2012/5/27 「結成30周年記念&『筋少動画』発売ツアー!~」@名古屋クラブクアトロ
2012/5/27に名古屋・名古屋クラブクアトロにて行われた
「結成30周年記念&『筋少動画』発売ツアー!筋肉少年少女隊」のライブレポートです。
大阪&名古屋2days2日目、名古屋はクラブクアトロ。実は本日、はじめての神番というものをゲットすることができまして(……なんと、ひとケタ!)、前日は早めに睡眠を取り、まっすぐ名古屋に向かい結局なんでこんなぎりぎりまで準備してるんだっけ?という事態にはなったわけですがベストコンディションで迎えることのできた3度目の名古屋クラブクアトロ。開演前のざわめきのなか思うことは昨日のセットリスト。月テと北極星にプラネタにサイクリング、そしてドライブ。どれももう一度味わいたい!と思う曲ばかりだったので、ふたたび見れるというのがうれしくてなりません。
開演前の1時間が過ぎ、そして押して、ふわっと照明が落ちます。会場に響くOPSEはももクロちゃんの「労働讃歌」のボーカルなしバージョン!! 曲に合わせてオイ!オイ!と拳が振り上げられる中、メンバー登場! いつもは、ステージが狭いがゆえに3列目に居ても視界の確保が難しかったここクラブクアトロですが、今回は最前という位置取りがであるが故にその狭さはメンバー全員を一望できるという逆転の幸運さとなって現れます。おいちゃんふたたびの白ライダース(細部が昨日と違ったような?気のせい?)、橘高さんはきらめくミルクドレス、内田さんは白+肋骨モチーフなTシャツ、そしてオーケンさんは…なぜだかオーケンさんは手首でなく二の腕のところにリストバンドをお召しになられてるのが目にいって……そして、かきまわ……し!? 照明がふっと落ちて、これは、ここここここでまさかこれがいきなり!!? のっけから予想を裏切られるというよりは1曲目から本気を出されすぎだろ!という選曲、名古屋1曲目は「孤島の鬼」!!! 中盤の音が重なっていくところ、内田さん→おいちゃん、そして橘高さんが積み重ねていく音、戦慄するその光景をを一望できるステージに魅入ります。そして孤島の鬼に引き続くは昨日と同じく2番手から飛ばします「サンフランシスコ」!でものすごい押し! 眼前でおいちゃんが大ジャンプ!!
「どうもこんばんは筋肉少女帯です! 1曲目孤島の鬼から初めてみたんですけれども、なんか雰囲気がさいつもと違ってさ、俺まるでムックのたつろうさんみたいだったよね」(おい!w)「いや思ったけどやっぱり1曲目はぐわーってくるやつの方がいいねえ!(笑)」いやいや、いえいえ、そんなことなかったですよ! 1曲目に驚かされるってのはうれしいものです。 「あのね、今日のテーマはオーラです。オーラを出して行きたいなって思って。オーラって行っても竜巻のピーさんとか出てくる訳じゃないよ………うわあー!」オーケンさんの謎の所作に観客???「違うでしょ! そこは僕のものすごいオーラにオーディエンスが圧倒されてうわーって言うところだよ!!」いみふwwwww「うおおおーー!」\うわーー!/(のけぞる(笑))「今度はおまえたちが俺たちを圧倒してみろー!!」
オーケンさん動かれないwwwww客席及び橘高さんからの総つっこみに「もういちどー!」と言われ?たオーケンさんに再び客席がオーラ送るもオーケンさん動かず(爆笑)。おいちゃんはそこそこに、内田さんはおごそかに、橘高さんは過剰に動かれる(笑)「やっぱり大阪民はノリが違うよね!(内田さんに)東京組もがんばろうよ」おいちゃんは?!(笑)「ほらもういっかい!」\うおー!!/「うわー」やっぱり動かれないんじゃないですかwwww そういう一幕の後で今日はのっけからファイナルのテイで行くぜ!と昨日に引き続きの「ツアーファイナル」! おいちゃんがたくさん曲中に叫ばれる! たしかここ(かサンフラか?)でおいちゃんがちょっとうわああちょうど眼前の柵のところに! 足を! おかけに!!!
掴みtkブーツをしっかりさわらせていただきました!(笑) ツアーファイナルは、おいちゃんが最後のところのキメどころでばあん!とはじけられるところがやっぱりカッコよくって、それが全部見えるので、この場所にに居られるのなんて贅沢なんだろうなと思いを新たにします。ツアーファイナル終了後は照明が落ち、橘高さんの爆裂ギターソロコーナー。うちださんは橘高さんのマネっこを、オーケンはひとりダブルアッパーを、おいちゃんはステージはしでかがんでにこにこされてる。そんな橘高さんをみまもり隊(オーディエンス含むね!)にみまもられながらの橘高さんのソロからといえば昨日と同じ流れで「家なき子と打点王」です! このへんからもうものすごい押し、特に折りたたみがとてつもなくて、もたれかかっていた柵がぐらぐらゆれてもげそうになっていました!
そして打点王終了後、橘高さんのターンからおいちゃんが照らされて鋭い、あまりにリズミカルなカッティングから入ります、今回のツアー目玉曲の1曲「夜歩くプラネタリウム人間」! ツアー連続参加の醍醐味の一つに、曲が成長していくということがありますが、このレア曲たるプラネタリウム人間2日目の感想は、おいちゃんのイントロのカッティングがとにかくかっこいいってことと、それと後半の盛り上がり! ステージの両端でおいちゃんと内田さん加わってのダブルコーラス、それに呼応して叫ぶように歌う観客!♪「うたおうよこのよをはかなんで」! ここのところの、問答無用の一体感と、カッコ良さ、快感です! あまりの一体感ぶりにオーケンさんも歌い終わった後に褒められてたような記憶が。これ定番になってほしいな!
MC、喋るオーケンさんの横でおいちゃん(ジャケット脱がれたところ下に着られてたダメージ入った白Tがかーわーいーいー)がふーっと上手に行かれて、ステージはしにかがまれて上手のみなさんにきゃーっ!って言われてる。その声にオーケンさん「ちょっとみなさんこっちを向いてください!!!」(爆笑)「おいちゃんなにやってんですか涼んでるんですか!」よくよく見ると上手橘高さん前には扇風機?サーキュレーター?があるんですね(笑)その前にかがんでぱたぱたと涼まれるおいちゃん。オーケンさんに言われて(笑)立ち上がって、上手のみなさんにかろやかに「バーイ☆」(もだえるーー!!!)ってされて戻ってこられるおいちゃん。「あのねえ! MCで喋ってる間ににそういう風にほかのところ見られるのがほんとに困るからちゃんと話を聞いt」(下手で正座して話をちゃんと聴こうとされるおいちゃんの座りっぷりの愛らしさに下手が\キャーー!!!/)「だーかーらー!!」(爆笑) それで、平行して内田さんもいらっしゃらなくて(笑)「なによ内田君はなんでいないの?!内田君も涼んでるの? このあと変な衣装(爆笑)着て出てくるわけじゃないよね!!」ふつうに出てこられた内田さん「なにしてたの!」「すずんでたの。暑いから」「きみたちだけ!みんなは涼めてもオーディエンスは涼めないんだよ!!」(笑)(笑)(笑)。
(※筋少動画の話で「監督のポーズ」を取られるグレートウチダハウス監督の図)
プログラムは進行し、レピッシュからのカバーを、ということで「サイクリング」の再臨です。うおお!待ってた!! こちらも連続参加で聞くのが楽しみな曲ということで、2回目。自分も落ち着いた気分で見られることも連続参加の特権と、今回は曲に合わせて自分なりに弾んでみることをこころみました。昨日見た、おいちゃんの殺戮的にカッコイイ真剣な表情はどうやら「♪朝も夜も雑音の中」のあたり。橘高さんの泣きのギターソロはやはり2度目聞いてもすばらしく、そして中盤の長谷川さんの怒濤のたたきつけるようなドラム!! きわめつけは終盤にかけてのまさに「喉がつぶれる」かのような、おいちゃんと内田さんのツインコーラスだ! 特においちゃんのは、マイク通ってるから声聞こえるのは当たり前なんですけど、生のお声がマジで聞こえたような気がするくらいの気迫満載のコーラスでした。わたしもさけんだ! サイクリング、後ろの方の盛り上がりぷりは見えなかったのでわからなかったのですけれども、今後東京2公演に流れて行くにあたって、どんどん曲が育って行ってほしいなと思った次第です(実際どうだったのかな。すごかったんだろうな!)
そしてサイクリング終了後、この流れだと月テだよね、とあの刻まれるような音を予感していて、すごく神妙な気持ちになっていました……が。
あれれ。SEの感じが、違う。
この雰囲気……?
───そろりそろりとしのびよるその音は、まだ太陽の昇りきっていない、暗い中の朝靄のようで。そんな中、静謐を? 永訣を? ──伝える調べのように、すうっと奏でられる、オルガンの音。それらの音が組み合わさり、耳から染み渡って行くに従い、これは、「あの曲」だという認識が、オーディエンスの中に表れた時に、昇る、感嘆の、歓喜の声。前日のセットリストからまさかの月テOUT、代わりにここ名古屋クラブクアトロに降り立った大レア曲は───サーカス団はパノラマ島に帰るから、「アメリカン・ショートヘアーの少年」……!!!!
───イントロのところ。”ねこのあたまのしょうねん”をとりまくゆったりと時間がたゆたうところ。ここ!! ここ、ずっとおいちゃんを見ていました。なぜかというと、おいちゃんが、ものすごい精密な音色を刻まれていらっしゃったからです。ギターが──ただでさえ魔法のようなおいちゃんのギターが、ここでは、エディのオルガンに絡みつくように、空間に一つ一つの音を刻み込まれてらっしゃるのがはっきりとわかって、刻まれた音は波紋のように音の空間を作り出されていらっしゃいました。照明に照らされながら、おいちゃんが奏でられるギターのその音色に、すうっとオーケンさんの歌が、ぽつり、ぽつりと降りてくる。おいちゃんが…おいちゃんとエディが、空から中空にかけての空気をかたどられてゆく、ならば、地表をたゆたうように支配するのは内田さんのベース。曲が進行していき、その空間の中で、ステップを踏むようにしていた長谷川さんの変拍子のドラムが、瞬間的にたたきつけられるようにうなりを上げられ、霧がかけられたような空間へ、切り込んでくる橘高さんの、もう、言葉で表すことができないような、「唸りの」ギター…! そして、そう、あのとき、文字通り、わたしの目の前は黄金色に染まった。金色の光がじりじりとわたしの肌を焼いた、その感触が確かにあった。あれは、まごうことない、太陽だった。照明のせいだよ、って言われればそれまでかもしれないけれど。だけれど、だけれどね、黄金色の、オレンジ色に輝く夕日が空に昇り輝くさまを、あのクアトロのステージで、わたしは、確かに、確かに見たんだ。そうやって、アメリカン・ショートヘアーの少年がしずかに夕日の中へ消えていった後、かわって始まったのはにぎやかな幸せの物語、それはしあわせなしあわせな恋のおはなし! 「そして人生は続く」! 最大限に緊張した空気がなごやかチューンによってこうやってほどけていく瞬間も筋少さんならではだなあ、と思います。おいちゃんがにこにこ!
「『アメリカン・ショートヘアーの少年』久しぶりにやったね。」「ずいぶんやってなかったよね」「サーカス団の頃からやってなかったな」と会話されるオーケンさんとみなさん。話転じて最初に戻り、今回のテーマはオーラだという話。なぜオーラと言っているかというと、昨日の大阪のMCネタで、筋少ファンの人がやっているお店をたずねたものの気づいてもらえなかったから。「俺ってそんなにオーラがないかなあ……。という話を大阪でしたら、その後ですね、店に行ったファンの方から詳細な報告をいただきまして!」おお! 便箋を広げて読まれるオーケンさん。
「”わたしそのお店に行きました! 店長さんに大槻ケンヂに似た人が来なかったかとたずねたところ、今に至るまで一度も来られたことがありません!ときっぱり言われました”」(笑)「”加えて! 一度だけ大槻さんに似た人が来たことがありましたが、道で大槻さんを見たときはすぐわかったので、見たらわかるはずだし、たぶん別人だと思います!! きっとそうにちがいありません!!”」(爆笑)
あああ(笑)これはひどいwwwオーケンさんフルボッコだww 橘高さん「まあ大槻メシ食ってる時オーラねえもんな」「メシ食べてるときにオーラ出してたらただの怪しい人じゃないですか!!」「じゃあ次俺が行くわ、このカッコで! それで気づかれなかったりするんだよな(笑)」
「いっそ4人で行こう! 4人で行って、それでも気づかれなかったら──筋少やめて……4人でラップのようなものを歌おうぜ!」爆笑、って、ラップきたーーーーーー!! やったーーー!!(*^▽^*)
おいちゃんのニャニャーニャなリフが響きわたり、「ワインライダー・フォーエバー」開始です!! うれしい!!! どれだけ聴いたのよって話ですけど、なんていうか、やっぱり、これがないとね!!♪♪♪ 今回は昨日に引き続き2回のお召し替え後で、黒のジャケットをまとわれたおいちゃん(黒スーツ)がタトゥーを!のところですうっと胸から指を下げられて、それで「な・に・を・ぅ!」を煽られた・ならば! 下手みんなで担当させていただきます!! ワインライダーに引き続くはふたたびのぐるぐる「レセプター」から、クアトロに荘厳なメロディが降ってくる「世界中のラブソングが君を」。この曲でおいちゃんがぎゅっとタメられるところが大好きです。
昨日に引き続き、筋肉少女帯夏フェス仕様の新しい名前を決めようって話ここでしたっけね? やにわにケータイをいじり出すオーケンさん。「あのね。僕いくつか候補を決めてきまして、10種類くらい」……「戦国筋肉少女帯」「歌え!筋肉少女帯」とか、いろいろ挙げてらっしゃいましたが(覚えてないよう!)「歌え!筋肉少女帯」がいいんじゃないでしょうかw オーケンさん「メールで送るので各自決めておいてください」とのオーケンさんに橘高さん「ここで決めるんじゃないんだ!!」とマジつっこみ(笑)確かに(※しかしその時はロッキンでマジでこんなことになることとは誰も思わなかったでしょうよ)。
「…それでねえ、僕今日までギター練習してきて、各地も回って練習させていただいていた(えええ(笑))んですけれども、だから、ちょっとここで練習させてもらおうかなって」おいちゃん「我々は練習に付き合わされる訳ですか!(笑)」「いや練習本番だよぉ!」オーケンさん、ラブソングのアウトロあたりで、みなさんが演奏されてる間に足下に紙を置いてかれてたのでした。それは歌詞カード的なあれで、おいちゃん、昨日に引き続き渡された紙をしばし眺め見られたのち、やはりぱたんと折られる(笑)見られる気ないー!w オーケンさんがギターを携えられ、ギターズは手になにもなし…マイクだけ。じゃかじゃかじゃかじゃん♪「おぼえていーますかぁ~♪」(ズコー) その後何回も歌に入ろうとされるんですけどなかなか入られないオーケンさん。「ちょっと音調整してくださあい」橘高さん「ボーカル下げればいいんじゃないの」ちょっと歌って試してみたら」おいちゃん&オーケンさん「♪まわたい~ろ~した~」(爆笑)「ちょっと違うなあ、♪まわたい~ろした~…えっ、知らない??内田くん知ってる?あの紅白に○○○○が出たときの映像がすっごく怖くって。おいちゃん知らない?知らない。そっかあ… あっ、ちょっとロー下げてくださあい」マイク構えてた橘高さん「おまえそれそーいうの(※ステージ用語)使いたかっただけだろ!」それでつま弾かれようとするんだけどやっぱりまた止まってwみんなズコー!www「あのね、後でスタッフのみなさん僕をフクロにしていただいてけっこうですんで」(爆笑) うまく文字に表せないのがくやしいんですけど、とにかくここのコントwがころころと転がっててもうおかしくておかしくて、お腹がいたかったwwww それでようやく「ひまわり」がはじまったと思ったら間奏でやっぱりタメにタメにタメにタメ……………られて、やっと2番入られるし微妙に音程ずれてるような気もするしww たのしいwww
そんな抱腹絶倒の「ひまわり」終了後、「違う!筋肉少女帯はこんなバンドじゃないw」とオーケンさん至極もっともに我に返られてw 筋少のキラーチューン行くぜ!と始まりますのは「釈迦」ですよ!! ホンキのキラーチューン、再び柵が比喩なくもげそうなほどの押しと折りたたみ!!! うおあああ、圧迫された胸が死にそう!! しかし最前の特権として前方の空いたスペースを最大限に活用したモンキーダンスと折りたたみを楽しみ、おいちゃんの大ジャンプとペットシャワーもがっつり視界に納めました! しかしながら押し曲はこれだけじゃなかった……というかそうであるわけがない!!(うひょう!)濃縮されたハイテンションからなだれ込むは「カーネーション・リインカーネーション」!!! 昨日見てたときも思ったんですけど、おいちゃんが途中のコーラス、ギターから手を離されて荒々しく叫ばれてるおすがたが超絶カッコよい!! そしてそのまま勢いは今度は……上方向へ!「ロシアンルーレット・マイライフ」で拳となって突き上げます!
怒濤の筋少コーナーが終了し、昨日はそう、気づかなかった…これは宇宙的なSE、なのだ。スペーシーな音が熱狂の空間に風を吹き込ませるかのように包みます。エイティーズの予感。本編ラストは「若いコとドライブ~80’sから来た恋人」。なんだか、言葉はもういらないですよね。昨日と同じ、人混みから自然に手が上がり、鳴り響くイントロのトコロのクラップ。その中で、この曲を、聴けてることが、幸せだ!
~アンコール~
オーケンさんがひとりでご登場。
「どう? ボクオーラでてる?」\でてるー!/(笑)
「筋少ね、ほんとに大変でね。なので、体力作りに、最近、ボクシングをはじめましてね。鍛えてるんです。
みなさんも! あやしいやからにおそわれたりしたときは! ご遠慮なく! ボクを呼んでくださいね! そしたらボクが!」
ステップ・ステップ・アッパー・すっすっ。
FOK大阪でもやられてたダブルアッパーwith謎の耳隠し!wwを、ひとしきり(笑)ご披露なされたあと、おいちゃんと橘高さんが呼び込まれます。おいちゃんは物販の黄色Tシャツ! おにあい! 橘高さんがリルカのひらひら白黒衣装で、すっごくニコニコとおはなしされてたのもやけに印象に残っています。それで、MC終了後、おいちゃんがカウントを取られて、橘高さんと、タカミネをかきならされたならば! しっかりした心地良いアコギの響き、絶妙にゆかいな音色。これもなんだか久しぶりな気がします、アコースティックで「子犬にしてあげる」ですね! この曲のおいちゃんの音色もなんだかすっごくよかったな~。音がクリアーにきこえたおかげもあるのかな?
そして、ゆかいな子犬が終わって、ふたたび照明が落ち。舞い降りるはエディの哀愁漂うピアノピース。あまり長い時間では、ないはずなのに、あの小さなメロディだけのはずなのに、どうしてこんなに長く感じるのだろう?というくらい、美しい音色。その哀愁のメロディに乗っ……て………くるのは………
「ルルルル~~~」川Θ∀Θ川〜♪
ハwミwンwグwだ!!!! 本日もユウ様キター!!!!! 昨日は若干後ろに下がってしまっていたせいで、人のかげになっちゃって内田さんの全身見えなかったんですけども、今日は見える!! きらきらと輝く紫の花を胸に纏い、光沢のあるジャケットの下にお召しになられてるのは薔薇柄??の紋様のシャツ。会場の声援に一礼。エディに向かって「メルシーボクゥ」「すてきなピアノを、ありがとう!」キャー!! ここでツアー中はじめて\ユウさまー!!/というかけ声が飛ぶww「アンコール、ありがとう! 最後に一曲。僕のデビュー曲です、聴いてください」と、本日もユウ様歌謡ショーです、「北極星の二人~内田のラブソング」! 内田さん、歌いながら(橘高さんや)おいちゃんに寄っていかれて、おいちゃんはそれに応じて内田さんの持つハンドマイク!にて2人で一つのマイクでコーラス!! 間奏のう!はー!では感極まって崩れ落ちるテイをなされるユウ様!(笑) 本日も絶好調のハイパー内田タイムです!
……そして、ユウ様が退場した後に橘高さんがつまびくのは「かの」メロディ。今回、ここで、ふたたび月テ→アメショのようにいい意味で裏切られるのかな?との予想が一瞬胸をよぎったけれども、そうじゃなくて、これが、この展開が聴きたかった。このイントロの緊張感を待ち望んでいたのです! 橘高さんのギターが転調し、おいちゃんのE-BOWが啼いて、蘇った少女たちの訪れを告げる。 鮮血散る盛り上がり、「再殺部隊」!! ラスト間際だからか本気で殺されそうな勢いの押しが来て!! しかしながらそれをはじきとばすほどの緊張感と盛り上がりです!! 再殺終了後は「おまえ等飛べるのかい!」といわれて、あっ、そうだよ、がんばる! これも半年ぶりになるのですよね、カラフルな照明に包まれて「踊るダメ人間」きました!!手振りと折りたたみとダメジャンプ!オーケンさんが叫ぶ、「筋肉少女帯のライブはこれで終わりじゃない!また帰って、ここでふたたび会うまでがライブじゃないのかい!!」 ──そうだ、このライブはきっとまた、ここで会う日のために。オーラスは「イワンのばか」で、完全燃焼です!
終演後、ほんとーに燃え尽きた感じで。そこに\うわーっ♪/と池の上さんの「♪サイン」の歓声が響きます。おいちゃんが前にわーって降りてこられてごあいさつ! そのまま上手にもご挨拶にあがられて、その間、橘高さんがこちらにお越しになられて、それで今日のはじめごろにおいちゃんがされたようになんと、バーに足をかけられて観客席に乗り出し! ぎゃーっ、ひらひら、ブーツブーツ!! 視界の端では舞台の上でごきげんなオーケンさんが、サインの一節を?口ずさまれながらにこにこされていたような! みなさまがそれぞれご挨拶を終えられ、おいちゃんはオーディエンスに「オヤスミ!」と言われてご退場、最後に内田さんが「ありがとう、またきます」と言われた──そうして、2012年ツアースタートの名阪2daysは、ここに終演を迎えました。終わった後、フロアに散らばったフライヤーが、ライブの激しさを物語っているかのようでした。
総評としては、前日に比べて入れ替え曲がかなり多かった(※累計6曲かな)ので、とても驚かされましたし、まさか月テが抜けて、伝説のアメリカンショートヘアー!が聴けるとは思わなくて! 音楽も、MCの楽しさも、選曲も、総合的なバランスにおいて文句のつけようのない、筋少が好きで本当によかったなあって、そう思えた、とてもきらきらした、すばらしい一夜でした。
あとは、そうですね、ひとつとても大きかったのが、ライブに臨むにあたって、筋少動画をいちはやく(※ライブ後に鑑賞会にお誘い頂いたので)見れたってこと。ここ最近、特典が復活前の映像のことが多くて、いくつか考えていたことがあって、復活後のファンとしましては、復活前の方が感じるように筋少さんを見ることはできないんだよなあって思うことがたまにあって、けどあの過去の集大成である筋少動画を見たから、なんとなくすこしだけ、みなさまのお気持ちに近づけた気がして。もちろん今のみなさまが好きなんですけど、映像の中で、ああいう時間を経た今のみなさまを見ることができた。そういう意味でもなにかとても感動するものがあって……MCも、楽曲も、なにもかもにおいて、まごうことなき2012ベストライブと言えるでしょう。明日、ツアー総合ファイナルの青年館で、どのような展開を見せてくださるのか、今からとても楽しみにしています。ありがとう、どうもありがとう!
セットリスト
1. 孤島の鬼
2. サンフランシスコ
3. ツアーファイナル
4. 家なき子と打点王
5. 夜歩くプラネタリウム人間
6. サイクリング
7. アメリカン・ショートヘアーの少年
8. そして人生は続く
9. ワインライダー・フォーエバー
10. レセプター
11. 世界中のラブソングが君を
12. ひまわり
13. 釈迦
14. カーネーション・リインカーネーション
15. ロシアンルーレット・マイライフ
16. 若いコとドライブ~80'sから来た恋人~
Encore
17. 子犬にしてあげる
18. 北極星の二人~内田のラブソング~
19. 再殺部隊
20. 踊るダメ人間
21. イワンのばか'07
おまけ
【速報】おいちゃん宇宙行ってない