2010/7/2 「蔦からまるQの惑星ツアー」@名古屋ボトムライン
2010/7/2に名古屋ボトムラインにて行われた
「蔦からまるQの惑星ツアー」のライブレポートです。
境目のないステージ~名古屋ボトムライン
つたきゅーツアー、名古屋…… 名古屋にやってくるのははじめてです……バスで揺られて2時間半、昼バスからの風景がとてもきれいで、夜行バスには無い楽しさでした。サービスエリアで休憩でお店見てニコニコ、うーん、これは楽しい。東京行くときも昼行バスを使おうかなあ……などと考えながら、着きましたよ名古屋! ホテルにバタバタと荷物を置いて、一路今池へ。今池、名古屋ボトムライン!
看板が素敵です。シネマティック!
ライブハウスの2階に上がり、そのままフロアへ。後ろの方に段差有り。雰囲気の良いライブハウスです。最近はスタンディングはビッキャ→リキッド×2→シャングリラ→ビッキャだったから新規開拓はひさびさだ、素敵だなァ、と思いつつかなりの良番だったのでおいちゃん側2列目へ。と、気づいたんですが、ここ、何か、違和感が。
!?
そうなんです! ここ、フロア最前柵と、ステージの隙間が、ないんです! 柵の高さに隣接して、ステージがある感じ。聞いたんだよボトムラインには……隙間がないんだ! まさに境目のないステージ。手を伸ばすとモニタに手が届きそう、というかあまりに近すぎてモニタ自体が視線の障害物になってる、こ、これはものすごいことになるんじゃないのか、と思いながら開演待ち。
10分押しくらいで照明が落ち、今回もキングクリムゾン「21世紀の精神異常者」から幕が開きます。暗闇の中登場するメンバー。内田さんがやはりタメを入れて、ステージが真っ白になり、スタート! や、やっぱりだ! メチャクチャ近い! ほぼおいちゃんを垂直に見上げる感じです。近すぎてむしろポカーン。先に言っておきますと、セットリスト、大阪とほぼ同じです。1曲目「アウェーインザライフ」から、2曲目の「レセプター」へ。オーケンと内田さんのかけあいが気になっていたので、しっかり観察しました。「わたしのことみてるもん、はりつけにしてーよ」がオーケン、以降内田さん「あわれかれは十字架」オーケン「だけど受け入れたー」と、最後まで1フレーズごとに入れ替わり、オーケンが「愛はそうレセプター」で締めです。というわけで、前回のライブレポートのイラストは多分間違っているようですが、その場の記憶ということでご容赦下さい。いずれにしてもかっこいい! ジャッ・ジャッ・ジャッ!
「レセプター」終了後、MC。
「名古屋ねぇ。今名古屋大変なんでしょ……名古屋場所とか(笑)」「前来たのいつだっけ? このあいだ、東京と大阪では旧譜ライブをやったりしたんだけど。名古屋はね、やってないですね。所謂名古屋飛ばし……ゲフ」「最後にボトムラインに来たのは随分昔でねえ、子供がフロアを走り回っていたりしたんだけれど、その子供を連れていたお母さんが筋少のスタッフと結婚しました」(ぇええぇえぇえ)「ホントだよぉ? 僕も客席から「パパー」とか言われたらやだね」「というより、「パパー」じゃなくて「おとうさん!!」だったらもっとコワイ」(橘高さん爆笑)オーケン「あなた何笑ってるんですか!」橘高さん「オレは笑えるんだよ!!」
今回のハイライトは物販の水筒。おもむろに水筒を取り出し掲げるオーケン。「物販の中で、これだけ、売れてないんだ! 」生々しい(笑) 個人的な意見ですけど、湯呑みは無論リキッドのゆのみMCからで、水筒の意図としては夏フェス向けだったんだろうけど、湯呑みと水筒って水もので用途がかぶるじゃないですかー。だからMCネタでもあってめずらしくて値段の安い湯呑みに流れたんだと思うんですよ。って、おいちゃんが水筒から水飲まれてる(笑) 他のメンバーも(笑) ほうほう、という感じで飲まれてる内田さんww 「何かこれね、使い道を考えようよ。サンフランシスコの所で♪パパパーって出るときに」(水筒を掲げて)「♪パパパー」って……」 エディも水筒を使ってがぶがぶと水を飲まれています。水を飲みきった後にコップからぱっと水を切られるんですが、その動作がものすごくキレがよくてカッコイイという……(笑) で、その横でおいちゃんが、コップを軽く掲げてエディに「かんぱい」しようとされてたんですが、エディが気づかず。2回くらいやってたけど気づかれないのでそっとコップを降ろすおいちゃん(笑)
橘高さんがお酒をやめられたという話。おいちゃん「ついに酒飲むのぼくだけですよ!」オーケン「あのねえ、僕と、内田君と、エディと長谷川さん、飲まない組っていて、それで打ち上げの時、割と早く帰るのね。こないだも「おつかれー」って言って帰ってたら、その後ろに見慣れない金髪のやつがいるの」「橘高さんなんでお酒やめたんですか?」橘高さん「……今から一時間半ハナシしてええ?」オーケン「やめた理由言いたくないんですか?」橘高さん「言いたくねーよぉ!!」(かなり悲痛に即答)おいちゃん「昔は朝までつきあったのにさぁ(笑)」橘高さん「ほんとにな(笑)」おいちゃん「ねえ(笑) またやろうよ~」橘高さん「いらねぇよ!!」おいちゃん(ガーン!)
オーケン「筋少もねえ、スタッフも全員40代超えててねえ、それで酒飲まなくてね、そんな状態で打ち上げがどうなるかっていうとね、大人のごはん会になるのよ……。大人のごはん会はつらいぞぉ! そのごはん会を阻止するためにはどうすればいいか! ごはん会を! やる必要がないほど! おまえらが俺たちをヘトヘトにするくらいもりあg(噛む) ……盛り上げてってくれよぉ!! 盛り上がりに何が必要かと問うならばー!」 ラップのようなもの、ですよねえ!
オーケン「……いや、まずはこの曲からか!」と「仲直りのテーマ」。
長谷川さんの走るドラムロールに会場がシェイク! って、ああああああ、隙間入れた、最前だぁああああああああああ! おいちゃん足元、ほぼドセン、モニタの真後ろ! 手を伸ばしたらモニタが届くというかステージに半分乗り出す感じでモニタにもたれかからないと体勢が保てないというレベル。な、なにこの会場?! 奇跡じゃないですか!
あのね、あのね、うわついたはなしをしていいですか? おいちゃん、演奏中モニターに足かけられるじゃないですか! それで私はモニターにもたれるような感じで手をかけて観戦してた(上半身がはみ出る形になるので、かけざるを得ないんです)わけですけど、おいちゃん、モニタに足をかけられるためにこちらに動かれようとするとき、絶対こっちを見て下さるんですよぉ!(@@) 足かけるのを確認されてるんだと思うんですけど、
「いまから足かけるよ」的な幻聴が聞こえたような気がなんて役得……! もちろん、そのたびに邪魔にならないようにすぐに手をどけましたよう(*´▽`) ステージングに協力できてる感じで嬉しかったです!
仲直りの後はラップのようなもの、今ツアーのハイライト!「ワインライダー・フォーエバー」。2度目なので、ステージの振りをしっかり観察。初めのおいちゃんのリフの所では、おいちゃんにぱっとスポットがあたります。途中のラップコーナー、踊りまくるメンバー。オーケンと内田さんの踊り……というか腕の振りが前回の大阪より振りが大きくなっていたような。ラップのところでどこかでちょっとだけ詰まった所があった気がしますが、それでもやっぱりカッコイイです!
サポートのお二人紹介+名古屋場所関連のMCを挟み(オーケンが貴闘力を「きとうりき」と読み間違えるとか、エディ曰く早弾きをするお相撲さんがいる、とか。エディ「イングウェイじゃないからね!」→橘高さん爆笑)「あのコは夏フェス焼け」、エディの例の振り付けを楽しみにして来たのですが、今回該当パートになってもエディの姿が見えません。角度で見えないのかなと思っていたけど、ステージのどこにもエディがいなかったみたいです。あらら残念。どうしたんだろ? 前回の大阪ライブの、筋少ファンの方の感想を見ていて、!おいちゃんが「頭が真っ白になった~」のところで頭をかかえる仕草が素敵!、という事を聞いていたので、見逃していたその辺も注視して見てみます。きゃー、かわいいっ! 「暁の戦力外部隊」はやっぱり盛り上がります。このコーラスの応酬はいいですよね。言うの「ね!」ばっかりでとっつきやすいし、初めての人でも入りやすいんじゃないかなあ。曲終了後、アウトロの所でおいちゃんが原曲に無い感じのコーラスを入れられてました。距離がとにかく近いので、聞き逃しそうな声もよく聞こえるんですよねぇ。
次々とステージから去るメンバー。オーケンひとり。
「えー、メンバー紹介をしようとしましたが、メンバーがいません。」ひ、ひさしぶりだ(笑)
「曲終わったらおいちゃんと橘高くんがさっさとどっか行っちゃって、後ろむいたら内田君はまだいて、あー、内田君は、長い付き合いだから、ちゃーんと残ってくれるんだなぁ、って思ったら退場するし!!」(みんなが消えていったステージ袖に向かって)「あの人達は何やってんの! メンバー紹介の時間だよ! 内田君! ちょっと見えてるんだからね! うわっ内田くんおヌードじゃん!?」(エェエエエ!?) 衝撃発言挟みつつ、オーケン、むりやりメンバーコール。「ベース、内田雄一郎ーー!」しかし来ない内田さん(笑)「もう、来れるやつから来いー!!(笑)」 誰から来たんでしたっけ。おいちゃんと内田さんがとりあえず登場です。オーケン「ここまでが限界でしたね」(橘高さん来れなかった(笑))
4人そろった後……だったと思うんですが。ちょっと自信がないです(もうちょっと、曲終わってから直ぐだったりしたような気がするのですが……)オーケン曰く「えー、プロペラ犬さんとアウェーインザライフという劇をやりました。東京と大阪でやりましたが、名古屋ではやりませんでした。名古屋飛ばしでしたので、今日はここで、僕たちが出演したシーンを再現したいと思います!」エエエエエッ本気で?!(笑) ステージ上でワタワタと体勢を取るメンバー。顔つきあわせて相談です。「どっちから?」「赤坂サン!からだよ」「2回目の登場からいく? そうする? それからやろう」(わたわた、わたわた(笑))かーわーいーいー(#゚□゚)
アウェーインザライフの寸劇コーナー(笑)
オーケン「簡単に解説すると、水野美紀さん扮するレナって役の女の子が居て、彼女はバンドをやる気がなくなっちゃってる、ぼくらがそのレナを励ますシーンから、行きます」これが、「2回目の登場」です。劇中、筋少は2回登場しているのです。橘高さん(だったはず……)が「ちょっとまったぁ!」4人でステージ下手に行ってオーケンが口ずさむ「♪デンデケデンデンデデンデンデ」出ばやしのレセプターwに乗って4人登場。「誰か殴られ役やらないと」長髪のローディさんが水野さん役というテイで、「僕たちが水野さんを励ますために平手をするという……もちろん演技なんですけどね。では行きます」 全員がローディさんを張り倒します。内田さんだけ両手で何かを持ってバシッと殴る形なのは、本番ではiPadで殴っていたからです(笑) そして続きのセリフ。おいちゃん「”お前も本当はこんな所で負けたくないんだろ! バンドをやりたいんだろ”」「っていうかここで大槻が入るんじゃなかったっけ?」(笑)「そうだっけ?! ここで「おねえちゃんがわかんなーい」ってソニンちゃんがやるんじゃなかったっけ」「お前だよ!」「ああ、思い出した!”目を覚ませレナ! ようは気のもちよう!”」おいちゃん「”お前も~~~(途中盛大に噛みつつもっかい長セリフ(笑) ああ笑えるけどかっこいい)……バンドやりたいんだろっ!」内田さん、トコトコトコと近づいて、「…… ……なんだっけ、忘れちゃった」橘高さん「お前本番はiPadでカンニングしてたから覚えてねーんだろよ!(笑)」 この後も「テキトーに言えよ」(橘高さんが内田さんに向かって)とか、オーケンはやたらめったらソニンさんの真似をしまくりだとかもうグダグダです(笑) 1回目のシーンもちゃんとやってくれました。文章ではちょっと伝わりづらいと思うのでこのへんでおいておきます(笑)
アウェーの出番再現の後、劇中でも登場の後、「曲を聴かせてくれ」という風になり→演奏、という流れだったんです……それと同じように曲に繋ぐってことで、橘高さんにピンスポットが当たり、超絶ギターソロの開始です! うっはーかっけえーーーー!! 大阪での時もすごかったけど2回目聞くとまたすごいなー!! 超絶ギターソロから「家なき子と打点王」そして「爆殺少女人形舞一号」。爆殺は名古屋では照明演出ナシでしたが、聞き惚れます。続く「子犬にしてあげる」今回、おいちゃんの位置がすごくすごく近かったので、そして音もよかったので、子犬にしてあげるのアコギがなんだかとっても心地よく響きました。
……そうです、改めて、視界の話を。ボトムラインはフロアとステージの境目がありません。つまり最前列=メンバーが前に来た、だけで、本気で触れてしまう!というとんでもないゾーンであり、比喩でなく「となり」においちゃんだとか「となり」に橘高さんだとかが平気でありえてしまう場所だった、わけです。橘高さんが前にばあっとこられた時には、なんとついにドレスを触ってしまいました。ていうか網タイツに覆われた太ももも見えてしまったし、白いブーツも触ってしまった! おいちゃんブーツもジャージ?も全然普通に触れてしまったり、オーケンと内田さんももう少しで触れたのですが、このお二人はなんだかドキドキして触れませんでした……(笑) 2,3列目の方も手を伸ばせば楽勝で触れてしまうので(3列目くらいの距離が通常の最前距離と言っていいでしょう)、メンバーが前に来たときの手のばしが凄かったですね。とはいえ、前方の観客さんも無節操に触りまくっているわけではなく、ちゃんと場面場面をわきまえた触り方だったのが印象的でした。今まで何度か最前は経験させて頂けたけど、ここまで近くで見たことはなかったよ……! はあ、なんていいハコでここに潜り込めたのか。幸運に感謝するばかりです。ありがとうございます。
MC。何かがあっておいちゃんにツッコミが入ったんだっけ?「おいちゃんオレのハナシ聞いてないでしょ」という問いに「聞いてないね」ってはっきり答えたのこの辺でしたっけ? 記憶があいまいです。オーケン「おいちゃんはいっつも宇宙に飛ぶんだから」おいちゃん「違うよ、ちょっと聞いてくれよ~!(笑)」(話振るの、めずらし!)オーケン「何ですか?」おいちゃん「あのね、今日、名古屋城に行ったんだよ!(`・ω・) おもてなし武将隊っていうのがいるっていうから」(客席からおおお~と言う声)オーケン「おもてなし……w?」おいちゃん「おもてなし、してもらえるって聞いたから、行ったんだよ。そしたら、武将隊、いなくってさ~~……おもてなし、してもらえなかった(´・ω・`)」オーケン「名古屋城には、おもてなし武将隊ってのがいて、おもてなしを、してくれるはずなんだけど、おいちゃんが行った時はいなくて、おもてなししてもらえなかったってことですか。そうなんだー、へ、へえー(笑)」」客席から\土日ー!/おいちゃん「土日なんだぁ?(少し悔しそう)」オーケン「じゃあ明日いけばいいじゃない」おいちゃん「ま、今度行くよ」
「おいちゃんはのびしろがあるよねえ。ツアーで地方とか来ても、ちゃんとどこかに行ってるよねぇ。俺たちもうどこにも行かないもんな。ねえ内田君」内田さん「そうだねえ、行かないねえ」
筋少は大変なんだ、これから筋少はどういう感じになろうかと言うオーケン。立ちっぱなしで身体がつらいので、こう、天井から糸が下がってきて俺たちもお客さんもそれを支えにするといい。「糸が下がってくる時に「♪大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫」って歌が流れて~(笑)」とかなんとか右3人で言ってる間、だったはず(もしかしたらここもう少し前かも……)、おいちゃんがどっか飛んでます。お約束通りというか……おいちゃん前がざわめく(笑)オーケン「おいちゃん?」おいちゃん(はっ!)オーケン「あなたねえ、また宇宙に行って。なんで楽器持ってないんですか!」(←他全員持ってる(笑))「イタコLOVEでもやるんですか?!」(やってー!(笑) ちょっと期待しちゃった(笑))
オーケン「名古屋飛ばししちゃいましてね。名古屋の皆様には申し訳ないです。いっそ名古屋のバンドになろうか!」橘高さん「いいよぉ」内田さん(ほうほうとうなずく)オーケン「大須とかに住むの!」内田さん「大須なんだ!」……と右3名が喋る中、おいちゃん、スタッフさんが手渡したキャパリソンをスタンバって、音を消してじゃかじゃか弾かれます。ステップなんか踏まれつつ、ノリノリ。オーケン「おいちゃん! さっきは楽器も持たずに宇宙に行ってたと思ったら次は……(笑) それは喋ってないではやくやれってことですか」 ニコニコノリノリなおいちゃん(笑)おいちゃんに急かされて(笑)、ここから怒濤の筋少タイムです。「イワンのばか」、ロシアンが入れ替わって「心の折れたエンジェル」(これは嬉しい!)「踊るダメ人間」、「ツアーファイナル」。ツアーファイナルでオーケンがハケて残り3名、内田さん「この曲を、やっちゃうかー!! カモン、トシちゃん!!」トシちゃーん! おいちゃんにピンスポが当たって、ジャカジャーンジャカジャジャーンとはじまる「モコモコボンボン」!、まさかの本編〆です(笑) リラックマぬいぐるみのオーケン、大阪の時と違い間奏ではなく歌パートが終わったあたりで出てこられました。何かあったのでしょうか(笑)照明が落ち、アンコール。
~アンコール~
「みんな水筒買ったかい?」
おいちゃん「今回オレが物販番長なんだよ(笑) 番長渾身の物販です、ヨロシク」オーケン「物販バンド? ……ああ、物販バンドとしては、もっと物販を売っていかないといけないっていう……」(違う(笑))おいちゃん「いや、物販”番長”~」「ああ、物販番長なの! おいちゃんが。じゃあ、この水筒はおいちゃんが企画したんですか?」おいちゃん「それはね~~(苦笑)、ちょっと別のところからなんだよ。物販番長としてもね、あれはちょっと不安だった(笑)」橘高さん「え、でもオレ水筒すきだよ、いいなぁ~って思ったもん。こうさ、車とかに置いてあるとええなぁって思った」橘高さんは水筒がお気に入りのようです(笑)車に筋少水筒を置いて家族でおでかけする橘高さんの姿が思い浮かんで、ちょっといいなあーって思ったりしました。物販買っていってね~、とおいちゃん。
次の曲はアンプラグドで。ギターを弾くと、なんか変な音がするんだ、とオーケン。「かしゃかしゃした音がね」おいちゃん「こう?」(おいちゃんのギターが不協和音を奏でる! ガシガシ)オーケン「うーん」(首を捻る)橘高さん「カシカシした音……? あ、わかった! それ、ピックが垂直になってないからだよ。ピックが当たっちゃうの。エレキメキメキだと、それでもいいんだけどね。(実際に弾きつつ)こうやると、いいんですね」(橘高さん、丁寧だー! ふーみんのギター教室だ!)オーケン「へぇ~……ESP(※ライブ中度々話題に出た名古屋の音楽学校のこと)でもそう教えてらっしゃるんですか?」橘高さん「それオレが今言おうと思ったのに!」(笑) 橘高さんはここのMCで、アルバムの売れ行きについて熱いセリフ……も披露されてました。アルバムが売れたのは君たちのおかげだよ的な内容。詳細な内容をほとんど覚えていないのが悔しいのですが、3フレーズくらいあったかなあ。これがまた熱いんだ。橘高さんにあんな感じでささやかれたらメロメロになっちゃいますよ。横で聞いてたおいちゃんが、最初は「ふーん」って感じだったのに、セリフが進むごとにすごい「ほうほう」とした感じで真剣に聞いてたのがおかしかった(笑)
「香菜、頭をよくしてあげよう」から「若い子とドライブ~80’sから来た恋人」。そして、名古屋でもやりました、「境目のない世界」!(´;ω;`)ウッ…… そしてモンキーダンス「釈迦」! 私事ですみませんが、今回、おいちゃん前で手振りと叫びをがんばってみたんです。そしたらこのあたりで沢山おいちゃんが見てくれてニコってしてくれて、嬉しかった。まぶしくてステージが見えないとかでなくて、距離が近かったから、はっきり見えたから、たぶんね、たぶんだけど、きっと見間違いではなかったと思う。そして釈迦が終わってアウトロのところで、おいちゃんが……おいちゃんが……
オーラスは「アデイ イン ザ ライフ」。イントロのコーラスが会場に響くと締まりますよねえ。最後のキラキラした名残惜しい感じに良く似合う曲なんだ。トリフィドは時間は決まっていないけれど、アデイインザライフは夜明けの雰囲気がある。明日の夜明けに向かって行くような、そんな感じ。名残惜しさとすっきりした清涼感が、オーラス曲にぴったりだ。降りる隙間はないから、前方に座って、「たのしかった~!」とフロアに語りかけるおいちゃん。ありがとう、どうもありがとう! 最後に水筒を手に持った内田さんが、まるで神社とかで清めの水を撒くように客席に水を撒いて、名古屋公演は終演を迎えたのでした。
はじめてツアーに2度参加した! これ、セトリがほぼ一緒でもすごく楽しい! もちろん大前提としてつたきゅーの楽曲の良さがあるわけですが、それにしても、楽しいです! 一度参加したから余裕を持って曲に臨めるし、他の方が述べられてたメンバーの動作とかを「次の公演で確認してみよう」という気になったりして、注意して見れたり。新しい楽しみ方を見つけられた感じがします。振り返って感じたのは、ツアーはバンドだけでなくて、連続して参加するお客さんにとっても「ツアー」だってこと。バンドがツアーを通して、曲の演奏の仕方に微妙な変化が現れたり、前回の会場での演奏と比較してみて楽しんだり……なんというか、ツアー内で変容していく、成長していくバンドそのものを楽しめること。それがツアー連続参加の魅力じゃないかなって。
次は筋少さん、とうとうツアーファイナルのリキッドルーム。これが終わったらRIJFを過ぎ9月の怒髪天の対バン……10月の橘高さん25周年、そして内容は未定なものの、11月大阪。できれば、またツアー、やってもらいたいです。全通とか、やってみたいと思いました。マジに。
終了後のボトムライン。
いいなあ。これからもいろんなライブハウスを巡ってみたいな。連れてってー!
セットリスト
1. アウェーインザライフ
2. レセプター(受容体)
3. 仲直りのテーマ
4. ワインライダー・フォーエバー(筋少Ver.)
5. あのコは夏フェス焼け
6. 暁の戦力外部隊
7. これでいいのだ
8. 家なき子と打点王
9. 爆殺少女人形舞一号
10. 子犬にしてあげる
11. イワンのばか
12. 心の折れたエンジェル
13. 踊るダメ人間
14. ツアーファイナル
15. モコモコボンボン
encore
16. 香菜、頭をよくしてあげよう
17. 若いコとドライブ~80'sから来た恋人~
18. 境目のない世界
19. 釈迦
20. アデイ イン ザ ライフ
~おまけ~
釈迦終了後、アウトロ……で合ってる筈。
ああ!
おいちゃんが、
投げてくれた!!