2012/10/20 「自選!筋少作曲者別楽曲限定ライブ」一夜目@恵比寿LIQUIDROOM
2012/10/20に東京・恵比寿リキッドルームにて行われた
「「自選!筋少作曲者別楽曲限定ライブ」 一夜目 本城聡章&大槻ケンヂ作自選曲限定ライブ」のライブレポートです。
2012.10.20. LIQUIDROOM EBISU
ついにこの日がやって参りました。作曲者別楽曲限定ライブは一日目、オーケンさん&おいちゃんデー。五反田のワンタンメンで腹ごしらえをしてホテルにチェックイン後、リキッドルームに向かいました。リキッドルームに到着して、階段を下りフロアに入ると、そこはいつものライブ前のわくわくを内包する空間が広がっていました。おいちゃん側3列目にスタンバイです。
OPSEは「雷神」に乗ってメンバー登場! オーケンさん! オーケンさん!! おいちゃんは黒スーツにうすいピンクのTシャツが見えて、橘高さんと内田さんは位置取りでほぼ見えなくても、ここに筋少がいる! かきまわし! 歓声に包まれる中フロアに響き渡るは「あの」SEだ!おいちゃんの代表曲と言っていいでしょう、「カーネーション・リインカーネーション」!!! フロアが一気に圧縮されます! 前奏でオーケンさんがちょっとばかりズレられたけれどすぐに持ち直されました、ナイス!(というか一瞬新手の煽りかと思っていた) オーケンさんの歌声にフロアのすべてが応じ、最初からノドが枯れそうな勢いで叫んで、それでその後にフロアに響いたのはキラキラとした波のきらめきだ、これもまたおいちゃん曲「君よ! 俺で変われ!」です!おいちゃん曲の要所要所でばっちり入り込んでくるかけ声であるところの\ハーッ!/もちゃんとキメて、最初のMCへ。
「間違えても気にするなー!!!」(笑)オーケンさん!「今日は筋肉少女帯作曲者別ライブということですけれども、ボクしょっぱなから間違えまして、、あの、アレ(カーネーション)間違えたのって当然オレ???」ああ、おいちゃんうなずかれてる(笑)橘高さん「お前だよ!(笑)(※おいちゃんの方に向かって)もうオレたち(楽器隊)のアイコンタクトたるや」←w
「リキッドルームはこの距離感がいいよな……とてもいい距離感だぜ! そして誰もタオルを巻いてない俺に気が付かない」(あ、ほんとだ(笑))「20年前の俺が戻ってくるぞ!!」(ええっ!?(笑))「今! ピラメキーノという番組で! ヘビーローテーションされている曲! 俺が街を歩いていたときに小学生がこの曲を歌っていた! 毎晩◎時になると、ワクワクしながらテレビをつけて、嘉門達夫が映っていたときのがっかり感がおまえらにわかるかー!!」(笑)「けれどこれで大ブレイクしたら俺たちもうリキッドルームなんかではやーらないかもよっ。ここじゃなくてー、味の素なんとかとか、さいたまスーパーなにがしとかでやるかもしれないぜー♪ チケット争奪戦になっちまうぜ~♪ おまえらしばらくチケット争奪戦なんて経験したことないだろう!!」wwwww「せいぜいFOKくらいだろう!! FOKはキャパ30人から40人くらいなんだぜ、それがもっとな…………イエーーー!!」\イエーーーー!!/「そんなヒットしているのかいないのかよく判らない曲を今日はやってやる!」
というわけでフィーチャリング「ピラメキーーーノ」!!! 本日の物販モチーフにも2点かかげられて(※カレータオル実物見たらすごいかわいかった)大変時流に乗っている(笑)オーケンさん曲「日本印度化計画」が来ました! 橘高さんの本日のピックシャワーはなんとセンターより下手側、取れませんでしたが、ピックがきらきらと頭上を舞っていく様を見れて楽しかったです。そして引き続くのはオーケンさん「サボテンとバントライン」!!リキッドはとても音が良く聴こえるハコです。バントラインで爪弾かれるおいちゃんパートがとてもしっかり聞こえて、はげしく心地よい。アルペジオでいいのかな。あの規則正しいきれいなメロディが大好きです。後半に向けて足が自然にマーチのリズムを刻みます。筋少さん、の音だ、まかり間違い無い。バントライン終了後は一転してわうわうと歪んだギターの音から月光蟲ゾーンといえますでしょうか、「僕の宗教にようこそ」であります!間奏の語り前、「おまえらー! おまえらは筋少っていうものに洗脳されているんじゃないのかー?!」\いえー??/「筋少という宗教に、洗脳されて居るんじゃないのかい!!」間違っちゃいないですよねぇ。「こういう曲に触れているからこそ、もんもんと貯め込んだ何かも、カルトな狂気に行かないで済む……ここ、リキッドルームで、感情を、解放していけよぉおおお!!」きっ、と空を見ながら語りを入れられるオーケンさんが格好良く、そして渾身の語りに応じ、エディ!エディがステージセンターに降りてこられてハンドマイクでオペラを高らかに歌い上げられます! すんごい熱が籠もってた!
宗教終了後、「自選作曲者ライブ……今日は、オレとおいちゃんの……2人でお送りします。……おいちゃんまだいるの??」おいちゃん「いや(※ステージに)居ろって言ったじゃん!(笑)」ほんとだ、ステージの上、オーケンさんとおいちゃん(とエディと長谷川さん)だけだ(笑) オーケンさんのお言葉にちょっと退場されるそぶりを見せられるおいちゃんにオーケンさん「ああいいよ、いていて」(笑)とのことで。「折角だからおいちゃんに色々聴こうよ! おいちゃんはいっつも何やってるんですか」(そんな根本的な質問を(笑))マイクに手をかけられつつおいちゃん、「何をって(笑)……ラーメン食べてぇ、F1見てぇ、ギター弾いて……いるかなぁ??」その仰られ方のかわいさに下手完全ノックダウン。この間の流れをちょっと忘れてしまったんですが、オーケンさんが「ギター持って来い!」っておっしゃられて、ギター漫談的なことをされたのでした。それでその間おいちゃんが何をされているかと思えばエディのピアノ台に上られてあああああかあああわああいいいいい!(ry
そのまま、オーケンさんの弾き語りにて「死んでいく牛はモー」。間奏だったかな?オーケンさんギター弾き語りメンバー紹介。おいちゃんはさらっと紹介されたはず、内田さんがちょっと覚えてなくて、それで橘高さんが「俺と知り合わなければこういう紹介をされることもなかったであろう~~暴逆の貴公子~~~~橘高文彦!」暴逆の貴公子ひさしぶりにきたこれwww 橘高さんニガワライだwwww そして再び「モー」を歌い出されるオーケンさんの演奏に、ななななななんと橘高さんがギターの合いの手を入れられます。オーケンさん「ジャムってる?!」下手からおいちゃんがどっしり見守られる中、ほどなく内田さんのベースが加わって三重奏、なんだこれむやみにかっこいいwwwwwそしてそのまま「筋少初! オレのギターに合わせて! 筋肉少女帯がEマイナーで演奏します!!」最後はなんと全員で「死んでいく牛はモー」をジャーーーン!!!と非常に壮大にか……感動的に終結!!! やだなにこれかっこいいwwwwwww
そしてギターを外したオーケンさんのシャウトから入るのは手上げの楽しいおいちゃんのダンシングなナンバー「ソウルコックリさん」が展開し、そのにぎやかな空間が終了後にオーケンさんがアナウンスされるあの曲名、曲名の後に沸き上がるけたたましい笑い声、「みんな歌ってくれ!」空気が一気に影の空間へと転換します、バンドバージョン「蜘蛛の糸」! バンドバージョンの蜘蛛の糸をライブにて聴くのは初!です! かっこいい!! 大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫だよねぇとオーディエンスから合唱がわき起こります。暗い感情を解放しろとオーケンさんが叫んでいたけれど、蜘蛛の糸なんかはそのもっともたる歌ではないでしょうか。音の渦にもってかれながらも、この曲はおいちゃんのコーラスにきゅんとする曲でもあります。最後の「笑ってろ見てろよ!」「気のせいさ眠れよ!」がもう~~~うおー、かっこいい!!!
蜘蛛の糸終了後、楽器隊はけられてエディと長谷川さん、オーケンさんのみに。「今の「蜘蛛の糸」」よかったねえ!」よかったよかった!「みんなの合唱がすごいよかった」
「エディ! …エディ、今日の服はゆうゆう散歩に出てる仏像師さんのような服だね」(だれだそれは(笑))オーケンさんの紹介に立ち上がられるエディ、「今日はお立ち台がありますので!」とのこと。キーボード台からちょっと高めの所に立てるようになってるのかな?エディの膝元あたりまでお姿拝見できました。「筋少はリハーサルをずっとやってたんだけど、俺エディにディスられたんだよ」「いや…オーケンはいっつもランチパックばっかり食べてるって」「いいじゃないかよ!」「もっとお金持ちみたいなものを食べなよ! …って言ったんだけど」「オレあんまりグルメわからないんだよね。おいしいものわからない。あんまり興味ないのね」「ゆうゆう散歩みたく、オーケン散歩ってやればいいのに」(ぱちぱちぱち)「それでうまいもの食べようよ」「あー。オレとエディが散歩して……あ、長谷川さんもついてきてください。台車に乗ってとかでいいんで」だwwwいwwwしゃwwww「それでうまいものたべて「おいしー、おいしー」って」※(明らかにうわのそらおいしい)エディ「俺「美味しい!! 美味しい!!!」(※明らかに気合い入りおいしい)って言うわ」「で、長谷川さんはその後ろで「ドコドコドコドコドコ」ってやってくれれば」どんな番組だ(笑)
それでみんなでてこーい!って楽器隊が登場されて、黄色いTシャツにお召し替えされて次の曲のスタンバイされているおいちゃんに「おいちゃん、おいちゃんは俺がランチパックばっかり食べてるって思ってた??」おいちゃん「思ってた!」(爆笑)「けどねけどねっ、”ランチパックばっかり食べてるな"ってだけ思ってたんじゃなくて、ジャンクなもの食べてるなって思っt」「俺は人間が嫌いだああああああああーーーー!!!」
爆笑! どん♪たん、ドンドンタン♪ ひさしぶりです、シーズン2よりオーケンさん曲「人間嫌いの歌」がたいへんお見事なつなぎで登場です!「おまえら! 君以外の!っておれが指さしたら「キャー!」って言えよ!若いコのていでな! もう若くないかもしれないけれど!」ひどい(笑)オーケンさんチューンの中で随一のご機嫌ナンバー、併せて区ラップ、メンバーが会場のそこかしこを指さすのに併せて君以外のと叫びます。たのしい! にぎやかに人間嫌いの歌が終了後、ステージは照明が落ちています。しばしの静寂。明るめの曲から暗めの曲に転調される前兆を感じていたそのときに降りてきたイントロはなにかがそっとしのびよってくるような音。これもオーケンさん曲「デコイとクレーター」……。空気がフロアの下にただよっているような。最近特に思っていたんですけれど、本当に主観で申し訳ないのですけど、音の空気がなんとなくビジュアルになったように見えるときがあって……いや、ビジュアルに見せさせる音なのだ、筋少さんの音は。そうなのだ。おいちゃんが規則正しく刻まれる音と橘高さんの静かに低く唸るようなギターの音と、オーケンさんの歌が絡まって、高い密度で空気がそっと閉じていく。暗い中にぎゅっと閉じこめられたようなそんな気がしながら曲の終演を迎え、その暗闇に降ってきたのは荘厳かつ華やかなオルガン、ああ、閉じた空気が、ゆっくり開いてく、これは、おいちゃんのバラード「世界中のラブソングが君を」! 高らかに歌い上げられるオーケンさん、楽器のハーモニー、橘高さんのギター、丁寧に刻まれるおいちゃんのギター。アウトロのところ、最後に、おいちゃんがすうっ、と十字を胸の前で切られて、その手で天をほんのわずかに指さされたのが見えました。かっこよかった……!
MC。「おいちゃん! おいちゃんは筋少に入ってから曲を作りはじめるのがけっこう遅かったんですね」おいちゃん「そうですね、エリーゼのために、からですね」「それで作り始めたらものすごい数の曲を作ってきた。おいちゃんが曲を作り始めてから、筋少の曲のバリエーションは広がった!」パチパチパチパチ!!沸き上がる拍手においちゃんがぺこりと一礼されます。「それで、おいちゃんが曲を作りだしてから、歌がすごくむつかしくなった!」(笑)「おいちゃんが曲を作らなければ、オレはピッチのこととか考えなくてよかったんだ!(笑)日本の米とかさぁ、ピッチとかどうでもいい曲だよね、あれ(笑)」
「おいちゃん、おいちゃんの作曲テクニックを教えてよ」おいちゃん「テクニック??」オーケンさん「いや、今ここに来てくださってる筋少ファンの中には、若い子で、ニコニコ動画でボカロPとかでデビューしたい!って思ってる子もいるかもしれないじゃん、そういう子の為に!」「テクニック、ねぇ……」
~♪おいちゃんのさっきょくこうざ♪~
「基本的にね、ギターはつかわないんですヨ。全部、鼻歌なんです」
ええ~~~!!と会場の声にオーケンさん「それ俺じゃん!!」←(爆笑)
「鼻歌なんです。ほら、こう、ギターを長くやっていると、ギターを使うとどうしても癖がついちゃってて、手癖が出ちゃうんです。だから鼻歌。テープをもっていて、どこにいても、酒飲んでても、ラーメン食べてても(だったっけ?)思いついたら、すぐにテープに吹きこむの」「オレ最近やっとギターで作れるようになったのに!!!」(笑)会場から感嘆の声があがります。ここまでのくだりは自伝でもおっしゃられてた記憶があって、たしかテープレコーダーにこだわりをお持ちでらっしゃったと記憶しております。しかしながら今日は新事実が判明!「(※録音する機材は)いろいろ便利なものが出てたけれども、ずっとカセットでやってきたんですよ。けれど、最近、数が多くなりすぎて、カセットのどこにどの音を入れたのか、わからなくなってきちゃったんだよね(笑) それで、最近、ついに、ICレコーダーを、買いました!」おおお!「そしたら、どこに入ったかすぐわかる!」(えっへん!)ICレコーダーのサイズを両手で示されるおいちゃん激烈かわいい! オーケンさん「オレ、思いついた歌すぐ忘れちゃうから家の留守番電話に吹き込んだりするよ」おいちゃん「ああそれオレもやる!(笑)」
ここで確か「自選曲ライブなので、せっかくだから曲を紹介していこう」という話に。
「まず「カーネーション・リインカーネーション」。これは、おいちゃん。「君よ!俺で変われ!」これも、おいちゃん」と順々に紹介していくオーケンさん。「インドは? オレだよ。サボテンとバントライン、これもオレだよ。僕の宗教へようこそ、これもオレだぁ~(笑)」オーケンさんうれしそうですね(笑)「死んでいく牛はモー、もオレで、次は、「ソウルコックリさん」なんだけど、なんでおいちゃんはこれを選んだの? 言っちゃあなんだけど、すごく代表曲でもないしキラーチューン(だっけ??違った気がする)でもないのに!」にこにことおいちゃんが理由をおっしゃることには、「一曲、君(オーケン)との共作を入れたかったんだよね。「人生は大車輪」とすっごく迷ったんだけど」そうだったのか! おいちゃんいい話。
「共作と言えば、そういえばデコイとクレーター……いいや、これは後で言おう」橘高さん「今言えよ(笑)」橘高さんがたしかもう出てこられてたのかな。オーケンさん「これは山名湖の合宿の時に作った曲なんです。昔筋少はよく山名湖で合宿していてね。だからデコイとクレーターは山名湖の歌なんですよね。夢が壊れますね」(笑)「スワン一緒に乗ってたよね。写真あるでしょ?あれをシーズン2のジャケットにすればよかったなぁ!内田はずっとゲームやってた気がする。」ここで内田さんが出てこられたのかな。内田さん「オッス!」「内田くんは合宿でずっとゲームやってなかった?」内田さん「ゲームはやってなかったよ」「やってなかったっけ?」 「山名湖の合宿の時にたくさん曲を作って。部屋割りがオレとおいちゃんとうちだくん、それと橘高くんと太田だったのね。俺たちはそのとき一緒にいたプロデューサーの方が佐久間さんで、すごくおとなしいから、”いっかいシメてやろう!”とかわるいことをたくらんでいたんだけれど、結局すごいいいかたで、シメなかった(笑) 同じ部屋の内田君は合宿で、寝る前にいっつもユーミンを聴いてたの。内田君はユーミンからなにかそういうオシャレな影響を受けたりしたの?」内田さん「おしゃれな、影響はうけてないけど」オーケンさん「だって君いっつもおしゃれな服着てるじゃない」(笑)
「それで、人間嫌いの歌、さっき言ったデコイとクレーター。これがオレで、次は世界中のラブソングがなにがし」おいちゃん「なにがしってw」「……世界中のラブソング……が、君を」おいちゃん「そうそう(あってるあってる(笑))」「世界中のラブソングを君がじゃなくて」「ラブソング「が」君を」「君よ俺で変われってあったでしょ?なんかリハの時に、「君が俺で変われ」って書かれてて」セトリ誤字(笑)
「それで次の曲は、僕と内田君の共作ですね。これも山名湖で作ったんだっけ? ルリヲ(だったっけ?)?」橘高さん「それはオレが4時間遅刻してる間におまえらが勝手にセッションして作ったんじゃないか!(笑)」「この曲は、最初仮歌をスタッフさんが入れたんですけれども、すごいハードロックな曲になるって想像していて、実際に歌詞が乗ったときに、そのスタッフさんが大変にショックを受けたと。こんなバカな歌になるんだって!」
そんなバカな歌???いやいや激烈キラーチューンかつド定番! オーケンさん&内田さん共作の「踊るダメ人間」!! ここから怒濤の?終盤に向けてのダメジャンプで折り畳まれたあとにくるのは「タチムカウ」「ドナドナ」そして「トゥルー・ロマンス」、熱血・哀愁・大ハッピー!の三曲三様おいちゃんチューン三連発!!タチムカウはみんなで拳を降りあげるのが楽しいし、ドナドナはもちろんドナドナコールからの間奏の疾走感がききどころ!そして大盛り上がりの空気が一気にさらにゴキゲンの極みに舞いあげられるトゥルー・ロマンス、メンバーのみなさんのコーラスと、ドンドドンドと弾むようなドラムが(CD版とは趣が違って)とっても気持ちいい! おいちゃんがたしかラブゾンビに突入する前に前方ゾーンに向けて聞こえなかったけど「歌え!」的な内容でアオられたのでもちろん応じコーラスしながら手を挙げてラブゾンビコールです!ハッピーだ! とか思いながらちょっと視界が確保できたのでふと上手のほう何気なく見たら内田さんと橘高さんが仲良くクロスされるような感じで弾かれててなにこのなかよさっぷりかわいいんですけど!! ひとしきりラブゾンビさせていだいた後、(たしかこの辺でギターを客席に差し出されてたはず、ちょっとだけ触れた!)ここでおいちゃんチューンコーナー一区切りかと思いきや、おいちゃんがギターをデリンジャーに持ち換えられてる! まだあるんだ!! オーケンさんが叫びます、「最後に、意外においちゃんの作曲だったレアな曲(?)をやります、「機械」!!」橘高さんのギターがひときわひときわ高く奏でられ、本編オーラスはキラキラより「機械」です!! 空に向けられた機械の物語。おいちゃんのお作りになられる曲は、幸せな曲も多いけれども、愛を撃ち殺せやドナドナみたいにきれいな哀愁の音色もあったりして、おいちゃんはいつか雑誌の対談で、自分の曲に橘高さんのギターが乗るのが楽しみだって言われていたけれど、特にこの機械は───機械のギターソロは、そのメロディを、物語をさらに高みへ──
機械が終了し、本編もともに終了です。アンコールを求めるクラップ。
~アンコール~
「あのね、今楽屋でさ、だれとは言いませんが「疲れた、あと何曲やるの」って言った(笑)」ってオーケンさん。いやものすごいですよ! 明日もかぶりなしで20曲あるとか、今からわくわくが止まりません。「また曲紹介しましょうか。僕と内田君の共作の踊るダメ人間からはじまって、タチムカウ。これおいちゃん。ドナドナ、これもおいちゃん。トゥルー・ロマンス。これもおいちゃん!」おいちゃん、読み上げられるたびにぺこりと丁寧に一礼されます。「それで、「機械」、これもおいちゃんなんだよね。僕これ橘高くんの曲かと思っててさ。おいちゃんの曲なんですねー。オレおサル音頭も橘高くんかと思ってた」(爆笑)「あれ(おサル音頭)は、どうしてUFOと恋人の1曲目に入ったんですか?」橘高さん「(※作ったのはオレじゃないけど)1曲目に推したのはオレだよ」オーケンさん「なんで(笑)」橘高さん「アルバムの1曲目って言うのはね、ガーン!とリスナーに衝撃を与えるものがいいんだよ!! クィーンのWe will Rock Youみたいに!」「あなたおサル音頭とクイーンを同列にしないでください!!(笑)おサル音頭はワールドカップで歌われないでしょ!!?!」(爆笑)
(うっかり後ろに置いてあったペットの水をこぼされたオーケンさん。あああ~と声を上げる観客に)橘高さん「"あぁあ"じゃねぇよ"キャー"だろ(笑)」とツッコミ。\キャーキャー!/「…わーでいいよ(笑)」その横で(ΘωΘ川さんは<大丈夫大丈夫大丈夫大丈夫……)
たしかすかんちの告知をここでされたのでしたっけ?あまりMCは長くなかったです。おいちゃんがこのあたりのどこかで「今日、大槻さん、よかったですヨ」ってオーケンさんのことを褒めていらっしゃって、とてもなごんだ! そしてそんなおいちゃんに「今日は作曲者2DAYSなので曲へのつなぎをおいちゃんに振ります!」(笑)とパスされてパチパチパチ! ちょっとびっくり気味でらっしゃったおいちゃん「みなさんどうですかー!!!」\イエーー!!/「今日も残り楽しんでいってくださいねぇーよろしくうぅう!!!」イエエエエエエイ!!! それに引き継いでオーケンさんが次の曲のタイトルコール、2DAYSはじめてのつたきゅーチューンがきた!オーケンさん曲の「ゴミ屋敷の王女」。これはまた空の見える曲なんだよな。快晴の空の上から町の風景を見る、みたいなそういう。最後に荘厳に、空へと。ゴミ屋敷に引き続いてはこれもまたオーケンさん曲、シングルのツアーファイナルにのみ収録されていて、オーケンさんブログでも書かれていらっしゃったのでお気に入り!?クセになるという意味でのくせ者チューンの「中学生からやり直せ!」!! かっこいいー!!ってここでおいちゃんがものすごいセクシーにゆらめいて(こうとしか書けない)らっしゃったので悩・殺!! 良いものを見た(鼻血) そしてちゅうぼう!と叫んで〆られた後はこれまたミドルテンポ3弾目、今度はおいちゃんのターンだ!!つたきゅーからのおいちゃん選は「暁の戦力外部隊」!!! とにかくとにかく後半に向けての展開と全編にちりばめられたコールアンドレスポンスが楽しすぎるおいちゃんらしい一曲は、サビの〆の咆哮をメンバーと観客が一体となって行うのがステキなのです! 間奏のおいちゃんのコーラスが何回も繰り返しますけどたまらなくて、そして最後のフロアが一体となっての大合唱で〆!! そして戦力外部隊の次はいよいよクライマックス、これは内田さんとオーケンさんの共作となります、定番かつキラーチューンきわまりない「釈迦」!!! ゴミ屋敷から戦力外まで、ゆるやかに盛り上がってきた空気が一気に沸騰し、もはやただごっちゃごちゃになるしかない!! おいちゃんのペットボトル水まきと釈迦ジャンプも炸裂して、クライマックスだぁああ! ドロロノノウズイと合唱して、おいちゃんが確かここでギターもう一回差し出されてワイヤレスを触れて(あこがれの、ワイヤレス!)、釈迦が終わって、あ、あれ??おいちゃんがまたギター持ち替えられてる、白のストラト……? 終わりじゃない???次が???
「最後に! おいちゃんの代表曲……って言っていいのかな、
これは、復活後の筋肉少女帯で演奏するのははじめてになります、
「生きてあげようかな」」
…………筋少さんのライブにくると、なんだか映像が思い浮かぶんだと、このレポートの先の方で書かせていただきました。大変、浮いたような話で、主観で申し訳ないのですけれども、ふとライブハウスの空を見上げると、ライブの空間から導き出されてるのかもしれない、ぼんやりとした映像が見える気がするのです。それで、その映像が、今回のバンド演奏初披露の──「生きてあげようかな」は、これまでとちょっと違ってて、藍色だった。藍色の光景が、リキッドの天井が、まるでないみたいに、すごく高く高く広がっていた。それで、筋少さんが作り出したその空は、その音は、その曲は、そこの空間は、とってもとっても優しくて美しかった。「浮かぶのはイメージ」、オーケンさんが、語りも含め最後まで、丁寧に丁寧に歌いあげられて。かくして、自選曲2DAYS一日目、おいちゃん&オーケンさんデーはここに終演を迎えたのでした。
今日は作曲者別ライブということで、どういう選曲になるのかとっても楽しみでした。ふたを開けてみると、オーケンさんもおいちゃんも粒揃いの代表曲を繰り出されてこられた感じを受けました。特においちゃん曲は…元からものすごくバリエーションをお持ちでらっしゃる一連のおいちゃん曲の中でも、特においちゃんっぽい色とりどりの楽曲を聴くことができてうれしく、楽しくて大満足です! 最初から最後まで音がとてもよく聞こえて、位置取りが幸いしおいちゃんの手元も拝見できたので、「バントライン」といい「蜘蛛の糸」といい、──いやなんていうか全体的に全部──私はおいちゃんのつまびかれるギターのメロディがとても好きだなーと改めて思った日でもありました。明日もどうぞよろしくお願いいたします。明日は2日目、内田さん&橘高さんデーだぜ!
セットリスト
OPSE KISS"God of Thunder"
1. カーネーション・リインカーネーション
2. 君よ! 俺で変われ!
3. 日本印度化計画
4. サボテンとバントライン
5. 僕の宗教へようこそ
6. 死んでいく牛はモー(オーケンさん弾き語りwith筋肉少女帯)
7. ソウルコックリさん
8. 蜘蛛の糸
9. 人間嫌いの歌
10. デコイとクレーター
11. 世界中のラブソングが君を
12. 踊るダメ人間
13. タチムカウ~狂い咲く人間の証明~
14. ドナドナ
15. トゥルー・ロマンス
16. 機械
Encore
17. ゴミ屋敷の王女
18. 中学生からやり直せ!
19. 暁の戦力外部隊
20. 釈迦
21. 生きてあげようかな
~おまけ1~
「髪の長いお客様がヘドバンしてらっしゃってて、その横にいらっしゃるお客様がこう、耳に手をあてているのが……おれのシャドーボクシングみたい」とオーケンさんがおっしゃられたときの心温まる風景。
~おまけ2~
橘高さん「作曲者シャッフルすればいいんじゃない?」オーケンさん「シャッフル?」橘高さん「今日は君とおいちゃんだけど、俺とおいちゃんの日と、君と内田の日とか」おおおおお~~~!「橘高さん、僕と内田君の日ってそれ空手バカボンじゃないですか」違いないwwww