツア太郎」! 続くは「23の瞳」。
「大阪……いつぶりかはわからないが(半年だYOー)ひさしぶりの大阪ワンマンだぜぇ!」「次の大阪の予定は決まってないが(決まってないのかYO(涙))楽しんでいってくれよぉ!!」「お前達ノってるかぁ!!」(イエー!)「ア太郎ときて23の瞳やって、今日は何の曲やるのか楽しみだろう! 今日は何の曲をやるか! お前達が聴きたい曲をやるんじゃないぜ!! 俺たちがやりたい曲をやるんだ!! ……あ、やるのが大変な曲は外したんで。あと機材が大変な曲もね」(笑)
「……みなさんHEY!HEY!HEY!って知ってる? ゆうめいなー、音楽番組。このあいだ、呼んで頂いてね、出演しました!」「おれその話聞いたとき、あー、筋肉少女帯も久しぶりにゴールデンかぁ! ……って思ったんだけど詳しく聞いたらオレだけでしかもひな壇ゲストだったよ」「だが! HEY!HEY!HEY!ではひな壇でも! この大阪のぉ! 筋肉少女帯のワンマンでは!! オレが! オレが主役だ!!!」(笑)「いや、本当の主役はオーディエンス! お前達じゃねえのかい! お前達の声を聞かせてくれよぉー!!」(イエー!!)「……でもマイク持ってるのは、オレ! 筋肉少女帯では、オレが主役。マイク持つのは俺ー!」おいちゃん「マイクを持ってるのは俺だよ!」オーケン「なにぃい!!!」
オーケンのMC中に絶妙のタイミングでマイクを持ったおいちゃんに下手側が予感を感じて大興奮! オーケンがまた冒頭のキーを合わせられず観客に振るお約束(笑)の合唱から始まるのはおいちゃん大活躍「イタコLOVE」in大阪! 赤坂2DAYSに引き続きもう一度見られて嬉しい!! 野太いおいちゃんシャウトがやっぱりビリビリきます! 途中の間奏ではおいちゃん以外の3人が折りたたみノリで演奏しつつ、おいちゃんはステージ中央でスピーカに足をかけ、着ていた黒いジャケットを脱ぎ頭上で振り回しながら客席を煽りまくる!(下のTシャツはピンクだ!!!) 終了後はそのまま間髪入れず「ラッシャー木村は」「エ・ラ・イ!」のコールアンドレスポンスでかけあい曲2連続「オレンジ・エビス」、「ソウルコックリさん」! ソウルコックリさんでは周りの人の手がちゃんとキツネってました!
「今日はさっきノってるかって言っておきながら……約2名が……いやマネージャーとか入れたらもっと人数増えるんだけど、若干2名が、新幹線に乗り遅れましてね」(笑)「自由席に乗って来ました」(爆笑)「いやでもさあ、バンドとかやってるやつって……そんなに高い席乗れるわけないんだよぉ~。あの新幹線の高級な席って何ていうんだっけ???」(笑)「あっ、グリーン車ねグリーン車! そんなの乗ってないよぉ、乗れないよー」「ああ、でもこの間大阪に来てTMレボリューションの西川さんと共演したとき、西川さん帰りがグリーン車だったよ」(話しかけられていたおいちゃん、知らなかったらしく、そうなんだーとうなずいている)橘高さん「あーもうそれ以上言うと貧乏くさい話になるからよそう!」オーケン「橘高さん、のりおくれたんですよ、ね」橘高さん「乗り遅れたよ!(笑)」オーケン「自由席乗ったんですか?(笑)」橘高さん「乗ったよ!(笑)」 オーケン「でも俺たちの場合は自由席って言っても単なる自由席じゃないぜ! フ、フリーダム・チェアーだ!! 自由なんだ!!」
「次の曲行くのに準備運動みたいなのがいるでしょ? エディ、ラジオ体操みたいな曲弾いてよ。ラジオ第一でも第二でもないぜー」おもむろにエディが弾き出す旋律は♪ポー・ロー・ロー・ローン……おなじみの、バッハだ! 「ラジオ体操だねー」ピアノに載せて首肩腰手足の運動をするオーケン(爆笑)、前奏が終わり弾けるピアノ、もちろん「マタンゴ」、そこから続いて「キノコパワー」! 今回位置取り上橘高さんがほとんど完璧にアウトオブ視界だったのですが、ここでようやく橘高さんとエディのバトルが眼前に。引き続いてはUFOから「きらめき」。思い返すと今日はなんだか押しが激しかったみたいで、人の中に埋まって息苦しくなりつつ、おいちゃんを見たいと思って上を見上げたらあれピンクじゃなくて青い巨体がなんかキタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!! ステージ前方まで来られてものすごく軽やかに盆踊りとしか形容できない踊りをするエディ!! ちょっと! エディ! なにやってんの!! そう、この時点で既に度肝を抜かれましたが、今回のエデイ・オンステージはここだけにとどまらなかったのです……!
▼エディ?
オーケンがこのあたりで衣装をチェンジしたような。黒ターバンに黒+紫のコートです。妙にキマってて、格好良かった。詳しくは下の画像参照ですが、今回はオーケンと内田さんの衣装が格好良かったなあ。おいちゃんもリングのベルトがオシャレです! 逆に橘高さんは全然見られなくって残念だった……。確かキラキラの奥様衣装と黒いパンクチックな衣装だったと思うのですが。
「内田君は、筋少じゃないけど、別でやってるバンド(※3-10)で遅刻のエピソードがあるんでしょ?」内田さん「うん。このあいだ、飛行機に、乗り遅れてね。飛行機は、容赦ないね! 飛行機の2分は、4時間に化けるね!」(笑)
「おいちゃんもさっきは、すばらしいイタコLOVEをありがとう。いい歌だった! 「オイオイオイ」ってしか歌ってないけど」おいちゃん「あれはね、オイオイだけじゃなくて、”CALL YOUR HEART”って言ってるんだよ」(笑)おいちゃん「まー、オイオイオイって言ってるようにしか聞こえないんだけどね(笑)」
「サポーテッドドラムス、ファンキー末吉! ファンキーさんは橘高君がやってる別バンドX.Y.Z.→Aから来て頂いてて、僕もこのあいだライブ見に行ったんです。ファンキーさん大先輩なんですけど、二井原さんとボクのMCって基本的に似てるんですよね。ボケMCなの(笑) だから比較的なじみやすいと思うんですけどね。今日はどうもありがとうございます」
「サポートピアニスト、三柴理、エディー! エディはアルバムが2枚出たそうで」エディ「こんにちは三柴理です! 『PianismⅡ』と『The 金鶴』というアルバムが出ました! 今まで出したアルバムはなんだかんだ言って、あとから「あそこをこうしておけば良かったな~」と思うところがあったりするんですが、今回のアルバムはそれがありません! 自信をもって! お薦めできるアルバムですので! よろしくお願いします!」オーケン「ボクもね、大阪にはプレス間に合わなかったんだけどね、ボクがー、ボクの小説を朗読するっていう、朗読CDを出すの」エディ「ああ、おはなしCDだね」(おはなしCD?)オーケン「でもねぇ、ボクの小説、なんか女の子の口調とか多いもんだからさ、それを淡々と朗読してるもんだから、なんか変なオカマが朗読してるようになってるの(笑)」エディ「いや、でも俺も童話とかのおはなしCDいっぱい持ってんだよ。いいよね、おはなしCD。だから、たのしみにしてるよ」オーケン「そう? ありがとう」(ハートフルだ……おはなしCD?)
トークをしながら、オーケンがいつのまにか黒いアコギを手に持っています。「じゃ、僕のレパートリーで「寿」いきます」(笑) X.Y.Z.→Aとのリンクネタだww ニコニコ・ニヤーと意味ありげに橘高さんを見るオーケン。オーケン「あ、「乾杯」だったねえ~」うなずきながら大笑いするファンキーさんと橘高さん、嬉しそうです(笑)バンド交流って感じで、ほほえましいなあ(笑) よし、アコギを弾くぜ! 何かリクエストあるー? ”リッチー・ブラックモア”やっちゃうよ、と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」(笑)のリフを弾きだすオーケン、6音目くらいまではうまくいくものの盛大に音が狂う(笑)「今のはー、○○年のライブの時のテイクだから!」後ろで大受けしてるおいちゃんw 他にもあれこれオーケンのギターが披露され、「僕らがはじめてカバーした曲ー」って内田さんもベース載せてきてなかよしです。橘高さん「この2人が始めたバンドです」
しばらく続くなごやかなオーケンアコギオンステージですけど……オーケン+アコギ、この組み合わせは凶悪曲が始まる前兆ですよね。オーケンがやにわにギターを掻き鳴らし始め、「♪ひとと雲のゆくはぁてはっ どこだろ~ぉー」と歌が乗ったと思ったらいきなり「ちょっと待って」とイヤモニを直し始めるオーケン。えええええ!?(笑)「これがないと歌えないんだよぉ~」く、くそー、かわいいぞ!!(笑)仕切り直してもう一度! 勿論、凶悪曲「風車男ルリヲ」です! さらに引き続くは「世界の果て~江戸川乱歩に」、そして定番「イワンのばか」! 変拍子→横ノリ→押し押しの3連続でぐっちゃぐちゃになりつつ、やっぱりここのおいちゃんのソロはかっこいいなァ、橘高さんも素敵だぁ、って思ってたらまたエディがキーボードの所から降りてきたよぉ!! 2回目だ! 今回おいちゃんサイドはエディに恵まれまくりです。でも、今回のエディのオンステージは此処の枠にすらとどまらなかったのです。そうなんです!! まだあるんです!!!
▼エ デ ィ !!!!!
内田さんがはけて、オーケンとギターズの3人体制、アコースティックタイムですね。オーケン「『三年殺し&KIN-SHOWの大残酷』ってプロモDV集(モゴモゴ)……DVD集ー……プロモ集DVDが発売されまして、見たんだけど、いやー、サボテンとバントラインの猿芝居にはひやひやするね」橘高さん「あれさぁ、監督の言うとおりにやったんだよな」オーケン「ちょっと調子に乗ってたねおれたち(笑)……いやDVD見て思ったんだけど、俺たちがデビューして、そして橘高くんとおいちゃんが入ってきたのが90……年だっけ?」橘高さん「89年な」オーケン「そっか。や、でも80年の筋少と90年代筋少って別れてると思うんだけど、今から思えば80年代の筋少でPV沢山撮ってなくてよかったね!! だって80年代の筋少のままで撮ったら(手振りいれつつ)「きわっ めろっ みちっ♪」とか絶対やってたよ」(爆笑)橘高さん「それジャーニー(※オーケンの身振りからするに、多分1:13あたり)イメージしてんだろ(笑)」 オーケン「『氷の世界』は各自封印しておいてください」橘高さん「あれ撮ったときに監督が「きれいに撮ってあげるよ」って言ってた」(爆笑)「後で監督本人から、「自分のバカ映像イベントで流していいですか」って連絡が来たんだよね……(笑) いやぁ……ねぇ……俺思うんだけどさ、氷の世界’09とかやろっかぁ?(笑)いや、でも、いまの筋少でそれ撮ったら相ッ当なマニアの世界だね。「氷」って書いて「マニア」って読むの(笑)」おいちゃん「(となりで大受けしつつ)……み、た、い……!」(爆笑)オーケン「えっ、見たいの?!」おいちゃん「(うなずきつつ)みたい…!(笑)」
超ウケてたおいちゃんの「見たい」は新バージョンの演奏にかかっているのか、それともPVにかかっているのか気になりつつ、ていうか40代のカラミを見たいのかおいちゃん!? アコースティック版「パノラマ島に帰る」。今回は歌詞飛ばしなし(笑)、うっとりした後にそのまま間髪いれずに「リビドォ!」と叫んで「愛のリビドー」です。エディのピアノと楽器陣の演奏が感動的な曲ですね。オーケンもとても気持ちよさそうに歌っています。楽器陣の演奏も重厚で、うっとりします。そいでおいちゃんはーと思って視線を左に戻したらキーボードの後ろになんかすごくつやつやでたゆんたゆんした白い神々しいぶったいがおいおいおいおいおいエディが脱いでるううううううう!!!!!! 私今日おいちゃんを記憶しようと思ってたのに、ステージライトに照らされたエディの神々しいうるおったコラーゲンいっぱいそうな上半身がメモリ容量の半分くらいかっさらっていってしまいました。今回、おいちゃんがどこかの曲で……たぶん「きらめき」あたりだと思うんですが、今まで見たことないステージアクションしててそれがすごくかわいかった記憶だけがあるんですがだれか詳細な記憶ないですか? ないですか!? そうですか(涙)!!!
「……みなさん。さっき、リビドーの曲中でエディが脱ぎました。エディが脱いだのは新東京正義之士以来かと思うんですが。曲やってる途中、最初に内田君が気づいて「うわぁっ」って顔していて、ボクも気づいて、でも歌歌わなくちゃって思って頑張って歌った」
エディ裸体インパクトを乗り越えつつ続くMC。最近、カラオケに良く行っているというオーケン。「筋少の歌を練習しに行ってるんだよ!!(笑) みなさん、おいそがしいからー(メンバーの方を見つつ(笑)) お前らよく聞けよ、日本で一番筋少のカラオケが上手いのは俺だぜ!!!」(爆笑)「(内田さんに向かって)……いや、最近のカラオケとか凄いんだよぉ。DAMとかさ、オレ歌ったことないと思うんだけど「さらば桃子」も入ってる。一度もやったことない「鉄道少年の憩」も入ってるよ!」内田さん「ほーう」オーケン「よーぽっぽう!だよ。 ……マイケルが鉄っちゃん歌ったら凄いことになるんだろうな」」(※「THIS IS IT」を見たそうで、この後マイケルverの鉄道少年の憩などを繰り広げられてました(笑)))
「じゃ、次からハードタイムだが行けるのかー!」と気合いを入れて、楽器陣も体勢を整えます。ところが楽器を構えているにもかかわらず誰も演奏を始めません。ステージ内外に「?」と一瞬沈黙が流れた後、オーケン「あっ、(入り)俺か!!!」(爆笑)
オーーケーーン!!(笑) さすがにメンバー全員に非難を受けるwww 「ごめん、ごめんねえ!!! だって、カラオケだと歌詞が出るんだよぉ!! カラオケだと歌えるんだよ!!!(笑)」なんだこのグダグダ!!!www
「二日酔いのぉ、無念極まる僕のため! もっと電車よ真面目に走れ!」 ようやく入ったオーケンの叫びの後にカウントが鳴り響き、始まるのは「スラッシュ禅問答」! 途中の「ならば問う!」の掛け合い、今回は橘高さんではなくオーケンが問いかけ側、内田さんがレスポンスです。「イデオロギーなき我が屍を 血祭りにあげるがごとぉし!」と右手を握りしめて掲げながら応ずる内田さんが渋すぎる。引き続いての定番「日本印度化計画」では橘高さんのピックが(めずらしく?)下手寄りにばらまかれ周囲がしゃがむ! そのまま「パブロフの犬」と続き、オーケンがバッテンマークを作って予告する本編ラストの「踊るダメ人間」。このあたりの中のどこかでおいちゃんがペットボトルシャワーしてくれて熱くて死にかけてた自分には大変嬉しかったです。拍手は鳴りやまず、アンコールへ。
~アンコール:スペーシーの美術(すいません)~
オーケン、ターバン外して黒ハットに黒上下で登場。「おじいちゃんみたいですか」(そうかな?)「でもじき本当のおじいちゃんになりますので。……みなさんもどうせなら筋少のライブ中に亡くなられたらいいと思うんだ。曲聞きながら亡くなられたらいいかと。でもそういうときに限ってやってる曲がたまにしかやらない「ボヨヨンロック」とか「おサル音頭」とかだったりして、「ああ~くるくる少女聴きたかったなぁ」とか思って死んでいったりしてね……やめよう!」「えー、次の曲なんだっけ?」
おいちゃん「…」オーケン(のぞき込んで)「おいちゃーん??」おいちゃん「Σ(ハッ)」(爆笑)オーケン「おいちゃん……(笑) 最近おいちゃんってスペーシーな人になってるよね……(笑)」 ああ、おいちゃんの幽体離脱はついに宇宙の域まで到達してしまったのか?!(笑) シーズン2ツアーでの離脱しっぱなしも凄かったですが、今日は現実に引き戻されるおいちゃんの表情がしっかりと見れました!(笑)
無事宇宙から帰還したおいちゃん(笑)、オーケンにちゃかされつつマイクスタンドに両手をかけて、ごあいさつ。
おいちゃん「えー、大阪のみなさんには、9月のOTODAMAに続いて、今回も呼んでいただいて、
楽しいライブが出来ました。来年も、ヨロシク! ありがとうっ!」
ありがとう、こちらこそ、ありがとう……!
きれいなまとめの後始まるマジメな曲。今回の公演タイトルでもある──「何処へでも行ける切手」。ご存じの通り8分近くある長尺曲です。これは・よかった! オーケン、2回目のサビあたりはキー下げてましたが、それ以外はちゃんと叫び切ってくれていましたし、橘高さんの泣けるアコギつまびきソロ(ごめんうまく表現できませんけど大好き)、おいちゃんのイントロ部分&間奏後の唸りギターソロ+サビの部分で規則正しく刻まれる哀愁漂う裏打ちギター(ごめんうまく表現できませんけど大好きその2)。そして、オーケンの歌が終わり、ラストへ入ると、オーケンが背を向け、橘高さんが背負っていたVにスイッチ、内田さんが体を揺らしながら激しくベースを唸らせる。ステージフロントに出た3人が重ねていく演奏の厚さといったら……月テといい、内田さんのプログレ曲は楽器隊の本領発揮ですね。すごい長かったはずなのに濃縮された時間でした。今回のベストアクト。胸をわしづかみにされてしまった感じです……!
その後はどういう流れか忘れてしまったんですが「みんなで遠足にでもいこうぜ!」と一転して明るく「Go! Go! Go! Hiking Bus」でおいちゃんアコギにニコニコ。「大阪、来年の予定はまだ決まっていないが! 来年もよろしく! 最後の曲です」と、オーラスは「釈迦」で大団円。演奏終了後も、みんなしばらくステージにいてくれました。おいちゃんはいつもどおり前に来てくれて前方ゾーンに握手&ハイタッチ。ペットボトルも投げてくれて右脇の人の上を流れていきました(あれ何処まで行ったんだろ?)。メンバーが退場して、ステージのライトが消えます。ああ、終わった……と脱力しようと思ったら、突如「♪パッ・パッ・パラッ♪」と会場に流れてきたイントロ、探偵ナイトスクープ主題歌「ハートスランプ二人ぼっち」!!(爆笑) OTODAMA再びだ~~~~!!(笑) 退場しようとしていたお客さんも足を止め、自然に、むしろ当然かのごとく湧き起こる大合唱(笑)! そこに入るアナウンス「♪本日は、円広志ワンマンコンサートにお越し頂き、誠にありがとうございました!」(笑) そうです、大阪筋少名物、清水音泉さんの終演アナウンスです!!「筋肉少女帯のみなさんは、日本を印度にしてしまえ!と言っていましたが、わたしたちも大阪を(筋少の)ホームにしてしまえ! と言おうではありませんか!! ぼくたち(清水音泉)もがんばります! でも、あまり大きく期待はしすぎないでください!」(笑) 爆笑しつつ、観客が全員一体で大歓声。ここに居る人たちみんなが筋少を楽しみにしてるのが伝わってきて、すごくハートフルな、ハッピーな空間でした♪
……というわけで1st-8th大阪編、終了です! 今回は……そうですね、私個人としては赤坂で聴いてとても良かった「大車輪」「夜歩く」「バントライン」あたりをもっかい聴きたかったのですが、やっぱり初聴き、「何処へでも行ける切手」がとにかく素晴らしかった。この曲が生で聴けたことが本日の最大の収穫です。あとエディのh(ガクリ)。アナウンスによれば、清水音泉さんががんばってくださるみたいなので、また近いうちに大阪で会える日が来ると期待しています。らーいねんもよろしくぅ!
セットリスト
(黎明)~モーレツア太郎
23の瞳
イタコLOVE~ブルーハート~
オレンジ・エビス
ソウルコックリさん
マタンゴ
キノコパワー
きらめき
風車男ルリヲ
世界の果て~江戸川乱歩に~
イワンのばか
パノラマ島に帰る
愛のリビドー~性的衝動~
スラッシュ禅問答
日本印度化計画
パブロフの犬
踊るダメ人間
Encore
何処へでも行ける切手
Go! Go! Go! Hiking Bus
釈迦
終演SE~ハートスランプ二人ぼっち
小ネタ
「あれ、橘高くん今日はいるんだね」「おー、メンバー紹介始まるって言うから慌てて出てきたよ! ……おまえ、居なかったら居なかったでブーブー言う癖に居たら居たで言うんだな!(笑)」かわいいなぁ!(笑)