2011/5/29 「ワダチ ~再結成後の曲を多く含みつつ筋少を存分に!」@赤坂BLITZ

2011/05/29に東京・赤坂ブリッツにて行われた
「ワダチ~再結成後の曲を多く含みつつ筋少を存分に!
(注.『ワダチを演奏するかはわかりません』)」のライブレポートです。


東京は引き続き雨! 昨日よりも些か本降りです。しかし機長のつぶやかれる通り、空に飛んだらそりゃあ澄み渡る晴天に決まってるです! 会場近くのホテルだったのでチェックアウト後、特に外を出歩くこともなく赤坂bizタワー内をうろうろしていました。ら、特に待ち合わせをしたわけでもないのに筋肉仲間さんと続々と出会ったり見かけたり。開演時間近くになったら、もう建物中に筋少ファンの姿が。当然ですね! 雨足は強まっていきますが、本日はたいへん幸運にも、久方ぶりの超良番であり、ステージ幅が相当広い赤坂ブリッツ、ねらえるんじゃないですか……前がさ!
 
 というわけで開幕ダッシュ、ほぼ狙い通り最前確保ぉおおお!あああ、愛しいバーの感触よ! これで今日は視界の不安もなく見られるよ、と、タオルかけながらバーにゴロゴロ(……)してしまいました。ありがたいことです。空間に余裕があるので、セットのスケッチなどしてみたりしながら時間が過ぎていきます。開演前のサウンドチェック、おいちゃんのエフェクターボード、エフェクターを踏まれるごとに変わる音色にふむふむとうなずいたり。開演前、アナウンスでツアータイトルの「注:ワダチを演奏するかはわかりません」までが丁寧に読み上げられて会場がくすくすとした笑いにつつまれます。昨日と同じく、時間が経つのがとても遅いような気がしました。2度目の館内アナウンスの後、しばらくしてふっと客電が落ちます。鳴り響くOPSEはZEPPツアーでおなじみ荘厳なイントロから踊りたくなるディスコナンバーTwo tribes!鳴り響くクラップ! 赤坂ブリッツのフライト2夜目、ワダチ(以下略)開幕……って入ってきたオーケンさんのお手元にいらっしゃるのはブースカ先生じゃないですかあああああ!!(爆笑)ひ、ひさしぶりじゃないですか先生!? なんか今日はいつもと違ったことが起きそうな予感がしますですよ!

 まずは「少年、グリグリメガネを拾う」から。位置取りのせいか後ろの方のおかげか、そんなに圧力が強くなく適度な圧力で快適に見れています。引き続くは「ワインライダー・フォーエバー」! 視界が広いので全員をばっちり見られます。ラップパートに入るところ、内田さんがピックをぴっと投げられるところ、橘高さんがキメられるところ、そしてもちろんおいちゃん! メンバーそれぞれがここはすんごくかっっこいい!

 「昨日の反省会をしよう!」ww「昨日はライブシューティングってことだったのになんかMC長かったよねぇ、20分くらいはじめのトコロでやってなかった?」おいちゃん「ボク今朝さあ、昨日の録音した音を聴きながらここに来たの。そしたらさ、(※MCが長いから)4曲しか聞けなかった」(爆笑)「通勤中ずっとキミのMCなの」オーケン「もうさあ、ディスク2枚にして、MCと曲と分けないぃ? DVDシューティングだというのに、サンフランシスコでは衣装を○○逆に着ちゃうしさあ……赤ちゃんプレイをしてステージの前の方にハイハイして近づいていったらさっきまでキャーキャー言ってた女の子に「キモイ」って言われたし」「そんな反省も踏まえて! 今日は2時間たっぷり! ボクひとりのギター漫談を!」とオーケンさんがおっしゃられた瞬間ドーゾドーゾとばかりにくるっときびすをかえしてハケられるおいちゃんww「やっ、やるわけないじゃないですかぁあ! いや、けどやっちゃおうかなあ~」またハケられるおいちゃんww「本当にやるわけないじゃないですかぁあ!!(笑)」たしか3回くらいやりましたね(笑)「もう今日はすぐに曲行った方がいいよ!」と言われつつも「でもおまえたちにも反省が必要なんじゃないのかい…」\ええええ~/「えええ~って! もっと反応の仕方があるんじゃないの…………お前達にも反省が必要なんじゃないのかい!」\うぉ~~~!!/「その反応もどうかと思う」(えー(笑))などなどと長くなるMC、おいちゃんに至っては話が始まった瞬間ドラム台に向かわれて座られる始末で次の曲行く体勢じゃぜんぜんないですね(笑)って、おいちゃん、その場所ブースカ先生のおとなりじゃないですか?……って

110529boo2.jpg かっ……かかかかかわいいい!! おいちゃん、ブースカを膝の上に載せて両腕でだっこ! 観客席がざわつきます(笑)かわいすぎてオーケンさんのお話をなに喋られてたのかいまいち覚えておりません。しばらくだっこされた後に、一度マイクスタンドに戻られてきて、ピックをマイクスタンドから一枚だけ取ってまたドラム台に戻られるおいちゃん。ん? おいちゃん+ブースカコンビに目を奪われた客席のあまりのざわつきにオーケン「き、君たちボーカルが話してるときはこっちをみろよー!!」(笑) おいちゃん! オーケンvs橘高さんDVDの時は内田さんと二人で「ボースカシメる」発言をされていたっていうのにいつのまにご態度を軟化されたのか! これも仲直りのひとつなんでしょうか(笑)

   オーケンさん「今日のキャッチフレーズを決めてあるんだ!」と前の紙をガン見しながら言われたキャッチフレーズ、長くて覚えられませんでしたwが、ポイントは「ソリッド」だそうです。研ぎ澄まされたソリッドなナイフがどうとか? ソリッドに行こう!と 次に始まったのは「アウェーインザライフ」! 位置取りのおかげで、踊っても余裕があるし手振りもがつがつできます。めったにないありがたいことなので楽しい! 楽しい! 引き続きは「仲直りのテーマ」

 「内田君、うちだくん。いいはなしがあってね。昨日、○○さんの知り合い?でボクのファンだって子が、楽屋に開演前にきてくれたの。それで、ボクを見るなり号泣するのよ。「わたしは、大学に入ってからずっと友達がいなかったんです、そこで筋肉少女帯に出会って」って。楽屋がなまあたたかい空気になった。…………そういう子の前でボクは赤ちゃんプレイなんかをしてしまった」「……ので本来であれば、今から赤ちゃんプレイを…踊る赤ちゃん人間という曲の前に赤ちゃんプレイをやるわけなんですけど」(あ、次の曲バレた)今日は代わりにボクの家族を連れてきました!

「こんばんは~~~」
\こんばんはーーー/

「ボク、ブースカ。」
すでに微妙にハケられてる楽器隊(笑)
 仲直りDVDを思い出しますね(笑) 本日のメンバー紹介はブースカ先生のニコニコ☆メンバー紹介!!「ちょっと、ちょっと、きつたかさん、ボクがせっかく喋っているんですから、こっちきてくださいよ」橘高さんマイクに戻ってこられて「きつたかさん、お久しぶりですね」「ひさしぶりだねw …このくだり4年前の再来かよオイ」「きつたかさん、……衣装がキレイですね。それは、ユザワヤとかで買うんですか「(笑)○○店でな!」「アナタ本当のこといわないでください」「(笑) ドイツ店で買うの。生地から!」「あなた、パパに宿題を出したそうじゃないですか~え、えぬだぶりゅーおーびーえいちえむ(?)について」「そうそう、PONさんとそんな話ばっかしてるの」「昔パパと内田君がマンガの話ばっかりしていたところに、あなたが「君たちロックの話をしろよ」と言ったことは有名ですが、PONさんときつたかさんがそういう話ばっかりしているので、パパが「君たちマンガの話をしろよ」と言いました」

ブースカ先生の紹介はまだまだ続き、もちろん次のターゲット、下手へ。
「ほんじょうさん、おいちゃん」
おいちゃん「…ひさしぶり」(笑)
と、その次に言われることには
「ボクのピック、大事にしてね」 ………あーーーー!!! ボースカの名札(幼稚園の名札でよくありそうなビニール製のやつ)にピックが入ってる!! さっき1枚だけ持って行かれたピックはこのためだったんですね!! おいちゃん芸コマ!!「ほんじょうさん、ほんじょうさんは、そのままでいい(爆笑)「ありがとう(笑)」「けど、もっと宇宙に行ってもいい。今日本人で宇宙にいけるのは、おいちゃんとホリエモンだけ!」(なぜホリエモン?(笑))

 そしてニコニコwなブースカしょうかいはついに内田さんに矛先が向きます。ハケてらっしゃったのにww「内田さん。内田さん」「ハイ……はいはい。」「内田さんは、復活後、衣装がエロいですね」(たじろぐ内田さん(笑))「あれは、ねらってやっているんですか?」会話の詳細忘れてしまったんですが……内田さんは特に反応されなかった……スルーしたのか……ような感じで…それで、その後、ブースカプレイを終了されて曲に行こう!とみなさんが楽器を準備されだしたあたりで、ベースを携えつつぼそりと「…つきあえないな」! う、内田さんがツンになられた!!(ツンて)しかもそれをオーケンさん聞き逃していたらしく、そう、いわばソリッドなナイフのようなつぶやきに沸いていた観客席に「な、なに、なになに!?」とオロオロされるオーケンさん。内田さん「なんでもないよ~」うわーい。

 そのまま「踊る赤ちゃん人間」! ──昨日もうっすらとそう思っていて、このあたりでハッキリと認識したのですが、赤坂ブリッツ、おいちゃんのギターがすごくよく聞こえます。おいちゃんが上手へ移動されても左側からでてくるのがおいちゃんのギターだってちゃんとわかるほど…ってふだんももちろんそうなんでしょうけど(笑)、今回は位置取りのおかげもあるのか、際だってすごくクリアー!に聞こえたのです。ですので、どこをおいちゃんが弾かれているのかがわかるので、そこを注意して聴くようにしていました。おいちゃんのギターの音色が好き。聴いていて心地よいのです。赤ちゃん人間のカッティングかっこいいですよねえ!

赤ちゃん人間終了後は橘高さんのギターソロから「家なき子と打点王」へと続きます。昨日も思ったんですけどソロを弾かれてるときにのけぞられるような感じの橘高さんが美しい。打点王は折りたたみと複雑なコールアンドレスポンスが楽しいです。今日のこの位置は、視界を心配しなくていい、押しがあまり強くない、柵の位置がちょうどいいということで最大限に折りたたみとコールアンドレスポンスを楽しめました。次に始まった「ロシアンルーレット・マイライフ」でもしかり! 哀愁系の曲である赤ちゃん人間と打点王から、この曲がばあん!と始まった瞬間にステージが明るくなってメジャー方面に気合いがスイッチする感覚が心地よい! みんなでのコール&レスポンス、ヘイヘイで拳を突き上げ、「カリンカリンカマヤー」と「バック・トゥ・USSR」のメロディ(ここが気持ちいいんだよね!)から「ヘイ!」と打ち上げる。なんか今日のロシアンはいつも以上によかったなあ。3公演連続で聴いてるはずなんだけど。いや、3回聴いたからこそ余裕がでたのかしら。位置かしら。わかりません。いずれにしてもよかった!

 ロシアン終了後、7曲目…ということでオーケンさん以外のメンバー退場。サポート紹介…ということで。「サポート(ちょっといいよどむオーケンさん)…サポートピアノ、エディ!!」「サポートドラム、PONさんー! せっかくですから降りてきてください」とドラム台とピアノから降りてこられるサポートのお二方。  「エディ。エディとは今度特撮ってバンドでも一緒にやることになるんだけど、2つのバンドで一緒って何かヘンな感じだよね?」「いやでもオレはこっちはサポートだからさ」「あのね、このあいだ橘高くんの知り合い(だったっけ?)が楽屋にきてね、開口一番「オーケンさん、英語の使い方間違ってます」って言われた」「いつもサポーテッドピアノって言ってるじゃない、けど、サポーテッド、って言うと、サポートされてる側って意味ですから、エディがサポートされてる側になっちゃうの……」  英語ネタがひっぱられる。「大阪でもさあ、ボク金八先生のネタで腐ったみかんってのを英語で言いたくて、会場の人に腐ったって英語でなんていうのって聞いてみたんだけど誰も言えなかったの。筋少ファン全員バカ説(おいおいおい)…ボク? ボクはいえるよう。だってボク実は帰国子女だもん(えええええ(笑))「PONさんご存じでしたあ? ボク帰国子女だったんです」「知らなかったです(笑)」「えーと、小さい頃はロンドンにいまして、その後ドイツに行きました。そしてそこのユザワヤで…生地を買った……(笑)(ひどいw)

「では、メンバーにご登場いただきましょう」とメンバー全員登場。ちょっと自信がないんですが、ここ、だったと思うんですけど、オーケンさんが橘高さんに「橘高さん、あの、さっき言っていた、あなたに出された宿題、『NWOBHM』について。ボク、調べてきました」110529nwobhm.jpg  では曲行きましょう(笑)、と「じーさんはいい塩梅」♪みんなで合唱して、橘高さんのギターがごきげんに鳴って、そしてみんなでぺこりとお辞儀して、、、
そしてステージを包むのはエディのシンセによる壮大な音色。

 ──今回、改めて聴いて思ったのですが、このメロディ、後にくる「あの曲」のメロディのどこかを引っ張ってきて、アレンジしたものなのかもしれない?──と聴いていたその瞬間は思ったのですが、どこの部分だったのか、原曲を聴きなおしても思い出せず、残念ながら今はもう記憶の影の中に隠れてしまいました……。青葉ツアーの目玉曲の一角であり、そして東京では初披露!(※イントロが降った瞬間に沸き上がる歓声が名古屋と同じくすごかった!)「パレードの日、影男を密かに消せ」そして、「星の夜のボート」です! (※印象だけのスケッチなので、何か機材的なところとか間違ってたらすみません)
 この2曲でもおいちゃんがどこを弾かれているのか、おいちゃんの演奏されているところを注視していました。パレードの日は、弦のところにE-bowを触れさせて、そのまま音階を移動させていくことで、あの啼き声のようなきれいな音色が出るんだ。そして星の夜のボートではイントロからアーム(で、いいんですよね)を何度も動かされている。その動作がすごくかっこよくて、音もまたかっこよくて。そして2曲とも”もってかれ”曲なので、気が遠くなるような感覚を覚えながらふと上空を見上げると、舞台上にたくさん並んだ、あの細いLEDの照明のあかりが、白く、左から右へと、きらきらと流れている。まるで星の夜をすべり歩いているかのように。

 「震災の影響で、3月のライブが延期になってしまいましたが、その振り替え公演が7月にリキッドルームであります。7月の…日付言える人いる」\20、21ー!/「そうですね、ぜひきてくださいね」
「昨日と今日はDVDシューティングということで、復活後の曲をメインにやりましたけれども、次回の恵比寿ではまた違った曲を……あまりやったことない曲って何かあったっけ。「新興宗教オレ教」(だったっけ?)とか、「悲しくて御免なさい」とか?」(うお! どっちもやってほしいぞ)「あ、「ペテン」ってやったっけ!おいちゃん」おいちゃん「やってないって聞かれても…(苦笑)やってないやってない」橘高さん「悲しくて御免なさいはやったよ!」オーケン「ほんとぉ~??」「ほら、筋少ちゃん祭りの大人ナイトってのでやった」オーケン「………大人ナイト……?(笑)」橘高さん「おまえ、大人ナイトも覚えてないんだろw」大人ナイトの解説をされる橘高さん。さっき筋少ファンバカ説を唱えていたけれども、覚えてなかったり、せっかくのDVDシューティングなのに服を前後ろに着てしまうオレがバカだった、って…スタッフさんが衣装持ってきて……あれ、おなじみの筋少特攻服ですね……ああ前後ろ逆に着られたーーーー!!(笑) そのまま例のイントロが始まっての「イワンのばか」!!! オーケンさん衣装逆のままやっちゃうんですかー!!(爆笑) 前日のハプニングを次の日にそのままネタに転化されてしまうあたり、さすがはオーケンさん、と言わざるを得ません!(笑) たしか1番くらいはそのまま歌われて、さすがにそのあと着直されてた気がしますね。すごい絵だった……!(笑) ギターズのソロまわしもバッチリキマり、その後はもちろんみんなでバンザーイ!
 
 イワンを着火点に、ここからは赤坂フライトのハイライトである筋少タイム!「サボテンとバントライン」ではマーチングリズムに乗って(おいちゃんのオールドギターのポーズをしっかり見て)、「カーネーション・リインカーネーション」では拳を突き上げ叫び、そして「ツアーファイナル」へ! この曲でのみなさんがまた格好良かった! 特に、楽器隊のみなさんが中央に集合されて弾かれるところが今日は壮絶に凄かった! 詳しくはスケッチにて!(ツアーファイナル終了後おいちゃんにハイタッチしていただきましたイエー!) 最後は意外な曲で終わりますとオーケンの弁により、始まったのは「香菜、頭をよくしてあげよう」バンドバージョンです。スタッフさんが持ってこられたおいちゃんのデリンジャーが、紺色に輝いていてきれい。オーケンさん、客席に一緒に歌おうとばかりに「図書館にー」「映画館にー」とかフォークの方がやるみたいに歌詞案内されてておもしろかったです(笑)幸せなメロディとともに、本編、終了。ハケられる橘高さんが下手に来られた際おいちゃんのスタンドについているピックを何枚か配るように投げてらっしゃってて、おおっと! 直投げでいただいちゃいました! 恐縮&役得です!(>Д< )ヾ

~アンコール~

ギターを持って登場されたオーケンさん。おおお、これは…昨日やらなかったギター弾きのリベンジですね! 当日に更新されていたブログでは「ワダチなんか目じゃないレア曲」をやるとのことでしたが、いったいなんの曲でしょう? ギターを構えつつオーケンさん「あのねえ、ボクこういう時にがんばれーとか言われるとちょっとやなのー。どういう風に声かけてもらうのがいいかなあ」大丈夫ー!「うーん、大丈夫もちょっと違うんだなあ」平常心ー!「平常心って言うなー!」ww そして弾き語りで始まったのはな…なんとまあ…「死んでいく牛はモー」www うわあ、これは……確かに、レアです……!(笑) オーケンさんのギターが安定されてて、声もすごく延びてて、きれいだなあって思うんですけど歌詞があれなので複雑なきぶん!(笑)

 相当なレア曲が終了して、みんなでてきてくださーい、と全員登場。おいちゃん>橘高さん>内田さんの順だったかな?(橘高さんがすれ違いざま先に位置に着かれてたおいちゃんの肩にポンとご挨拶されたのはこのへんだったっけ)。内田さん、登場してオーケンとすれ違いざまに「ボーカル&ギター、大槻ケンヂ!」とオーケンさんの紹介をしてオーケンが照れられていました。  そしてアコースティックコーナーです(この時出されてたおいちゃんのギター、タカミネですが、白(木の色というか)かったです。今まで見たことがないような気がしたのですが、新しいものなのかなあ?)
「昨日は蓮華畑という曲を内田さんが歌ってくれましたが、今日は別の曲を歌ってくれます。これもレアですよ、「旅の友」」というわけでオーケンさんと内田さんが交互に歌われる「旅の友」。大阪+名古屋で2度聞いてはいたのですが、長い旅をしてきた(笑)遠征先で聴くと、良さが増す曲ですよね。なごやかでニコニコした気分になります。  
そして次に始まったのは、この順番で来るとは予想外!昨日のオーラス、「Guru最終形」です。Guruは、ただでさえ涙腺破壊ソングなんですが、今日のライブが終わったら、次のライブまでしばらく間が空くなって思うと、いつも以上にウルっときちゃって、けど幸せだからですね、同時に笑顔にもなれるんです。 胸に昇ってきた感動を、「心が折れてもオレは歌うぜ!」(どういうつながりだったか忘れましたが……)と始まった「心の折れたエンジェル」で拳へと昇華させ、ラストへと向けて突きあげます! そしてそのまま「サンフランシスコ」、そしてオーラスは「お前らグッジョブだぜ!! 帰国子女の俺が訳すならば「これでいいのだー」!」(笑)と物販ソング「これでいいのだ」(ま、またオーラスこれですかオーケンさん……(笑))で全員でタオルを振って(笑)赤坂の夜は終幕! おいちゃんがストラトやキャパリソンを前方に差し出されたりステージから降りられたり!
そして内田さんが最後に「キミタチサイコーダヨ!」と〆られていました!

 今回は、セットリストが、大阪名古屋とほぼ同じだったので、公演中、これはたぶん、延期になってしまった恵比寿公演を「ここで実現させるために」組まれたセトリなのかな?…と考えていました。かわりに、MCによると、7月のリキッドが少し趣の違ったものになりそう?ですから、新たな楽しみが生まれたと考えて、7月、出来たら行きたいなあ……とこいねがう次第です。それにしても、ひさしぶりのフル最前が楽しすぎた!!! おいちゃんががっつり見れてうれしくて! ハイタッチのみならず、オーラスの後、ステージから伸ばしてくださったキャパリソンのネックもさわれたし、おいちゃんがステージから下に降りられるタイミングで握手していただいて、間違いじゃなければ降りられるときにおそれおおくも体重支えさせていただくような感じになった気がして(!)重みと余韻がまだ手に残ってて自分もううれしくてうれしくて……ううっ、うれしすぎて、おいちゃんが着られてたTシャツの色の順番まで忘れるくらいに記憶が飛んでしまいました。僥倖すぎる。うわついた私事ですみません! 楽しくて楽しくて幸せなライブでしたです。筋少さん、ありがとう!!

110529u_o.jpg
110529k_o.jpg

セットリスト

OPSE♪"Two Tribes"

1. 少年、グリグリメガネを拾う
2. ワインライダー・フォーエバー
3. アウェーインザライフ
4. 仲直りのテーマ
5. 踊る赤ちゃん人間
6. 家なき子と打点王
7. ロシアンルーレット・マイライフ
8. じーさんはいい塩梅
9. パレードの日、影男を秘かに消せ!
10. 星の夜のボート
11. イワンのばか
12. サボテンとバントライン
13. カーネーション・リインカーネーション
14. ツアーファイナル
15. 香菜、頭をよくしてあげよう

Encore

16. ★死んでいく牛はモー
17. 旅の友
18. Guru 最終形
19. 心の折れたエンジェル
20. サンフランシスコ
21. これでいいのだ


~おまけ~

ステージに立たれてる間、おいちゃんが客席に向かってかけられる様々な言葉。
マイクは通されないので、ふつうは聞こえないのですけれど、
今回は音がクリアーだったせいか、一度だけ聞きとれた部分があったのです。
さっそく、終演後筋肉仲間さんに主張。
「──おいちゃんの声が聞こえたんですよ!」
「なんて言ってたんですか?」
エブリバディって言われてました!」
エブリバディ!? …もしかしてオーケンじゃなくておいちゃんが帰国子女なんでは
爆笑!