2010/6/27 「蔦からまるQの惑星ツアー」@大阪BIGCAT

2010/6/27に大阪・BIGCATにて行われた
「蔦からまるQの惑星ツアー」のライブレポートです。



3 D A Y S

つまりは筋少ゲストのアウェーインザライフ→タワーレコードインストアイベント→そして今回の大阪BIGCATなわけなんです。奇跡の大阪3DAYS。その最終日が今日。ええと、ええとですね、詳しくは書きませんが、ものすごく嬉しいことが開演前にありまして、私のやったことはちゃんとつたわってたんだ、つながるきせき、みたいな、そんな感じで、何だかわけわからないと思いますけど、わかんないですよね、いいんだそれで、とにかくこのライブに全精力をつぎ込もうと誓っている異常なテンションでやってきました大阪BIGCAT。もう何回目? 4回目だよ!!! 
今回、北海道からお越しのFさんと参戦。物販は、開始前に並んで、かなり早く物販の机にたどり着くも、うわさの湯のみ、見あたらず。あれ? 湯のみ売り切れちゃったんですかと物販の方に聞くと「まだありますよ」と奥から出してきてくださり無事湯のみゲット。湯のみ人気過ぎ。私の直ぐ後で売り切れていたようです。Fさんのご協力により会場近くで着替えて荷物を置いていざ出陣。筋肉仲間のみなさまともお話ししたりできました。
かくて開場。まっすぐおいちゃん前に突入、どうにか3列目を確保。ここ最近は水戸さんのライブやXYZAのライブ、オーケンのライブにも行ってましたが、どれも面白かったけど、ライブ後においちゃんいないなあ内田さんいないなあ、とか、思っちゃったりしてて、そんな気分が蓄積されて迎えた今日、BIGCATの暗いステージ、いつものBGMに、これだこれだと静かに興奮。ステージにある長谷川さんのドラムセットも、おいちゃんのピックのびっしりついたマイクスタンドも、橘高さんのマーシャルの壁も、焚かれ始めたスモークも。なんだか、今日は、良いライブになりそうだと、そんな予感が……

 10分ほど押して、ですかね。照明が落ち、開場が赤く染まり、OPSEはキングクリムゾン”21世紀の精神異常者”!! 筋少ライブではよくOPSEに使われていると聞いていたけれど、実際に使われているところを聴くのははじめて!! 歓声に迎えられ暗闇の中登場するメンバー、SEにのせて……途中でテンポがゆっくりになるところで、内田さんが体勢低くしてタメてタメてタメて…………楽器と照明のクラッシュダウン! 叫ぶオーケン、煽るメンバー、かきまわしから始まる第1曲目はリード曲「アウェーインザライフ」! メンバーみんな蔦Qの新衣装です。この段階では3列目につき橘高さん内田さんはかすかにしか見えませんでしたが、オーケンとおいちゃんはクリアーに! なんといい場所を確保できたのでしょう! コブシ振り上げ「アウェイ」「アウェイ」と叫び、引き続いてはアルバム順通りに内田さんチューン「レセプター」! こっれがまた、異様に楽しくて! ぐるぐると反復するような横ノリしたあとに「イェア」!と叫ぶのが爽快でたまりません。ジャッ!ジャッ!ジャッ!のリズムを身体で刻む楽しさ! 1回目の転調、緊迫感の迫る演奏部分からはオーケンと内田さんが交互に掛け合いヴォーカル! 内田さんの低音ボイスが炸裂です! かっけー! 思いっきり踊ったあとに2回目の転調、少しゆったりして、そしてふたたび反復横ノリに。
こっれは楽しいよ!!! 是非今後も定番化して頂きたい曲です。踊りたいー!

筋肉少女帯が大阪にやってきたぜえ!! お前ら好きだーーー!!」(!?)
「イェー!」(イェー!)「イェー!」(イェー!)「バーン」\うわー/
オーケン「ほんとにやった……(笑)」メンバーウケてるw
昨日のタワレコのインストアライブにて、関西人は銃でバーンと撃たれると
「うわー」とのけぞって倒れるマネをするが、東京ではそれがない……という話題が出ていたのですね。
赤坂でもやったそうで。今日はBIGCAT観客総出で\うわー/でした。橘高さんが嬉しそうです(笑)
メンバー同士でも「バーン」\うわー/の応酬が。エディはキーボード席からスナイパーのように狙撃(笑)

「大阪、アウェーインザライフのゲスト、インストアライブ、
そして今日で3日間だったんですけど、アウェーに来てくれた人いる? 
まあ、ぼくらの演技は痛々しかったわけですけど……」
「東京での出演の時、カーテンコールやったんですね、水野さんやソニンさんとか居て、こう、あれ手を繋いで両手でわーって上げるじゃないですか。水野さんやソニンさんと手を繋いで、わーって挙げたら、ほら、両手に花って感じで、うれしいじゃない!」オーケンはにかんでるw「だから、俺、わーってソニンさんとかと手をつなごうとしたんだけど、何故か内田君が隣にいて、結局内田くんと手を繋いでしまったんだよ!」(笑)「だから、俺、大阪の時はメンバーは絶対に俺に近づくなよって楽屋からずーっと言ってたんだけど、おとつい、さてカーテンコールだと思って隣見たら何故か橘高君がいるんだよ!!!」橘高さん「(はあい、と手を挙げる)」オーケン「逆の隣は影バンドのベースの仮谷さんで……しかたがないから手つないだけどさあ、何で近寄ってくるかなぁ!」橘高さん「ムリヤリにでも押しのけたりすれば良かったじゃん!」オーケン「うっ……」

 おいちゃんの話。 「本城さん。本城さん、相変わらずラーメン食べてらっしゃるそうじゃないですか」おいちゃん「食べてますねぇ」「大阪の一杯は何だったんですか?」「ああ、もう今日発表したんですけど……」「発表ぉ!?! どこで!!?」「いや、ツイッターで」「まぁたそんな狭いところでぇ!! みんなで共有しようよ!! ……で、どこだったんですか」「大阪の、大国町というところの、無鉄砲って店ですね」\おおぉ~/おいちゃん「オーケンはどこか……」(興味なさげにぼーっとしてたオーケン)「ぼくあまりラーメンは……興味ないもので話広げるの難しいねえ」おいちゃん「今宇宙行ってたでしょ(笑)」「あぁ(笑)」「僕の気持ちがわかったでしょ!」「えぇっ! おいちゃん、俺のMC興味なかったの!!」(しまった!顔をするおいちゃん(笑))「こう、人が楽屋っから今日はどこで何をするかとかずぅっとそればっかり考えてるMCをねぇー! 大変なんだよ!」(おいちゃんゴメンゴメンと謝るも)「俺だって宇宙にいつ行ったらいいかなぁとか考えてて、大変なんだよ!(笑)」(そうなのか(笑))

「内田くん!」内田さん「はい」
「レセプターって曲、あの曲さ、リズムが、ドリフで」(笑)「はい」「途中で「ヨー!」 ってやるじゃない、あれは、ダチョウ倶楽部だと思うんだけど、レセプターって曲は、ドリフとダチョウ倶楽部へのオマージュなのかい?」内田さん「いや………うん、そうかも、しれないねえ」オーケン「意識したの」内田さん「意識は、してないけど、無意識のうちに、……そうなったの、かも、しれない」オーケン「……」内田さん「……」オーケン「せっかく振ったんだから、話を広げようよぉ!(笑)」オーケンと内田さん、モゴモゴ。この会話の途中、おいちゃんはエディの席に移動してちょこんと座られてました。自分の角度からじゃ顔だけでしかも半分しか見えない(笑) オーケンと内田さん、引き続きモゴモゴ。逆に内田さんに振り返されたりして戸惑うオーケン。

この三つのMC順、自信がないです、カーテンコールのMCが最後だったかな? とにかくメンバー全員に色々切り返しをされたオーケン、モゴモゴと「もう、ケンカだよ!」みたいにグダグダと猿芝居的な事を。客席から上がる\えーーーっ/と言う声に、「ケンカだ! 8年経っての仲直りには何が必要か! ラップのようなものが必要なんじゃない?!」 ラップ、というキーワードに客席が沸きます。ラップですよ! ラップといえばあの曲です! しかし仲直りと言えばまずこっちの曲が最初ですよね、長谷川さんの走るドラムが爽快、「仲直りのテーマ」! そしてカウントが入り、おいちゃんのニャニャーニャなリフが響きます、始まるのはアンダーグラウンドサーチライからのセルフカバー、「ワインライダー・フォーエバー」
仲直りのごちゃごちゃにまぎれて、このあたりでどうにか2列目に潜り込めていたので、全員が見えます。ま、間に合った! この曲は全員を見たかったんだ! ……曲の前半、ウッ・ハ! の振りに合わせて、前の方が手をグー・パーに。おお、すでに振りが出来ている! 

 ……ワインライダーは原曲から大好きだった曲で、これがリメイクされると聴いたときは飛び上がって喜んだものです。すごく良い曲なので、沢山の人に聞いて貰いたいと思っていたので、時を超えてリメイクされたのがほんとに嬉しい。そして出来上がったものは正当な筋少メロとして進化したゴージャスなものでありなおかつおっさん4人(by内田さん)のラップが入るというもの前代未聞の凄いモノだったわけですが、さてこのラップパート、ライブになるとどうなるか? 期待しながら、不安もすこし、ドキドキしながら間奏の橘高さんソロが終了したその瞬間、ぱぁっ!と内田さんに白いスポットが当たります。
 
♪彼氏ぃ! の腕はシザーズ……!」

 手を掲げて渋くシャウトの内田さん。「にやっ」とされてたのは気のせいではないと思う。
うっわ、これ、かっこいいぞ!! 
この段階で、会場からもすでにうぉおおお、という感嘆の声が。スポットライトは続くパートの橘高さん、そしておいちゃんへと切り替わり、最後にオーケンへ。全員、見事! これ、心配ないわ、拍手! 一端語りが止まり間奏のみに。「ラップのようなものを聴きたいかと問うならばー!」とか、オーケンが言われてたような気がするんですが、とにかく間奏の間に楽器隊が全員ギターを手放していって、ハンドマイクを持ちながらリズムに乗ってそれぞれ楽しそうに踊る、踊る! おいちゃんがステージの前まで出てきて客席に向けて踊る踊る! 白のスーツの前が閉じてて目も閉じられてノリノリでちょっと格好良すぎーーきゃー!! 後ろでは内田さんもオーケンも踊りまくっています! そして再開するラップの掛け合い! ものすごいグルーヴ感です! 「クランクアップ!」も観客とメンバーでぴたりとハマって、片時もステージから目が離せず。RED HOT TVにておいちゃんが「戦え~」の進化版だね、と言われていましたが、まさに! 橘高さんのソロから、ラップ部分、オーケンの最後の語り……叫びもしっかり入って、曲終了までのテンションの凄さといったら! かあっこいいいー!!! すばらしい!!

終了後も踊ってるおいちゃん。たしかこの辺でジャケット脱いでた。「おいちゃんはディスコに行ったことがあるんだよね」おいちゃん「行ってたよ~♪」(踊りながら)「『愛のコリーダ』とかで踊ってたの?」(♪あーいのコリーダッ♪と口ずさむオーケン)「あと『サタデーナイトフィーバー』とかさ♪」「それちょっとあとじゃない?」「いや、かかってたよー!」(おいちゃんごきげん)「内田君、「本城先輩は、ディスコに行っていて、かっこいいんだ」とか言ってたよね…… ディスコとか……俺たち文系だからわからないよ……いや、ディスコに行くようなやつはぁ筋少には来ねぇよな~」おいちゃん←(※ディスコに行くような人)、「ぎく!」としながらそろーりと後ろ向きにステージ袖にひっこんでく(笑) かわいい(笑) オーケン「おいちゃん(笑) おいちゃんは本来そっち側の人だったんじゃない?(笑)」おいちゃん「あー、ケラさんに会っちゃったからねぇ…(笑)」(ケラさんのせいなんだ……(笑))

 「今回は大阪がソールドアウトで…… 全会場中、大阪が一番最初にソールドアウトになりました」(わああ)「去年はOTODAMAに出させて頂きまして、その時はねえ、ビークルさんやユニコーンの手島さんとかと日本印度化計画を大セッションするという才能の無駄遣いをねぇ……(笑) 残念ながら筋少、今年の関西での夏フェスの予定はい・ま・の・と・ころ(いまからでもいいのよ!!!)ありませんが、夏フェスの気分を味わえる曲をやろうと思います」
 というわけで「あのコは夏フェス焼け」、引き続いて「暁の戦力外部隊」! 夏フェス焼けではなによりサビでいきなりエディが前に飛び出されてきたと思ったらすんごいノリノリに弾んで手振り付きの踊りを!(笑)「あっほんとだぁ!」は橘高さんでした。続く「戦力外部隊」は、最初の「部ー隊ー~~!!」のところが生の音圧で聴くとステージの緊張感と相まってこれまた格好良くて! こころなしかCDよりも長かった記憶があります。二つとも客席とのコールアンドレスポンスだらけの曲で、ライブに参加している!という感じがありました。踊って吠えて楽しい! そしてそのまま、ようやく定番曲「これでいいのだ」! おいちゃんのカッティングがかっこいいよー! 今回もタオル回しありました。しかしながら、タオル回しは疲れるぅー!(笑)

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余談になりますが、今回のビッグキャット、暑さが異常でした。夏場だからということもあるのか、ソールドアウトの熱気か、どちらかはわかりませんが、ただ立っているだけでも支えにしていた足を汗がだらだら伝っていくのが判る、とてつもない湿度と温度でした。あついーと呻いていると、ふと後ろの方が扇子を取り出しておいちゃん前方ゾーンを扇いでくださったんです! 熱気の中に漂った風は冷たくて涼しくて、まさにクーラーのよう……扇いでくださった方、このレポート読んでらっしゃったりしないかなぁ? ありがとうございました。周りの人も和んでました。
ライブでは、特に前方ゾーンでは、お互い様の場所であるとは判っていながらも、色々なことがあるところで、殺気立つところで、ヘッドロックされたりひじ鉄されたりしたこともあったけど、かばってくれたり、視界に気をつかってくださったり、進路を譲ってくださった人とかもいたりするわけで、そして今回の心遣い。染み渡りました。観戦中は、周りの人にも、お互い気を遣い合って、きもちよく観戦できるといいですよね。したいな。

閑話休題。「赤坂ブリッツで内田君は家のビワを持ってきたんだ」「あれはエディに食べさせるために持ってきたんだよ」橘高さん「それでオレのマーシャルが陵辱されたんだよ!(笑) マーシャルの壁に刺しやがんの、ビワを」 きつたかさん、りょうじょくて(笑) 想像すると微笑ましい光景ですよね。そんな橘高さん、赤坂ではアドリブのソロをやった、とのこと。大阪でもやっちゃおうか、激弾きコーナーを、という話の流れになり、「お題をくれ!」オーケン「ディープパープル入れて~」内田さん「「お~ま~え~は~ア~ホ↑~か~」っての入れて~」橘高さん「(笑) いぃよぉ、今日は録音してないからね! やっちゃうよ! あ、でもオレからもお題出してイイ? オレがギターを「バーン」ってやったら「わあー」って騒いでね!」との貴公子からのオーダーも。やってくれなかったらさびしいから、だって。かわいい(笑)

橘高さんにぱあっとピンスポットが当たり、激烈な轟音がとどろきます。橘高さんのアドリブソロきましたーー!!!! 攻撃的な爆音がギャンギャン響きます! 口で説明しろと言う方が無理がある、ものすごい掻き鳴らしっぷり。 ディープパープルはどこで使われたのかはわかりませんでしたが、カッコイイソロの終了の所にちゃんと「♪ギューンギューンギューンギューンギューンギューンギュゥウウー~~ン」(例のフレーズで)を入れて落とし、そのまま掻き鳴らしたフレーズから開始する「家なき子と打点王」! ヘドバン必須の橘高さん疾走ナンバーです! 両手ひろげて\かっとばせー/! サビの切なげな音色が胸にきます。そしてそのまま、エディのピアノソロへ…… これは聴いたことがあるぞ(ショパンのワルツ 第7番嬰ハ短調op.64-2。0:50あたり、途中テンポが速くなるところから、です)……くるくる回るようなワルツから繋がる美しいピアノ、3回目でまだ飽きない「爆殺少女人形舞一号」。橘高さんはギター3本体勢。美しすぎるなあ…… 中盤のくるくる回って~のところは、リキッドではミラーボールぽいものが回って幻想的な空間でしたが、ここではぱっぱっと切り替わる照明でした。前の方で見る眺めと、後ろにいる眺めは両立できないけれど、ステージ全体がどうなってるか見てみたかったな。オーケン、この曲は座られながらうたっていました。そのまま座りっぱなしで続くのはアコースティックモードで、「子犬に……してあげよう」じゃなくて(笑)「子犬にしてあげる」ですね。これはレアじゃね!? オーケン、間奏で空気犬を散歩します(笑) チワワだったらしいけど……?(笑)

「インストアのあとね……僕楽器屋めぐりしてたの」おいちゃん「楽器屋ぁ?! ……ぷっ(笑)(ナチュラルに吹かれていておかしかった)」橘高さん「あーあーイシバシ楽器とか行っただろ! KEYもな!」オーケン「ギター見に行ったの……」06_27_guitarokkake.jpg「うわー!」とヌンチャクを振り回す(笑)オーケンに、いったん引き下がるおいちゃん。そこに橘高さん「こいつ、やってんのアコギだからエレキはいらないんだ!」と指摘、おいちゃん、袖からアコギ(タカミネー♪)をわざわざ出して貰ってきてまたオーケンを追いかける(笑)
オーケン「いやいやいやいや!!! もう! あなたたちみたいにジャカジャカメキメキ弾ける人はいいけど!」(おいちゃんがジャカジャカで橘高さんがメキメキだな、と思ってたら橘高さんがギターを軽くメキメキさせてらっしゃった(笑))

「……いや、それでね、インストアの後、楽器屋さん行ったの。はずかしいから、みんな帰ったの確認してから行ったのー。 ふつうああいう所ってすぐ店員さんくるじゃん。誰も声かけてこないんだよね。気づいてるのかな」橘高さん「そりゃ気づいてるよ(笑)」オーケン「それでね、ベースを試奏してる子がいたのよ。何弾いてたと思う? 「イワンのばか」!」(爆笑)橘高さん「行ってジャムんなかったの?」オーケン「いや、選択肢は幾つか考えたんだ! 「やぁ、ありがとう!」って行くか、とか、色々数パターン考えたんだけど、結局逃げた」(笑) インストアの後、夜の大阪の町で、おいちゃんはおいちゃんで赤飯おにぎりについてコンビニで尋ねていて、オーケンはオーケンで楽器屋でワタワタしていたかと思うとなんだかとってもほのぼのします(笑)
 「さて、そんな僕ですが参院選に出ることになりまして」(爆笑)その時はこの男と一緒に!ということでここからは怒濤の筋少タイム、「イワンのばか」、続いて「ロシアンルーレット・マイライフ」! ロシアンは新人シーズン2からは聴けないだろうなあと思ってたし、この2曲の繋ぎが嬉しい! 欲を言うとこの後トリフィドやってくれたら昇天できましたけど昇天はまた後にできたので全然OKです。つづく「踊るダメ人間」でジャンプした後に、オーケンが退場。うろうろと残っている内田さんとおいちゃんと橘高さん。内田さんが「ああっ! ボーカルがいないぞ!!」ざわつく場内。「それじゃあ、この曲を、やっちゃうか! やってやろうか!!」と始まったのは内田さんボーカルで「モコモコボンボン」!! うきゃー! 3人がステージでまとまって弾かれてる姿がかっわいいいい!かっこいい!! 内田さんの渋いボーカルも堪能です。そして間奏で謎のクマが出てきたのには(笑) ふいた(笑) オーケン(笑) クマ(笑) そして最後の曲です!と「ツアーファイナル」で本編が締められ、アンコールへ。もう汗ぼとぼとです。


~アンコール~

アンコール1曲目はアコースティックで、「香菜、頭をよくしてあげよう」
おいちゃんの、赤いアコギが綺麗だな。メロディが、いいな。
「この香菜が、そのまま、20年後にやってきたような、そんな歌です」と始まるのは
「若いコとドライブ~80’sから来た恋人」。船長の語りからのなごやか曲かと思いきやつたきゅー随一の泣き曲だという不意打ちナンバー……最初の語りは外されています。\ハッピー/\ラッキー/とレスポンスしながらも、やっぱり「この空も~もうすぐ輝く星達も」で、胸が締め付けられて、泣きそうになるんだ。そして、そのまま続いて始まったのは、なんと、なんと、「境目のない世界」……!!
この曲繋ぎは反則だ。境目のない世界は筋少にハマったあの時に、まだライブに行く前に、繰り返し聴いていた1曲。
……ああ、筋少さんがすきだよ! ステージと客席の境目がなくなってしまって、ステージと日常との境目がなくなってしまって、ねえ、ねえ、このままずっとこの空間が続けばいいのに……もうあと何曲かで終わっちゃうよ。楽しいけどうれしいけどせつなくて泣きそうだ。……けどおいちゃんがニコニコしてたのでニコニコしました。
その後せつない空気を吹っ飛ばすかのように「釈迦」が入り会場大狂乱(ほんとこのはっちゃける瞬間好きだわー)おいちゃんの大ジャンプも決まり、オーラスは「アデイ イン ザ ライフ」。輝きは夢あとみたいだ、すぐ消える、けどここにまだ輝いている。終演後、おいちゃんが客席に手を伸ばし、ステージ下に降りてきてくれて前方を端っこまでひとめぐり。ステージでは内田さんがオーケンと手をつなごうとして断られて(笑) 最後に、橘高さんとおいちゃんが、ステージ中央でカーテンコール。何回も礼をしたあとに、手を繋いだまま軽くジャンプをされます。ありがとう、ありがとう……どうもありがとう!

こんかいはほんっとーーーーーーーーに、よかった! ステージが、ずーっときらきらしていた! セトリもパフォーマンスも、文句無し! 新しい曲はみんなで楽しめる仕掛けが盛りだくさんで、お腹一杯のライブでした! こんなに終わるのが惜しいライブは久しぶりです!
「ワインライダーのラップは、おじさんたちのカラオケ大会を見ているようでしたが、それを見ているみなさんの目がとてもきらきらしていて、僕たちも、がんばって、筋肉少女帯さんを大阪へ呼ばないといけないなと思いました」と終演後の清水音泉さんのアナウンス。公演中、大阪の次回公演が決定したことも発表されました。そうです、大阪筋少ライブ、次は、11月! ライブ詳細の発表が待たれます。その時も、全勢力で筋少さんを迎えたいと思います。やるぜ!!!!

そして実は今日もう名古屋ライブ当日でして、このまま名古屋公演へと向かいます。1ツアー2公演繋ぎは初めて(武道館を入れたら2回だけど)だぜ! しかしもう一度新曲群を聴くのが楽しみなんです! 待ってろ名古屋ー!

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セットリスト

1. アウェーインザライフ
2. レセプター(受容体)
3. 仲直りのテーマ
4. ワインライダー・フォーエバー(筋少Ver.)
5. あのコは夏フェス焼け
6. 暁の戦力外部隊
7. これでいいのだ
8. 家なき子と打点王
9. 爆殺少女人形舞一号
10. 子犬にしてあげる
11. イワンのばか
12. ロシアンルーレット・マイライフ
13. 踊るダメ人間
14. モコモコボンボン
15. ツアーファイナル

encore
16. 香菜、頭をよくしてあげよう
17. 若いコとドライブ~80'sから来た恋人~
18. 境目のない世界
19. 釈迦
20. アデイ イン ザ ライフ