2013/3/30 「4半世紀記念への何か予言はあるのか?」新曲A『妖精対弓道部(仮題)』@恵比寿LIQUIDROOM

2013/3/30に東京・恵比寿リキッドルームにて行われた
「4半世紀記念への何か予言はあるのか?」新曲A『妖精対弓道部(仮題)』のライブレポートです。


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 ◆運命の3月末

 ”つたきゅー”から、今年で3年が経とうとしています。それ以来数多くの筋少サウンドが披露されてきましたが、いよいよ、いよいよこの3月の2日間、筋少ホームグラウンドリキッドルームにて、新しい筋少サウンドが──新曲が披露されるということなのです。今回の2デイズはどちらもチケ運がとてもとてもよかったので、心配することもなし! 万全のコンディションで、このステージで起こるだろう出来事を見に、やってきました。恵比寿リキッドルーム! 入場後SEがかかる中、位置取れたのは下手柵の2回目の曲がったところの最前。うわあ、ここ、ちょっとだけ位置が大変かもしんない!!Σ(o□o) と思いながら開演を待ちます。今回、ステージと柵の間の空間にカメラマンさんが、た、たくさん!!
 
 ステージがふっと暗くなり、警告音のような音が鳴り響く! 後ほどオーケンさんが大ブログにて解説されていらっしゃいました、本日のOPSEは「キャプテンウルトラ」! メンバー音が鳴ってからだいぶん早く出てこられたような印象があります。SEの歌が鳴り出すとそれはいさましくようきなうたで、その歌に包まれてステージにスタンバイされる筋少さん。3月恵比寿2デイズDAY-1、はじまりますよー!!!!

 ◆盛り上がるライブとは

  本日のおいちゃん黒スーツに下に白地に赤や黄色のビビッドな柄が見えるTシャツ。かきまわしを経てまず1曲目は「心の折れたエンジェル」!! うおー筋少のキラキラしたライブハウスのステージだ!!!! ひきつづきは「タチムカウ」で沸き上がるタチムカウコールと雄叫び! コール&レスポンスで会場がどんどんとアツくなっていきます! 今回は音がとてもよくきこえて、タチムカウでのおいちゃんのちゃっーちゃっちゃってリズムがすごく良く聴こえて嬉しいです。

 2曲終了後、おいちゃん「あっつー!」と黒ジャケを持ってバタバタと。オーケンさんがひとことめにおっしゃることには
 「おいちゃん、おいちゃん、今日は転ばないでね」(※atマーキーwww)「……筋肉少女帯でぇす!!!」

「今日はお客さんをどうやって盛り上げてやろうかと問うならば!……プロレスだとさあ、アントニオ猪木(だったっけ?)が……どこの試合だったっけ内田くん?」内田さん「どこだったかね?」「盛り上がるいい試合っていうのはヨダレをだらだら垂らすような試合だって言ってた。お客さんが、ヨダレをたらすぐらいに盛り上げてやるぜ!!! ……あの、今日、今日たまたまお母さんとかお父さんとか連れてきてないですよね、どちらかといえば、ホームのライブですよね」(笑)「ヨダレを垂らす……あかちゃんのように垂らしてやるぅ! あれもってこぉい!!!」そして登場するヨダレかけ!(笑)ピンクの王冠! よだれかけ装着でひとだんらくと思いきや「あばばば~~~! よだれかけ持ってきてて、アレ持ってきてないなんて段取りがなってない~!!」さらなるおねだりに登場するガラガラ。「オレは赤ちゃんプレイを研究して判ったことがある。赤ちゃんはなぁ……○○泣きをする。あば~~~~!! あば~~~~!!!」(かなり真に迫った泣き方で)「……あのみなさんホントに親御さんとかつれてきてませんよね?」(笑)
 

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 楽器隊ニガワライ(笑)の中、ステージ上をうろうろされる赤ちゃん人間、しまいにはマーシャルの壁に捕まってだあだあと。橘高さんが「こらっ!!」(笑)と怒るとオーケンさんが「つかまり立ちだよおぉ!!!」ワロタwwwww ひとしきりあばばばの徘徊が行われた後、ふと真面目な声でのタイトルコール「踊る赤ちゃん人間」

 「踊る赤ちゃん人間」!
 これもおいちゃんのカッティングが大好き! 今回は本当に場所のせいもあるのか音が良く聞こえておいちゃんの鋭いギターを堪能! そして赤ちゃん人間終了後はうおおこの曲がこの位置に来るのってSE!! 最初からクライマックスだという勢いで「イワンのばか」の予兆がはじまる!「あいつがやってきたー!」(イワンの~のタイミングで)「だれだー!」\ばかー!!/「誰だじゃねぇな!!」(爆笑) 曲中たしか内田さんがこちらにお越しになったと思われます。この位置は上手が拝見できないけれども、おいちゃんの全身が正面からばっちり拝見できてかっこいい!

 イワンの次にリキッドに響き渡ったのはツンドラの色から澄んだ空に変えるコーラス。これまたひねった並び、「生きてあげようかな」です! 12年度末からのおなじみメニューになってきていますね。おいちゃんが規則正しく紡がれる一定のリズムがとてもかっこいい。年度末から何回か聴けているので、落ち着いて見れました。おいちゃんが、歌詞のそこかしこで歌詞に合ったやわらかいアクションをされている。「♪横抱きのまま」のところで片手で何かを抱くような手振りをされてたのがじーんときました(確か「狂った時計」でくるくるっ、って指をされていたような気もする)。最後のらーらーら、のコーラスは、オーケンさんの語りにあわせて、観客みんなで。

 「ずっと25年間こういうバンドをやってきて! わかったことがある! お客さんにどうして楽しんで帰っていただくかという……つまりね、フリ
の激しい曲をやるとね、お客さまはつかれるわけ。で、そのつかれを楽しさだとかんちがいしてくださるわけです。それで、その後静か~なバラードとかやると「なんてこのひとたちはいいひとなんだろう」って思ってくれる」「だから労働者Mとかね、バトル野郎とか激しい曲はすごい貴重なんだよ。けど、激しい曲にも善し悪しあって、暴いておやりよドルバッキーは、長い。戦え何を人生を、は、疲れる」(爆笑)「やりません」\やってー!(笑)/

 このあたりで水戸さんがスマホで野球を見てた(いわく、「野球見とるんよ」(*Θ_Θ*))との話から、野球の話題となり、「内田君、野球見た? って……お、おいちゃんが、久しぶりに宇宙に行っている!」(笑)ここでおいちゃんの宇宙行きが来た!wwww オーケンさんと内田さんが「僕達野球大好きだよね。ベーブルースとか」内田さん「魔球投げられるよ」内田さんが”グワシ”のポーズなどされる中、おいちゃん引き続きの絶賛大宇宙(笑)ひさしぶり!(笑)「おいちゃん、おいちゃん!」おいちゃん(はっ!)これもひさしぶりwww「そんな野球大好きの僕らですけれども、今日は内田君が特別なバットを持ってきてくれるそうです」バットのようなもの? そうです! バットといえば棒状の! 『一弦ベース』キタコレ!! その一弦ベースを
 バットのように構えw 
 素振り!w 
 しまいには地面にバットベース立てて頭を上に置いてぐるぐるって回るあの三半規管の運動のやつ????をやられようとしてオーケンさんが慌てて「あぶないあぶない!!!」って止める(笑)「あぶないよぉ! 僕ら転んだりしたらシャレにならないトシだからね! こないだも所沢でおいちゃんと本気でぶつかっちゃってさぁ、あぶなかったんだから、気をつけて!」とのオーケンさん。三半規管運動を止めて、ざっ! とベースを弾くためのスティックを構えられる内田さん。オーケンさん「一弦ベースが出たからにはこの曲だ! マイナーで! 大水銀くらいにしか入っておらず!」内田さん「しかもシングルB面だったね」「そうなんだよね(笑)しかしぃライブでやるとなぜかウケの良い!!」そう、そんな"あの曲"が始まる前に、内田さんがセンターに進み出て! ものすごい勢いでベースを唸らされるベースソロ!! ゴリゴリゴリ!って鳴らされた後にぴたっ!って止められてバチにしていたドラムスティックを客席側にぴっ!って掲げて歓声を煽るってこれ橘高さんのお家芸じゃないですかwwww おいちゃん下手側で膝つかれつつ見守られていらっしゃいます(笑)  何度か煽りを繰り返された後、ちょっとゴキゲンなメロディ(たぶん ディープ・パープル:Space Truckin' みたい?)を奏でられ客席を、ぶいぶいと乗らせたりもしながら、ふいっ!と後ろを向かれてドラム台の長谷川さんを指す! すでにスタンバイされていたおいちゃん、オーケンさんそして内田さんの3人体制による「ゴーゴー蟲娘」だ!! 一弦ベースの重低音と、おいちゃんのカッティングが響く中、リキッドルームを色とりどりのカラフルな照明が照らします。間奏ではオーケンさんの「ギターーー!!」といういざないに答え、橘高さんが颯爽と登場、登場されたところは実際には見えなかったんですけれども、唸りを上げるギターソロが切り込んでくる所の迫力たるや! 最後のところのオーケンさんの語りの入った歌もすてきなんだよな~。

 わずかな沈黙を置いて次に降ってきたイントロはあの音だぁ! 有無を言わさず戦いの世界へ誘うサウンドにコブシを振り上げろ「バトル野郎~100万人の兄貴」!! おいちゃんがぴょんぴょんと跳ねられる! コブシを振り上げるのが楽しい! 橘高さんのピックシャワーが確かココでありました。そして間髪入れず次に響き渡るはファクトリーサウンド! 「労働者M」……って言えばセンタードラム台にメンバー4人が揃う……はずなんだけど普通に下手の定位置にいらっしゃるおいちゃんwwwww オーケンさんがすごい「おいちゃんこっちこっち!!」って手振りとオロオロされてるんですけど曲の世界に入られてるのかわざとなのか超スルーなおいちゃんですwww面白かったwwww 

 「筋肉少女帯今年2回目の公演です。1回目は所沢! 所沢来た人居ます? います? あれはね、会場自主公演ってやつで、所沢市が自主的に呼んでくださった。他の人も呼べただろうに、わざわざ、所沢に、筋少を! 盛り上がった。ありがとうございます」「…けど、あれさぁ、たぶん地元の関係者の人たちにもチケット売ってるんだと思うのよ、地元の方とかたくさんいらしていて、それで、今回は、橘高さんの最前列に、すごいわれわれより一回り上の」爆笑! うわさになっていた所沢のお方だ!「橘高さん、あれはわれわれよりひとまわり上でらっしゃいますかね?」橘高さん「うーん、ひとまわりよりもう少し上かなあ」「作業着の方」
 
 橘高さん「最前にいらっしゃってて、途中のMCでお座りになられたのね。オレ、正直さあ、アンコールあたりでもうお帰りになられるかもなあって思ってたんだけど、アンコールでもちゃんとお席にいらっしゃって、そして最後の曲あたりで! もう一度お立ちになってくださいました……最後はピックもさしあげさせていただきました」オーケンさん「おいちゃん! おいちゃんも握手したんだよね! どうだった?」おいちゃん「どう……って……ライブで盛り上がられた、たいへん、あたたかな手をされていらっしゃいましたよ」オーケンさん「たまにどうして最前にいらっしゃったのって方が、ごくたまに、いらっしゃったりするんですよね。…けどあれだよねぇ、実はあの方、コアなアルージュからのファンで、本当は、コスプレとかして来たかったくらいだったんだけど、とてもおくゆかしい方で、敢えてあの作業着でコスプレをされてこられたのかもしれない」橘高さん「よし、あのおじいさんをドリームキャッスルの管理人に認定するよ!!」wwwwww

 「さてこのあたりで内田さんと本城さんには退出していただいて~」おいちゃーん! にこやかにハケられるおいちゃんと内田さん。橘高さん「イスください」オーケンさん「僕にもくださ~い」 

 この構成で何が始まるんだろう?って思いつつ、イスに座られつつオーケンさんのおっしゃることには、「そういえば橘高さん、 残念でしたね」 ???? あ!!! 「ひらパーにいさんが別の人に決まっちゃった」(笑)そうなのです、引退したひらパー兄さんが別の方にきまったそうで。「ジャニーズの人なんでしょ?」橘高さん「3代目は僕が狙います」「ねぇ、次の曲がある意味ひらパー兄さんのことを表しているかもしれないんだよねぇ」橘高さん、ウケたご様子で「ぶっ(笑)確かにな!」o0(ええっ何の曲?!)
「あと、次の曲の次の次、3曲目の曲も、ある意味そうかもです。聴いてください、「代わりの男」

 うわあなるほど確かにぴったりって思った後すぐに始まったエディのピアノと橘高さんのギターが!!!!!!! 奏でられるイントロがもうとてつもなく美しくて! 音の一粒一粒がすごい!!  音だけで涙が出そうになる! そこにオーケンさんの歌が絡まってくるわけなんですけど、これもまた素晴らしくて。しかし2番をちょっと早めに歌い出されそうになってオーケンさんが照れられる。そのご様子に客席も和む。

 代わりの男が立ち去って、おいちゃんがステージに戻ってこられて、始まったのは「香菜」……のドラムロールを手を挙げ途中で止められるおいちゃん。何?? 何???とざわめく会場に、オーケンさんいわく「こんなこともあります」とのこと、おいちゃんが定位置に着かれてオーケンさん「よかったらみんなで歌ってくださいね~!」と改めて始まりました「香菜、頭をよくしてあげよう」。おいちゃんのなごやかチューンが会場を包みます。前奏のおいちゃんのギターが好き。にこにことした空気の中、香菜終了後、下手側からおいちゃんの前にタカミネが設置される。……タカミネが?

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 あれ???? おいちゃんがまだストラトをお持ちでらっしゃる!?! 
 スタッフさんが持たれてるタカミネ、スタンドの上に置かれてる、えっ、えっ?! 

 ステージが沈黙に一瞬包まれ、おいちゃんがものすごい、ものすごい! 水面の輪っかが際限なく共振しているようなそういう音!!!を!!!! これは───

  もももも、ものすごい空間!! おいちゃんが共振の音をずうっと奏でられつづけ、そこに橘高さんの舐めるようなギター、内田さんのベースラインが、そしてエディのピアノと長谷川さんのドラム、それぞれの楽器が均等しかしながら絶大な存在感でステージ上で競り合っていた。サビにさしかかったところで、おいちゃんの!!! なんとおいちゃんの超レアな”Wギター体勢!!!!” おいちゃんが肩からストラトを下げられたままタカミネを掻き鳴らされる!! 今まで見たことのない光景に息をのみ、そして間奏! オーケンさんが「セッションストップ!」と楽器隊に向けるかのように語られて、一端波が収まるように見えたけれども、緊張感はおさまるわけもなく、語りが進んでいくと共に威嚇するかのように高鳴っていき、押さえきれないクラッシュダウン! 間奏中退出されていたオーケンさんが血染めの白衣で再登場され、音の奔流がまわって、そして再び波打つようにゆうらりとした流れに戻る。おいちゃんの再びのダブルギター、唸る橘高さんのギター、空気を揺らす長谷川さんのドラム。”誰も口を閉ざせ”そうせざるを得ない! 最後は音源とはすこし違って、ドラムでのキメが入って終了。すすす、すごい!! すごいものを見た!

 「すごいマニアックな曲だったね!」「メンバーもこれどんなのか忘れてたんだ! 今日のライブで「ゴッドアングルやろう!」>(-∀π )って言って、スタジオで、みんな「どんな曲だっけ」「どんな曲だっけ」って言ってた(笑)」それにしても!! ものすごい空間でした。

 「もっとマニアックな曲をやってもいいかと問うならば!」「ゴッドアングルなんか目じゃないくらいもっとマニアックな曲をやってやるぜ! おまえらがなー!聴いたことのないような曲をやってやる!」すわ新曲か?!とドキドキするも「こういう時って次の曲に印度やったりするんだよねー。いえいえ。日本を印度にとか言いませんから! 言いませんよ!」(笑) そのまま、楽器隊残ったままサポート紹介。

 「すばらしいサポートです、ドラムス長谷川浩二!」「長谷川さん、何か喋ってください。お題どうしようかなあ…」長谷川さん「遠足?」(所沢ネタだ(笑))オーケンさん「入学式」(爆笑)長谷川さん「けーっこう無茶振りですね(笑) ……いや、だって、入学式の思い出って無くない?(笑) 寒い体育館で早く終わらねぇかなぁってずうっと凍えてた覚えしか…」オーケンさん「お客様に入学式の人居ますか?」(と客席をちょっと向くも間髪入れず)「イネェヨ!!!」←(爆笑)

 「サポーテッドピアノ、エディ! エディは新しいアルバムを出すんだよね!」カヴァーのアレですね!「筋少25周年ということで、サンダーユーでさあ、筋少の曲とか弾いてたら、内田の曲ってすげえいいよなーって話になって、じゃあこれをCDで出せばいいじゃないかということで、「ピアニズム・オブ・キングショー」を!」「何が入ってるの?」「孤島の鬼! 夜歩く! オレンジ・エビス!」「オレンジエビスて(笑)」「全部ピアノで弾いたよ! キミが怪鳥音ですごいボーカルでうわァァァァァってやってるところとかもピアノでぐわってやった!」オーケンさん「○○○(音楽用語?)かけて?」エディ「いや、生演奏だから、かけられないから、もう全部グワーってやったよ」すごい、期待大! オーケンさん「もうみんな一人で筋少をやるってのを一人一枚出せばいいんじゃない?? ベースで筋少、ギター(橘高さん)で、ギター(おいちゃん)で、それでオレはアカペラで「日本の米」とかやるから」(爆笑) そしてそんなMCの最中ステージ左端エディのキーボード台につながる小さい階段のところにちょっこーーーーんって座られていらっしゃるおいちゃんにゴロンゴロンしておりました!Y⌒Y⌒(゚∀゚)⌒Y⌒(。A。)

 「さあ! 次は誰も聞いたことのないレア曲をやるぞ! そう、こういうコール&レスポンスからはじまるんだ、「日本を印度に」」印度じゃないですかーーーーー!!!!wwwwww「いや日本を印度にって、何百回もやってるからここでコール&レスポンスで間違えたりするんだよね、練習しなくちゃ! …っていうかこれって皆さん実際どうなんですか、定番過ぎて逆に毎回新鮮に楽しんでくださってたりします? いやオレホント思うんだけどストーンズとかさあ、"サティスファクション"とかやるときにお客さんの側も演奏する側も「またかよ」って思ってたりしないかなって」「……はじめてやった頃のことを思い出してやろう! 内田くん、この曲はじめてやったのどこ」内田さん「うーんと、前橋かな。ラタン前橋

 ここをラタン前橋だと思って!(※ここはラタン前橋ラタン前橋(-∀π))\日本を印度に!/所沢タイトル曲「日本印度化計画」がここで来まして、聴いたことのないレア曲では確かにございませんが、特濃と表現して良い筋少タイムに突入、だって印度の次に来るのがまさかの「サンフランシスコ」!!! イワンと並んでまさかココで来るとは思わなかった! おいちゃんの大ジャンプが冴え渡り、下手キーボード台にお越しになった橘高さんのエディへのオベーションもがっちり、内田さんもいらっしゃった気がする。サンフラ明けて次も久しぶりでありながらもシリアスな空気を一気に勇まし明るい空間に転換するおいちゃんのパーティチューン「ロシアンルーレット・マイライフ」、さらにさらにさっき「長い」とか言われてやらないかと思ってました本編オーラスなんと「暴いておやりよドルバッキー」!!!!! ドルバッキーはこの間の所沢から思ってたんですけどヘドバンするのが楽しくて、もちろん間奏のギターズもステキで、おいちゃん演奏中に「ニャー」ってやられるもんだからまた首かしげてニャーってああまたかしげてニャーって!!!(※落ち着け) 定番でありながら極濃の筋少タイムと共に、恵比寿1日目の本編終了。青い照明の中、アンコールを求めるクラップです。あと4曲……? 「誰も聞いたことのない曲」、新曲は、まだ、ステージにすがたをあらわして、いない。


~アンコール~

 楽器隊、登場。うおー! おいちゃん所沢に引き続きふたたびヒョウ柄! しかもこれこないだとは趣がちがうadidasヒョウ柄ですね!! かっこいー!! 告知とか新曲とか色々待っているオーディエンスを前に、ステージ中央にて内田さん、「ここでね!」\ざわざわ!!/「いつもだったら、ここで、次の予定とか、告知とか」\ざわざわざわ!!!/「言うわけなんですけれども、それらの告知は、明日やります」\ええええええ~~~!!/「明日やります、という、告知です」まさかの告知の告知! うおーじらされるー!!!(笑) 内田さん「他の二人は、なんか、告知とかないですか」橘高さん「(笑)」おいちゃん「次こそひらパー兄さんになりまーす!」wwwwww 内田さん「これだけ、言っておいて、実はまだ、ひらパー兄さんというものを、どういうものなのか、把握していないんだ。だって、ウィキペディアに載ってないから!」ウwィwキwペwデwィwアwwwwwww

 「いやぁ、今年は筋少が35周年、いや25周年か」橘高さん「内田がボケた!!(笑)」「35周年はシーナ&ロケッツだよね…… ……という、25周年、いわば「アニバーサリー・イヤー」なわけですよ。それをですね、記念して、お祭りを! ドカンドカンと! やりたいです。 ……ちゃんと、会議をしましてね。筋少会議。……われわれも、ちゃーんと、やるんですよ! 机を並べて、机に座って」 橘高さん「…机に座ったら悪い人の会議だよな~、イスに座りたいな~」内田さん「そうやって会議をして、”筋少は、25周年にあたり、もっと危機感を持って!!! ガシガシ行こう!”……と、いう人もいれば、」橘高さん「誰かもう大体予測つくだろ!!(笑)」内田さん「(笑)いや、誰かはわからないけど、そんなひとも居るってことで、それでね……あっ、オーケン、出てきた」

 オーケンさん「あのね、  人のMCって、長いね」(爆笑)

 内田さん「あんたが休みたいっていうから!!!」←笑!!!  オーケンさん「オレ言ったっけ……言ったわ!!(笑)」「じゃあ居たほうがいい? やっぱ戻る? 休んでると体が冷えちゃうんだもん……」とかいろいろおっしゃられながらも袖に戻られるオーケンさん、内田さん、「ベースなんか ひいてられねーぜ!」とマイクスタンドを……持って…「あれ(マイクが)はいらないよ」(笑)なんとかマイクをマイクスタンドにおさめられ、歌われるの……ではなくバットに(笑)される内田さん(笑) ひとしきりマイクでお遊びになられた後、おいちゃんのギターが高らかに鳴り渡り、始まるのは内田さんボーカルで「モコモコボンボン」です!!!

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 モコボン終了後、オーケンさんが戻ってこられて、そこで、楽器隊がリキッドのステージに、4人均等に並ばれた。この並び、いつもの光景なんだけど、今日は特に何かを予感させる緊張感だった。沈黙の後、キリキリッ、キリッ!!と空気を緊張させるような音が、音が、音が!!!!! これは、今まで、聴いたことのない音だ!!! 筋少の、筋少の新しい音だ!!! 

新曲、「妖精対弓道部」!!!!! わ、わたしは今物凄い瞬間に立ち会っている!!!

 「妖精対弓道部」! 哀愁の漂うメロディながらも、キメにさしかかる所はワイルドにぐわっと変拍子?的なリズムも盛り込まれて、緩急が、激しい!! 盛り沢山な展開とコール&レスポンスの激しさにこれはおいちゃん曲だと思った直後、オーケンさんが歌われた後になんとおいちゃんがピンでワンフレーズ歌い上げられる、おいちゃんシャウトが炸裂です!!! おいちゃんコーラスは都合3回、初めてだったので言葉の細部はすべては聞き取れなかったのですが、2回目のキメで「人形に着させたワンピース!!」と歌われてたのがきこえて、オーケンさんの小説に添った内容の歌詞のようです! 最後は曲が終結するかと思いきや加速するような再びの盛り上がりがあり、「バーサス!!」と全員でコーラスして終了!!!! かかっかかかかかっこいいいい~~~!!!! かっこいいよう~~~!!!

 「新曲なのにおまえら、よくノリが判っているな~~!!!」\わからいでか!!/「それはなぜかと問うならば!」\問うならばー!/「おまえらが筋少に洗脳されているからだ!! 黒か白かと言われれば黒だ! それでいいんだな! 明日も洗脳の日は続くぞ! それでいいんだなー!!」 それでいいのだー!!! タオル振れよ!!!と新曲の興奮醒めやらぬ中の「これでいいのだ」です!! この曲あたりからもう後ろの押しがものすごいレベルになっていて、かなり圧迫があったんですけど、おいちゃんの笑顔にすごく元気が出て、むしろ圧迫すらもヨロコンデ!!! タオル振りでこれでいいのだが終結したあと、おいちゃんの手元にインディゴのキャパリソンが輝いていて、ああ、しあわせだなあって思うよね、思っちゃうよね、「最後の曲です!」とコールされたのは予想通り「トリフィド」!!!(;▽;) こんなに濃密なライブの〆がトリフィドだなんて、嬉しい!!! もはや後は余力を残すこと無く、三度のトリフィドコールを全力で天に向かって叫ぶのみ!! かくして、恵比寿2デイズ1日目は、2日目か!?と思えるほどの盛り上がりの元に終結したのでありました。

 今日はとにかく何処を切り取っても濃密! 所沢のセットリストと比較して、レア曲の大解放セトリと言えるかもしれません。定番ゾーンも、ここ数回の公演では定番から外れていたバッキーやバトル野郎、そしていつもと違う位置取りにイワンやサンフラが入っていてすごく新鮮で楽しかったし、ゴッドアングルには目を剥かざるを得なかった、しかしながらなによりもやはり特筆するべきは新曲のカッコよさ!!! 新曲は、奏でられる事によってわたしたちの前に姿を現す、いわば今ここのライブでひとつぶ一粒の音が「生まれている」状態で、その瞬間に立ち会ってるわけでとても感動しました、しかも! しかもその新曲がまた期待を裏切らず格好良かった!!! すーごーいー!! 早く音源として手元におきたい!! 聴き込みたい!! けどレア曲も定番曲も凄かった!! いろいろな興奮が入り交じった中、明日の告知はどうなるのか、2日目のタイトル、未知なる『ドロシー』はいかなる音として私たちの前に姿を現してくれるのか。運命のDAY-2、総決戦状態で参りたいと思った次第デス!!!


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セットリスト
OP:「キャプテンウルトラ」

1. 心の折れたエンジェル
2. タチムカウ~狂い咲く人間の証明~
3. 踊る赤ちゃん人間
4. イワンのばか
5. 生きてあげようかな
6. ゴーゴー蟲娘
7. バトル野郎~100万人の兄貴
8. 労働者M
9. 代わりの男
10. 香菜、頭をよくしてあげよう
11. ゴッドアングルPart.2
12. 日本印度化計画
13. サンフランシスコ
14. ロシアンルーレット・マイライフ
15. 暴いておやりよドルバッキー

アンコール

16. モコモコボンボン
17. ★妖精対弓道部(新曲)
18. これでいいのだ
19. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く


おまけ

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終演後には味噌オーブを食べました。ぬくかった~! おいしかった~!shinehappy01