2011/11/3 「仲直り5周年!記念祝賀ライブ!」栄ドラゴン編@名古屋クラブクアトロ

2011/11/3 名古屋クラブクアトロにて行われた
「「仲直り5周年!記念祝賀ライブ!」栄ドラゴン編」のライブレポートです。
(※2011/11/24 : スケッチ+おまけ追加しました)


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やってきました名古屋! 今回の私のツアースタートは名古屋からです。JRの在来線に揺られたり途中下車(あれ?)したりすること4時間弱(あれ?)ハラペコで到着いたしました名古屋は矢場町、パルコ8Fは名古屋クラブクアトロ! 2回目の訪問です。3時ごろに下見に行ったら中からリハの模様が聞こえてあわてて耳塞いで逃げ帰りましたw そうか、きょうはアレ、やるんだ! ひさしぶりだなあ!
 
 とにかくハラペコなのでコメダコーヒーではらごしらえ、すっごくおいしかったエビカツサンドをおなかに詰めて、着替えて準備万端。物販をのぞいてみましたら、目当ての銀輪赤タオルが品切れになっていたため、ロッカーに荷物を詰め並んだあと入場、です。下手4列目。おいちゃんのマイクがやけに左側に寄っている今回のクアトロ。開演待ち、いつものBGMが推移して行く中で、いきなり流れ出したのは「燃えよドラゴンズ」これアニキの声じゃないの?!(笑) しかもリピートかかるし!!(笑) 栄ドラゴンのいわれはこれかーなどなどと笑いながら、開演を待ちます。OTODAMAが中止になっちゃって、ものすごく久しぶりの筋少。私事ですが最近ほかのライブにも行けてなかったので、ひっさしぶりで、開演まではすごく緊張していました。けどさけどさ、それがばあってかきまわしが来た瞬間にさ、はじけてきらきらした空間が始まる、それが筋少さんですよーーーーー18:10、照明がふうっと落ち、今回のOPSEはサーチライトツアーと同一、FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD/Two Tribesです! おいちゃあああああああああああああん!!!
 
 まずは開幕1曲目はキラーチューン「くるくる少女」! そして終了後「日本を印度に!」のコールからテンポよく「日本印度化計画」、ひっさしぶりー! 間奏では学園天国ヘイヘイコール、「今回はこのへんにするかーーーー!」と間奏を切り上げ早くも橘高さんのピックシャワー! ちょっと下手側で!
 
 「こんにちはあ筋肉少女帯です! ドラゴンズ優勝おめでとうございます。あのね、いやですね、ボク普段お客さんいじりとかあんまりしないんですけど、前の人(笑)」「あのね、後ろの方とか見えないと思うんで説明しますとね、ボク衣装で特効服きてるんですけど、その特攻服を再現したものを着てらっしゃるんですね。…ああ、君、前モヒカンじゃなかった??」ワオワオ!特攻服のみなさんがいじられてらっしゃる!すてきだ(笑)「ボクの格好をきちっと再現するのはいいんだけど……なんで首にタオルを巻いているんだい!」「それはこれでいいのだで回すためだろう!! 今日やらなかったらどうするんだ!!」(場内爆笑)特攻服の皆様おめでとうございまーす(*´▽`*)
 「今日は栄ドラゴン、そして筋肉少女帯仲直り5周年だ。5周年の祝いになにが必要かと問うならば! さけだー さけもってこい!!」
 
スタッフさんが持ってきたのは酒じゃなくて「あらまきじゃけ」のぬいぐるみ(笑)
 
 「もー! なにやってるの! 確かにサケ持ってこいとは言ったけれども! これはある意味珍しいものだけれど! (コップに鮭を)注がないの!! あ、いま橘高さん、大阪のつっこみの関西人の橘高さんがつめたい目で見ている」橘高さん「次やるときはリハしてやろうな」(笑)そして持ってこられたラガービール。注がれるビール、きょーおのおさけがのめるのはっ、おーつきs「ふつうに飲もう」(ゴクゴク)おおおおおおおおいwwww そして半分くらい空けられたビールの途中から一気が始まり滞りなく終わり(笑)「仲直り5周年になにが必要かと問うならば! 意外性(だっけ)じゃないのか。たとえば! 普段クライマックスに持ってくる曲をいきなりここに持ってくる!…とか! "けっこういいひとだったから、恋してあげてもよかったけどね"」
 
 すばらしい変則配置”3曲目の”「釈迦」!! おいちゃんのジャンプが冴え渡ります! 折り畳みとモンキーダンスが楽しいですね! ここらへんで、押しが入ったので3列目くらいに潜り込めました。で、今回の名古屋はラッキーなことに視界もかなり確保できて、おいちゃんの全身がよく拝見できるポイントに落ち着けていて、そして次に始まったのは長谷川さんのドラムから……そうです、そうです、3時にクアトロに下見に来て聴いちゃった曲は、これ!(笑) ひさしぶりのひさしぶりも超久しぶり、なにせ初参戦新人ツアーで聴いたぶりの「抜け忍」ッ!! 大好きー!! それで、なんでおいちゃんの全身が見えたっていうのをことさらに強調しているかと申しますとわたし抜け忍のおいちゃんのギターがすっごく好きなんですね。ライブの楽しみ(もちろん音源を聴く楽しみのひとつでも同時にあるけれども)誰がどこを弾いていらっしゃるかを観察するっていうのがあるんですよ、で、今回抜け忍で! 抜け忍のギターをおいちゃんが弾いていらっしゃるのがハッキリ見えた(前見たときは2F席だから手元が見えるわけがなくて)、おいちゃんの軽快な手さばきといったら! つまびきはずむようなあの音色はああやって出ているんだってわかったらうれしくてうれしくて。いつも以上においちゃんを見とれておりました。間奏での追っ手の「まてぃ!」は内田さんがご担当。どこへ逃げても同じだ!と叫ぶ内田さんにヌケニン・オーケンが模造の日本刀をスラリっと抜き放ち内田さんをズンバラリと切り捨てられます。「うわーーーー」、橘高さんがばーっと前に出て猛烈なギターソロ、おいちゃんは後ろでぎゅわぎゅわっとわうわう! たーーーのしーーいいよ!! そしてタン!と小気味よい(と表現させてください)ドラムが鳴ってエンドです! たのしかった!!!shine
 
 まだまだ曲は続きます、抜け忍終了後オーケンさんのコール「生まれた時から戦力」\外!/♪通告されたら入れこの部隊! おりしもマヤ暦でタイムリー、もちろんモモクロちゃん的意味でもタイムリー、おいちゃん屈指のコブシ振り上げ兼客席参加ナンバーがつたきゅーツアーぶりの登場です「暁の戦力外部隊」!! この曲は個人的に見所がいっぱいで、おいちゃんのコーラスも好きですし、「ねっ!」のコーラスで徐々に徐々に空気が盛り上がっていって、それでサビの雄叫び、これが2回あって、間奏のでおいちゃんのコーラスが入って、それで間奏が終わった後コーラスが観客に預けられる感じ、もうみんなばっちり歌えるんですよ、オーケンと観客でコールアンドレスポンスとシンガロングが混ざった一体感、盛り上がり、観客とステージが一体になったような最後の咆哮! 合唱! たのしいよーーーー!!
 
 戦力外部隊終了後、ギターズがはけられます。ステージ上に残る内田さんとオーケンさん。「おまえら…11月3日は何の日だ」\文化の日!/「文化の日か、そうかあー。内田くん、文化の日の話しようよ」(なんだそれ(笑))内田さん「はいはい。…文化の日ね、文化の日」「あのね、オーケンさあ、こないだねー、赤坂ブリッツで2DAYSやったでしょ、もうアレなんだよ、その後2日間動けなくってさあ~~。もう枕元に○○○を置いて」
 ……以下オーケンさんがブログとかに書くなとおっしゃられたので割愛します!!よ!!!www ざっくりした内容は、あるものを2DAYSのごほうびに買ったそうなんですけどさ(笑)ヤダヤダ~(笑)。内田さんがなまあたたかげな笑みをされてた気がしなくもない(笑)で、文化の日のありがたい文化の話(笑)(笑)が終わりまして、おいちゃん橘高さんが再登場。オーケンが「それで次の曲…あ、おれ曲間違えてたわ!」(ええっ曲順を!?)内田さん「間違えてたよね」おいちゃん「間違えてたよねー!」オーケン「次の曲への振りをねえ(笑)」あ、そういうこと(笑)「仲直り5周年になにが必要かと等ならば! 特別な何かがひつようなんじゃないのかい…って、そこで”サケ”をさあ…新巻鮭もってきて~~って流れで行くはずだったのに(トホホ)」MCのネタの順番がずれていたごようす(笑)「サケよりもっと特別なものがあるのかい」そして内田さん「あるよ」ええっ!「ええっ!サケよりももっと特別なものが存在するっていうのかい!」「存在、するよ!」
 
 「カモン一弦ベース!!」でたでた! かの摩訶不思議な楽器"一弦ベース"がここで登場! 今回の視界、珍しく(ほかの会場に比べてステージ幅狭いからかな)内田さんもよく見えましたので、一見ベースの全貌が見えました。見れば見るたびふしぎな楽器だ! 一弦ベースをズボンに入れるような形でセットした内田さんが高々とかかげるは…赤いカワイイ鉛筆、照明のライトを浴びてきらめいています。「会場でね、借りた、鉛筆は、みじかかったからね、今日はこの特別な鉛筆でね」「それ楽器屋に売ってるの? 楽器屋で買ったの??」「う、うん。ナガ○○楽器で買ったよ」「○○楽器で!?」「うん。19…93年くらいにね」(なんて年代ものの鉛筆だ!!Σ( ゚Д゚ ))「そんな特別な鉛筆で! 弾くような曲が! 筋肉少女帯にあるというのかい!!」「……あるんだよッ!」>(●ω●川
 
 掲げられた鉛筆がやにわにぐわッ!と振りおろされ、とんでもないウネりまくった低音がゴリゴリゴリゴリと鳴らされる! ひとしきりゴリゴリゴリといわせたそのアト、すうっと鉛筆を長谷川さんに向けてかかげ、カウント、そして本式のぐねんぐねん…デデーン……デデーン……地響きのような一弦ベースの見せ所、レア曲「ゴーゴー蟲娘」!! この曲も一緒に踊るのが好き! 最後の語りのところは(入っていたっけ?)そして一弦ベースが退場してパーティソング「ロシアンルーレット・マイライフ」と続き、さて次はなにがくるのか、と思っていたところに間断入れず入ってきたのは赤坂1日目の表題曲、ステーシーの美術から、「銀輪部隊」だ!!! 待ってました! 
 曲としては前半のマッハマッハで規則正しく腕を上げるのが楽しく、メロディのところは基本的に横ノリというか聞き入るタイプの感じで味わうことができて、そして注目は間奏。入るところで…あれ、おいちゃんハケられちゃった! …ああ、そうか、この曲のこの間奏の部分は、ベースとキーボードによって構成されているんだな。って把握した後にオーケンさんを見上げたらすんごいサングラスかけてらっしゃるの。びっくりしちゃった。サングラスにびっくりしながらも、繰り出されるは銀輪の語りですよ。かなり長丁場なあの語りですが、ほとんどそのまんまやってくださって、感動しました。かっこよかった!! 高笑いのところも。そして会場に集った銀輪部隊が涙を流し始めたところでギターズ復帰、「泣きながら行け!」われら、クアトロにつどいし銀輪部隊だ!
 
 「今日は仲直り5周年の祝賀ライブだが、DVDもでてるんだぜ。DVD買ったか?」\買ったー!!/「いま微妙な顔した奴らいたけどちゃんと持ち帰ってくれよな。あの橘高さんセールストーク的なもの(やってください)」「今回のDVDはね、復活後の曲がメインに収録されていてね、あと特典で復活前の映像もたっぷり入っていてね、いーわーばね、いままでおれたちがやってきたことがぜーーーんぶ詰まってるんだよ、下手したらベスト版とか買うよりも俺たちのことをずっとわかってもらえるかもものにしあがってるよ、しかもちょっと前に通販で買ったらモノラル版のDVDもついてきたんだよ!合計四枚だよ! 会場で買う人もったいないことしたなあ~~やっぱり通販って重要だと思うんだそれで(略)」橘高さんのマシンガントークの横でオーケンがなんかいも口挟もうとされてらっしゃったんですけどセールストークがあまりにすべらかすぎて挟む余地がなくて(笑)うちださんがにがわらいされてましたw オーケン「このラジオおもしれーーー」←(笑)
 オーケン「ホラホラ、橘高さんイヤモニで聞くからもっとしゃべって」橘高さん「東京特許許可局とか言って噛めばいいのか?」
 「だいたいね、今日の曲はおれたち出番がすくない曲がおおいからさ、いっかいハケてさ、ハケたら着替えるものでしょ」オーケン&内田さん「着替えるものなの!!?」「使命的なものとして、ハケたら着替えなきゃいけないの。宝塚的なものだよ」内田さん「ああ、だから今日衣装多かったんだ!」(爆笑)「楽屋はオレの衣装でいっぱいだよ!!」そんな橘高さんのマシンガンレディオにステージはしっこでしゃがまれながら耳をすまされているおいちゃんがかわいい(笑) オーケン「橘高さん、橘高さん今日はうまいですね」「もう今日はメタル脳だから。ハイになっちゃってるから」(そうなのか(笑))
  
 …で前後のつながりちょっとわすれちゃったんですけど、トークの途中でピアノのイントロが鳴り出して「ええっもうはじまるのもうちょっとしゃべろうよ」ってオーケンさんが言われつつもはなすことって言ったら文化の日くらいしかなくて(笑)君たちが歌えよ!とオーケンさんが退場、内田さんも!ご退場。残されたるはギターズ、すうっと立ち上がられてたおいちゃんはハンドマイクを手に、歌詞カードも手に、ひろげられて、橘高さんがギターを持たずに下手によってこられて、目の前にギターズそろいぶみ! 
 ななななななんとギターズボーカルで「山と渓谷」!! 先攻パートがおいちゃん、後攻パートがが橘高さん。「あなたは ちょっとさ」あたりからハーモニーがはじまって(!!!)ちょっとすっごい、きれいなんですけど!!! うっとり!!! そしてサビのヤッホウは観客交えてコールアンドレスポンス、やっほーーーー!やだーーかっこいいすてき!! おいちゃんのステキボイスにメロメロです! 最後のヤッホーーは内田さんが登場して歌われていました。なごむなあ~~!
 
 山と渓谷終了後はびかびかっとした照明が青い照明と混ざり合い場内を居抜いて包み、哀愁のイントロからこれもシーズン2ツアーぶりではないでしょうか、「1000年の監視者」がひさしぶりの登場です。美しいメロディが泣ける(昔手ブロでリレーで描かせていただいたマンガのこととか思い出したりして)情景が浮かぶ。そして、ツインギターのすてきなユニゾンが見所の「少女の王国」と続きます。
  
「"1000年の監視者"って宝塚みたいな曲ですね」(爆笑)「いくせんねぇん~~とか言って階段から下りてくるの。今度そういうテイでやろうかなあ」(笑) 
 「名古屋は今日が年内最後のライブとなります」\ええぇええええええ/「よいおとしを~~(笑)」\はやいいいいいい!/「ええええって言われても!だって決まっちゃったんだもんしょうがないじゃない! 来れるなら来たいですよ!(笑)」橘高さん「いいこと考えた、12月31日大晦日のライブさ、君特撮終わった後にそのまま特撮で名古屋に来なよ」オーケン「なんで特撮の話なんですか!!ww 筋少で来てなんぼって話でしょお! えっ、いや、もう、いいですよー。筋少で紅白出てやりますよー」(おおっ)「君たち(ギターズ)山と渓谷歌えばいいじゃない」「あれでしょ、だいたいNHKさんってさ、赤が勝つだの白が勝つだの、もうだれも興味のないことを40年くらいずっと続けてやってるワケでしょう?」(うんうんとうなずくおいちゃん(笑))「それを日本野鳥の会がカウントしてるわけだけどさ、その後ろで歌ったらいいと思うんだ。それで北島三郎とかいろんなひとがすすすって寄ってくるの。(笑)…ええい、いいですよ。もともとマトモな曲で紅白でるつもりなんかありませんもんね!」橘高さん「”まともな曲?”」(爆笑)「どれが?」(場内爆笑) 橘高さん今日うますぎる(笑)
 
 そんなMCからどうつながったのか(笑)ちょっと忘れてしまったんですが、ここからは怒濤、かつ黄金の筋少タイムです! おまえらが呼べばあいつがやってくるぜー!! 寒い国からやってくるのは「イワンのばか」!! そしてタイトルテレコで個人的に大好きな並びであり、好きなんだけどそろそろセトリからはずされるのではないだろうかと少し思っていたのでイントロのリフが鳴った時にはキタコレ大歓喜「ワインライダー・フォーエバー」!! 中盤ラップパート、「な・に・をぅ!」のところを敢えて言わず下手前方おいちゃんクラスタに手振りでゆだねられるおいちゃん、もちろんそれに応えない下手であるわけがありません、おいちゃんのかわりに「な・に・をぅ」!と叫びます! そしてワインに引き続くは労働賛歌@ももクロちゃんでタイムリーこれまたひさしぶり「労働者M」、そしてそしてっ「暴いておやりよドルバッキー」がもんんんんんのすごく久しぶりの登場です!!! 
 バッキー踊るのがすごくたのしい! のと、間奏で下手に寄ってこられた橘高さん、そしてユニゾンパート、ここでおふたりが接近も接近されて、にこにこって顔をつきあわせてアイコンタクトで笑顔を交わされながらのもうあまりにしあわせすぎて切り取って一枚の絵にしたいくらいのユニゾン情景! もーーーーー見てて幸せで眼福すぎました。ギターズ大好きだ! 最後は珍しい曲で終わりますとのことで、バンドバージョンでは相当に久しぶりのはず、「ゴミ屋敷の女王」にて本編終了です。クラップたのしい! 最後のアウトロのSEがなかったのがちょっと残念に思いつつも、幸せな余韻を残し、本編終了。
 
 
 ~アンコール~
  

 ステージにイスがセッティングされ、アコースティックのスタンバイですね。登場されたおいちゃん、サラのペットボトルを前方に2本ほど投げてくださいました。1本近辺に飛んできたのですが残念ながらキャッチできず、惜しかった~!(笑)
 「橘高さんがお酒やめまして」「そうなんですよ。いいんですよ、お酒なんか飲まなくてもね、こうやってライブをやってね、みんなでたのしくやれるのがしあわせだから」「橘高さん今日本当にうまいねwあ、けどね、あのね、お酒やめるときはね、そういうのが本当に大事なんだって(おいちゃんのほう向いて)あれだよ、ほら、打ち上げとかごはん会とかあるでしょ、あれとかライブとか、そういうところでみんなと楽しくやったり交流を深めるところに楽しさを求めるべきであって、お酒でわざわざテンションをあげる必要はない、そういう風に考えると(禁酒)うまくいくんだって」(へえ~)おいちゃん「へええ…いや、でもそれはチガウね!」(おやっ、おいちゃん)「ライブでわーって盛り上がるでしょ、テンションすっごく上がるじゃない、それをクールダウンさせるためにお酒を飲むんだよ」(客席、おおおお~~~と感心)橘高さん「それ酒飲みの理屈だよ! すっっっっっっごいよくわかるけど!!」(わかるんだ(笑))
 移動日の話、本編中でも出てたんですがアンコールでもしていたと思う。「明日なにやんの」橘高さん「道頓堀クルーズでしょ?」(爆笑)「新幹線の中でずっと大貧民やって遊ぶ? 昔やったじゃん」
 道頓堀クルーズのメンバーも大貧民に熱中するメンバーも、見たい(笑) 和やかな語り合いから始まるのはだいすき!「青ヒゲの兄弟の店」です♪ 冴え渡るおいちゃんのボーカル。聞いてて幸せ♪ なごやかななごやかな空間。それが続くと思った、でしょ、思うでしょう………、

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 あの、イントロ。
 
 そう、”あの"イントロと共に、照明がふうっと暗く落ちます。いやいやいやいや、照明どころか空気が。むしろ、次元が、どこかに……? 先の青ヒゲが和やかだったぶんよりいっそう際だつはコントラストの変化、場内から上がる歓喜というより悲鳴のような叫び、SEの笑い声、時計の音。ドラムが叩かれ始めると共に自然に体が動きはじめます。 
 
 列車が…
   列車が、発車する! 
 
 赤坂2DAYS二日目の表題曲、「レティクル座行超特急」への乗車の時がついにきたのです! 実はDVDの特典、レティクルは生聴きで初体験したいと思いまだ見てなかったのでほんとにほんとに初体験です。曲の中に居て思ったことは、レティクル1発目、あのダークなアルバムの代名詞と言えるこの曲も、実際にこうやってライブで聴いてみると、もちろん音源で聴くときと一緒で世界に持って行かれるんだけれども、同時に、コールアンドレスポンスを重視して作り上げられているおいちゃん曲らしい曲なのだなと感じました。初めてライブで聴く曲なのに自然にノリが判る曲のつくられ方なんだなって。間奏では「妄想だよ」「妄想だよ」と各メンバーがそれぞれマイクに向けてささやき、叫ぶ。あの瞬間、あの空間は、確実にどこか別のところにトリップしていたと言えるでしょう。そしてオーケン車掌に列車から落とされたわれわれは……悲鳴のSEで〆。すばらしいというか、そういうことばでは表現できません! あれは体験するべき体験です。銀輪と並んで今公演のベストであり重要アクトです!
 
 超特急が宇宙の彼方に向けて去った後はクライマックスに向け、「タオルを首に巻いたやつ、活用する時が来たぜーーーー!!」と「これでいいのだ」!おいちゃんのカッティングが冴えます。はじける手錠のポーズがかあっこいいい! そしてオーラス、ここまで完璧なセットリストがあったものかと思う──「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」です。なんか今日はおいちゃんがいっぱい見れて、曲もなにもかもすばらしくって、聴きたい!って思ってた曲全部聞けたし、銀輪とレティクルまとめて1日で聞けるなんてすごいよすごいよとか、いろいろ去来してちょっともうトリフィドものすっごくよくてウルウルきてしまいました(笑)終了後、おいちゃんが前方にご挨拶。橘高さんもめずらしくこっちにお越しになられて、な、なんと服の後ろをまくりあげて聖域をォ!www(手は届きませんでしたが!(笑)) そしてふたたびのピックシャワーまで! 最後に内田さんがセンターにて「よいお年を!」「来年もヨロシク」(だったかな?)とご挨拶されて、名古屋クアトロ、栄ドラゴン編は終了したのでした。

 今回すっごくよかったです! 個人的に赤坂2DAYS行けなくてしょげてたんですけども、なんというかその分今日がものすっっごく楽しめた気がします。銀輪レティクルという二大レア曲が1日で聞けちゃったってのも逆転の発想だとすごく良いというか贅沢な初体験の仕方だなと思うし、それ以外のセットリストもすばらしくって、おいちゃんボーカル祭りだったり、全体的に充実したライブでした。身体がバッキバキになりました、ここちよいバッキバキ感…です!(>▽<) ねえねえ、そうなんだよ、びっくりでしょ、あのね、いちにちとんで、次があるんだよ! 次回、そうそれは明日! 大阪ホームグラウンド、【アメ村タイガー】です!
 
ところで、明日の開演前SE六甲おろしはガチだと思う。(※これが言いたかった)

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セットリスト

1. くるくる少女
2. 日本印度化計画
3. 釈迦
4. 抜け忍
5. 暁の戦力外部隊
6. ゴーゴー蟲娘
7. ロシアンルーレット・マイライフ
8. 銀輪部隊
9. 山と渓谷
10. 1000年の監視者
11. 少女の王国
12. イワンのばか
13. ワインライダー・フォーエバー
14. 労働者M
15. 暴いておやりよドルバッキー
16. ゴミ屋敷の王女

Encore
17. 青ヒゲの兄弟の店
18. レティクル座行超特急
19. これでいいのだ
20. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く