2013/9/22 メジャーデビュー25周年記念「4半世紀」追加公演@横浜BLITZ

2013/9/22に神奈川・横浜ブリッツにて行われた
「メジャーデビュー25周年記念「4半世紀」追加公演」のライブレポートです。

2013.09.22  横浜ブリッツ

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 はるばる来たぜ横浜ブリッツ! 今日の会場である横浜ブリッツはもうじき閉館となってしまうため、横浜ブリッツでの筋少ライブはおそらく最後となります。ですので、横浜観光も兼ねて見たい来たい…と思っていたら本当に横浜だいぶん満喫してしまってw 横浜の夜景と中華街と赤レンガ倉庫、良かったです。さてそんなこんなで到着しました新高島、横浜ブリッツ!

 会場に入るとかなり広めのつくりとなっています。広いフロア、ステージ、1柵、そして後ろの方にせり出す大きな2階席。…なんかはじめて来たのにはじめて来たという感じがしないのはなんでだろう?(笑)全体の雰囲気が赤坂BLITZと似てる気がしました。それか渋谷のAXかという感じで。開演前のサウンドチェック、おいちゃんのストラト、続いてはサンプラザからのニューウェポンレスポールさんのご登場です。おおっ、新鮮! 開演を待つ中、会場に雷神が…ふつうにSEとしてかかっていました。あれまだ時間あるし開演じゃないよ、と不思議な感じに。そして、時刻そんなに押してなかったんじゃないのかな?明かりが落ちて、会場に響いたのは偉大なるキング・クリムゾン、「21st Century Schizoid Man」! 橘高さん内田さんオーケンさんおいちゃんエディ…そしてかわつかさん…あじゃん様!が横浜ブリッツのステージに登場!

 本日は中野サンプラザの追加公演なので、4半世紀の曲がメインになるのかな、と予測していたのですが1曲目はなんと「モーレツア太郎」! こ、これは?! ちょっとびっくりさせられながらも久しぶりのア太郎にノリノリです! 楽しいんですよね。そいで次の曲もいきなり「カーネーション」なので、今日ってなんだかいつもと…というよりサンプラより違うフンイキ?! カーネーションの折りたたみ中にふと観客席とステージを見てみると折りたたみの光景がすごく格好良くて感動した。にしてもおいちゃんカッコいい! って、あれれ、後ろのお姿にいつものベルトチェーンのほかにキラキラしたベルトみたいなものと、あとあれは? カーネーションはアウトロでたしか本日のサポート!あじゃん様のドラムソロタイムが入られたはずです。


 カーネーション終了後MCで、オーケンさんの1声目が思い出せず。名乗られていたわけではなかった。「横浜ブリッツが閉館するらしいじゃねえか。つまりこれが横浜ブリッツ最後の筋肉少女帯の公演になるぜ! 盛り上げてやろうじゃねえか!! もてなすぜ!!!」「聞いたよ。俺たちロッカーにはよくわからねえが、世間様は3連休って話じゃないか。3連休の中日だろ。しかも9月は連休が2回もあったんだろう!! 正直だれてんじゃねえの!!!」「そんな連休の中日に! 今日! 横浜ブリッツに筋肉少女帯を見に来たって、ああ筋少見に来てよかったー!!!って思わせるようにしてやるぜー!!」まずはガシガシ行こう!とのことで、おお!「この曲から! 知らないのか納豆に」(爆笑)「……この曲ねー、もう演奏される方々はうんざりしていると思いますけれども」おいちゃんが苦笑されてたような…(笑)「まるで中学生が作ったようなこの曲。納豆はプリン体多くて足イタイイタイってなっちゃう……おまえらは納豆に何をかけるー!! たれかー! しょうゆかー!?」\たれー!! しょうゆー!! たれー!!/「そんなこと知らねえよ!!!」(笑)「(メンバーに)て……なんでつっこまないのーーー!!!」内田さん「いや、おもしろいから」おいちゃん「おもしろいから(笑)」との前振りから始まりましたは「日本の米」ですね! これもひさしぶり!のナンバーです。おいちゃんが上手に移動された時にふわっと橘高さんが曲調のこともありやわらかになごやかな雰囲気をまとわれつつおでましになり、ひとしきり下手にご挨拶なされたあとに投げられたピックがなんと! 手のひらにヒットしたのですが!!! 掴み損ねてしまい不覚!(><) それでご挨拶を終えられた橘高さん、曲は米米米米の歌部分に展開していて、音に合わせてくるりと背を向けられた橘高さん米米米米のコーラスにあわせてふり・ふり・ふり・ふり♪とドレスを揺らされてたいへん和みました!かわいい! 

 米の次はおいちゃんのレスポールが下手ソデからご登場! 今のところレスポールで演奏されたのはたしか香菜のみ。と、なると、香菜?と思ってましたが始まりましたのは予想外!これもまた大ゴキゲンなナンバーの♪「電波Boogie」!! わー!! 今日、ほんとにサンプラとぜんぜんちがうのですね! おいちゃんのレスポールがゴキゲンな音を奏でられて、電波ブギーはおいちゃんのソロがあるのですよ! これがまたゴキゲンなので今日非常にゴキゲンでした。本日は3列目という位置取り上、けっこう自由に踊れてしかもステージ高いからおいちゃんのお姿ばっちり全身拝見できるのです。たしかこのあたりでおいちゃんが膝に両手を当てられてノリノリな感じのアクションを取られていたような気がします(演奏中じゃなくてMC中だったかな?)電波ブギ終了後は「バトル野郎~100万人の兄貴」!! 極めろ道と悟れよ我のハンドサインが楽しい~~!

 バトル野郎終了後……おお?!オーケンさんがハケられます。え?! あ、あれ、オーケンさんが!? ステージ上に残られたのは楽器隊。って違う違う違うの! おいちゃんがここでジャケットをお脱ぎになられまして、下のご衣装が…………これはもう過去最大級ののダメージが加わったダメージT!!!美しい蜘蛛の巣状のダメージになによりノースリーブか!?というほどの肩口のカット度合いがものすごい!!! かかかか、かっこいいいいいいいい!!!!!!! そのままドラム台に座られるおいちゃんと内田さん。橘高さんがお話を始められ、拡散波動砲の説明を。

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 「25周年なのに東京であんまりライブをやってないから…メンバー個々の活動に、誰か最低一人メンバーがお邪魔する。それを拡散波動砲と題して、今までライブをやってきました。」(※下手ソデでなにか動いている)「それで、その拡散波動砲もついにファイナルで、来週、渋谷クラブクアトロで中2病の神ドロシーってバンドがやるらしいよ。いや、あくまでそのバンドがやるから俺たちは応援しにいく、ってことなんだけどね」そういう設定なんだ……って、下手の袖で何か動いてるのが見える。赤いソデが、橘高さんのお話を煽られてる。「……おまえ(MCの)間が怖いならハケんなよ!!!(笑)」そんな橘高さんのツッコミが赤い袖すなわちオーケンさんに飛びます。面白いw

 とはいえオーケンさんはそのまま完全にハケられて、「それじゃあ、俺たちも歌おうか! ひさしぶりにこの曲やるぜ…って、あんまり久しぶりでもないかな」とイントロが入ったのはうお! 予兆のイントロ直後にちょっとウェイトが入り、橘高さんがギターを唸らせられ、「行くぜ横浜ブリイイイイッッツ!!!」3月リキッドドロシーのギターズの闘魚のような応酬ふたたび、橘高さんヴォーカルによる「アンクレット」!!! 間奏後のギターズツインでのコーラスは振り乱されるおいちゃんと橘高さんの髪とマイクシェアによる超絶接近にかなり悶絶しそうでした。リキッドで初めて拝聴したときは曲と出来事のインパクトにびっくりしててそれどころではなかったけれど、今回は音響も手伝ってか、がっつりとおいちゃんと橘高さんのオトコマエなハーモニーを堪能です。オトコマエといえばですね、最初超かっこ・いい!!!!って思っていたダメージT、これ、曲が進んでいっておいちゃんのお姿をじっくり拝見してるごとにようやく気づいた、このTシャツ、冷静に考えるとラインがやばいよボディラインが!!!!!!えええええ!!?!!!(×)なんか足下にナチュラルに血溜まりができてるような気がしつつもなんだこれ、いつも以上においちゃんから目が離せない感が進んでいくごとに強まっていく! ひえーーー!!!(××)

  アンクレット終了後、間髪入れず内田さんがベースをゴリゴリゴリゴリやられて、すわムシムスメかと思いきや、「ベースなんか弾いてられるかー!!!」「あの歌をうたっちゃうぜ!!」下手には再度レスポールがおいちゃんの手にご登場、ボリュームのつまみを回されて調整されるおいちゃん、がピックを弦に降ろされて始まったイントロはこれもまたご機嫌ナンバー「モコモコボンボン」です♪ もちろん内田さんヴォーカル、ベースを弾かれずにハンドマイクで! 下手側にもいらっしゃって、それがちょうど歌詞が「♪悲しい~さびしい~」のところで、苦悩されるようなアクションをされていておもしろかった(笑)お茶目でらっしゃる! 終了後は「ギターおいちゃあん! ベース内田雄一郎!」って橘高さんが雄々しくコール。


 モコボン終了後オーケンさんがご復帰。オーケンさんが「ぶっちゃけ、体力的に大変なのでおふたりにうたっていただいたんですけどね、人のMC見てるとつっこみたくなる」橘高さんが「間が怖いならハケなければいいじゃねえかよ」「あなた、説明いつものように立石に水っぽくやるのかと思ったら」意外におちついてる?みたいな話をされていたような。「それで歌う時はなんであんなにべらんめぇ口調なんですか?(笑)」「字幕が出てる時の外タレみたいにしかやれねえんだよ!!(笑)」とのことで(笑) どういう形だったっけ…なにかすごいうまいつなぎをされたなあって思いながらはじまったのはド定番「これでいいのだ」! です! これでいいのだと言えばおいちゃんのカッティングに手錠ポーズに見どころ沢山……いやだからおいちゃんがああああああちょっとそんな軒並みのカッコイイアクションがやばいやばいご衣装の相乗効果ですごいいつも以上にや・ば・い!(×××)おいちゃんの全身を使って放たれるアクションのオーラが増してる気がする!? ほんとですよ!!!

  間奏でヘイヘイコール。「おまえらー!! 黄色い声が足りねえぞー!!」「きゃー!」「きゃー!」…って、これ黄色い声じゃなくて橘高さんのギターから奏でられる音!!!wwww 最初声かと思ってびっくりした! 「ようしその音程だー!!」\きゃー! きゃー!/「俺たちもたまには上目線で接してみようか…おまえら! スレイヴって呼んでやろうか!!」(爆笑)そして「男イエーーイ!!」\うおおおおーーー!!/と低音の歓声が会場を揺らします。「おまえらみんな抱いてやるー!!」wwwwwwww「…あのね、お手紙が来まして、先日、そういう(※抱くだとか抱かないだとか)MCされましたけれども、大槻さんは○だと思うんで○かれる側dt」ってどなたですかそんな手紙送ったのは!!!!!(^^;;;;;)「筋少のファンは○女子が多いの? 嘘だと言ってくれ~!!!」wwww(^^;) さらに「今日はスタンディングをそもそもあきらめちまってる2階席の奴ら!」「♪ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」\ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!/「……聞こえねえよ!!(笑) もういっかい!」ヘーイヘイヘイヘーイヘイ!「やっぱり聞こえねえよ!!」(笑)遠いからなのでしょうかw「置いといて、聞こえた体で次いくぞ! いわゆるアリーナ!」1Fにヘーイヘイヘイヘーイヘイ!を誘導する前に「キミたちも言って」と楽器隊にも振られるw ニガワライな感じで内田さんとおいちゃんがマイクに進み出られて客席と一緒にヘイヘイコール。橘高さんは見えなくてわからなかったんだけど、「なんで言わねえんだよー!」とのオーケンさんにおいちゃんが少し(※自分は)言ってる!wみたいな感じだったのがおかしかったですwで、もう1回されて、そのときはちゃんとマイクでおいちゃんの声が聞こえて、でも3回目はヘイヘイコール途中でこっそり後ずさられるように離れられてニコニコしながらお客さんのコール煽りに戻られるおいちゃんがかわいいw 内田さんは安定のマイク通しです。そんな感じで、客席とステージのヘイヘイ応酬が高まっていき、そしてタオル振りに突入し、これでいいのだ終了。おいちゃんと内田さんがハケられた…、橘高さんとエディが残られている。

 「えーサポーテッドピアニスト・エディ!!」オーケンさんがいきなり「東京オリンピックが決まったね」って話を振られてエディがおっしゃることには「決まったねえー。……関係ねぇし!」(笑)「あれ始まるころには俺たちどうなってるんだろね…筋肉少女帯もなんかチーム組んで出ようよ、ボウガン」(←ボウガン!?)「……ボウガンとかで。あっアーチェリーか」エディ「アーチェリーってったら弓矢? ……いやだから興味ねぇって!!!」(笑)「そんなこと言って、エディはもしピアノンピックとかあったらどうすんのぅ、興味ないのぅ、興味あるでしょう」「いや、ピアノは競うものじゃねえし!」おおっ!「だれが上手いピアノを弾いていい曲を弾いてそれが誰より上だったとか、そういうものじゃねえから」「いや、別にピアノで競うとは言ってないじゃん! ピアノンピックはーあ、ピアノをどれだけ押せるかを競う競技なの!」「(しばし絶句)……それ別にピアニストじゃなくても重量上げの選手にやらせればいーじゃねえかよ!!」ごもっともwwww

 上手側があまり見えなくて…、おいちゃんと内田さんはご退場されたんですが、橘高さんは残ってらっしゃった。たしか青森の夏の魔物の話が出たと思います。「9月に俺と大槻の二人で夏の魔物って、青森に行ってきたんだけど」「まず楽屋にクーラーがないのね、本当にどこにもない」「9月なのにすごい暑さで、気温31度とかだぜ」「それでしょこたんも出たんだけど、なぜか川越シェフと楽屋が一緒だったってメールが来た」「和嶋君とローリーさんといっしょにやったんだけど」確か最初ローリーさんが入られる予定じゃなくて、「踊るダメ人間とかやる話になって、やっていいんですかってきいたら「ええヨ」って」「あれなー、○○とダメ人間ってチューニングが違うから、ローリーさんチューニング下げてくれたんだぞ」(…という内容に聞こえたのですが、専門の用語間違ってたらすいません)橘高さんとエディの構成ということで、「太田君の作った曲です」と、「代わりの男」。これもリキッドぶりです! 音の粒が、キラキラしている…。なんてきれいな。

 代わりの男が去って行って、おいちゃんがおもどりになられます。おいちゃんはああ……ああ……白地に額縁のような模様があしらわれたTですね。袖ある。ちょっとだけほっ…??(×)「ギター本城聡章~!!! ……おいちゃん、今日はどうもよろしくお願いします」おいちゃん「どうも、よろしくお願いされます」かわいい!w「おいちゃん、最近どう?」「最近……って…いわれると。ここんとこ、毎週ライヴやってますね」「毎週!」「先週はフーシャーズーで」「あっ扇ちゃんとこのだ!」「そうそう。…で、先々週は、ちょっと夢の城まで」「夢の城~~??? あ、ライブバーXYZAだ!」橘高さん「お前も(※このあいだ)来てたじゃねえか!!」ww「おいちゃんなにやったの?」「いや~~~…それ言うとキミに怒られるから(言わないよ)」「なんだよ言いなよ~!!!」「いや……ちょっと橘高くんとふたりではっちゃけまして」橘高さん「おいちゃんが、ガチャピンの着ぐるみを着たい、って言うから」「そしたら橘高くんはピカチュウの着ぐるみを着るって……それで二人で歌い踊り大騒ぎを」


オーケンさん「……………」「はい?」(爆笑)

 「……あのねえ、言っていい? あ・な・た・が・た、いくつなの」(爆笑)おいちゃん「49です」橘高さん「2y」オーケンさん「設定はいいから!」「…いや、ですからね、八王子のある(←?!)ライブバーXYZAで、橘高さんが企画で、僕らメンバーがひとりずつバーにおじゃまして、僕はギターで橘高くんに無茶振りをされ(※大槻ケンヂにギターソロを弾かせようコーナー)、内田君はぁ、内田くんの家にあるものをビンゴで配るという。…で、おいちゃんと橘高さんはガチャピンとムックを「ピカチュウだよ!!!ピカー」(爆笑)「あ、ムックはたつろうくんのところか(笑) ……とにかく、ガチャピンとピカチュウを着て歌い踊ったと。…ちなみに何を歌ったんですか?」ギターズ「ジュリアに傷心」おいちゃん「あと「モンスター」も踊りましたね」「その辺は年相応なんですね?!」(爆笑)傷だらけのローラと2億4千万の瞳も歌ったよ、とおいちゃんと橘高さん。その話を聞かれたオーケンさん、「……あの、ロッカーはですね、年を取るごとにどんどん、自由になってっちゃうんです。エンケンさんとかご覧になってたらわかると思いますけれどもね。あのね、みなさんね、今日の筋少のライブのために、いろいろご苦労されてきたんでしょう、新しい服を今日のために買ったり、ダイエットしたり、されてきたんでしょう、でーもーでーすーね!! ミュージシャンの方はですね、だんだんステージが自分の家みたいになってくるものだから、家のパーティに呼ぶような感じになっていって、適当に」(※おいちゃんが横で適当じゃナイナイ、と苦笑されつつ手振り(笑))「いえ適当にではないですけれど(笑)やるわけです。結果ガチャピンとムックが「ピカチュウだっつってんだろ!!(笑)」「ガチャピンとピカチュウがピンクレディーを踊るような事態になるわけなんです。なんだよ君たちガチャピンだのムックだの(3回目じゃないですかwwww)好き勝手やりやがってぇ! ……俺も好き勝手やらせてもらうぞ!!」

 じたんだな感じでおっしゃられたオーケンさんのお手元に……あっ、ギターだ! おおお、オーケンさんがドリキャスでさらに鍛えあげられたギターの腕を披露され……「アリスやろうアリス」

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 とのことで、おいちゃんとオーケンさんが確か最初に一緒に弾かれ始めたんだったかな?(※このあたり、曲がわからない……間違ってたらスイマセン~) っていうか、そういえば、おいちゃん再登場されてからアコギ持たれてるのに、何か違和感があるなと思ったら、椅子が出されてなくって立たれててストラップなんだ。ずっと持たれてたのはこれの布石か!と、曲がわからないながらに(フォークがわからん……)拝聴していると、上手の方に橘高さんの黒タカミネがご登場。…………にわかに上手がざわめいて、橘高さんが……

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 橘高さんが立ってギター持たれた!!!!「言わないでよう……ここだけだからね!!!」(すみませんんん)「初めてだよこんなの」「筋少フォークタイムだ~」ってオーケンさんが歌い出されたのが「○○○というのは」って(※多分「嘆きのボイン」なのか?)で会場が脱力w「これこの曲こないだダイヤモンド☆ユカイさんと一緒にやったときに「大槻くん! この曲やろう! ぜひ、やろう!」ってすごい推されて、どーしようかなあ、でも断れない(だっけ?)なあって思っていざリハーサルの時に、ユカイさん「大槻くん! 俺、この曲あんまり、知らないわ」って言われて、ユカイさんすげー!!!って思った……」でしばらくその歌が続いて、何曲かフレーズを弾かれてるところで、天の声が。あっ今までいらっしゃらなかった内田さんじゃないですか!!

「ちょおっっとまったぁ!!!」内田さん!!!「ボクも混ぜてぇ。」(爆笑) 

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 で、上手からいらっしゃった内田さん、黒いギターを下げられて、なんかもうなんで4本もギターがwwwww「ギター弾きたいの。」内田さんがじゃかじゃか♪とかき鳴らされて歌われるは「♪あかとーんぼっ」(※あのねのね/『赤とんぼの唄』とのこと)でステージがズコー、会場がやんややんや(笑) それで筋少メンバー4人均等にステージに並ばれてギターをそれぞれかき鳴らされて歌われていやだからなんでステージに4本もギターがwwwww絵がすごいwwwwwってオーケンさんが弾かれながら「はやく来ぉい!!」って言われてる(笑) 天の声が再度「ちょ~っとまったぁ!」オーケンさん「声が小さい!!!!」(爆笑)「ちょおっとまったぁああ!!!」 ……それで残りと言ったらそりゃあ本日サポートでご参加のあじゃん様!!!wwwww 鮮やかなオレンジのギターをお持ちでご登場です。橘高さん「キミがいちばん似合ってんじゃないの?(笑)」なんとギターが5本もwwww「それそこ(ドラム台)で弾くの?」といってドラムの後ろで輝くギター。と、サイドのエディが立たれてキーボード台から降りようとされ、「エディもやればいいのに!」「俺……Emしか弾けないもん~~!!!」(笑)と、エディはさすがに(笑)のいったんハケられです。で、4+1本のギターが並んでコードをかき鳴らされながら、どういうつながりで始まったのか忘れてしまったんですが(あまりの衝撃でw)この曲を歌うぜ!と始まったのは、うお、ああ、なーるーほーどー!!!! こういうことなんですね!!! 驚きの筋少フォークタイムが展開したイントロはよもやまさかの「氷の世界」!! イントロが始まってすぐにおいちゃん(と橘高さんかな??)の「ふっふー♪」というコーラスが入ってとってもなんだか懐かしい感じの空気に! いや5本がどうとかって言ってますけど、これこの氷の世界すっごい格好よくって! すごいぐわあああってくる迫力ではなくおかしみを持ちながらのすごい格好良さがあって、なごやかになりながらも聴き入ってしまいます。2番ではなんとオーケンさんの「内田くんもうたいなよ!」という振りにより2番から内田さんに唄が交代! ふだんよりちょっと高い声(キーが高いのかな?)で歌われる内田さん! そして、間奏で特徴のあるフレーズ(原曲ではハーモニカの部分)を爪弾かれるおいちゃん、に、オーケンさんが寄って行かれようとしてて、それに気づかれた?おいちゃんもふっふー♪(※イメージです)って感じでオーケンさんに……いつもだったら内田さんや橘高さんにギターバトルを挑むような感じの移動方法で……オーケンさんと向かい合って、なーんとオーケンさんとのギターバトルですよ! ひゃー! これは面白い珍しいものを見れている!!! 最後の「ふっふー♪」で曲〆! うわー!! パチパチパチパチ!!! すごい!

 おいちゃんのお手元にギターが運ばれてきて、皆さんがそれぞれ定位置に戻られる中、オーケンさんが(たしかコード弾き続けられながら)「おまえらーーー!! なんかカッコいいけど筋少に「これを見に来たんじゃない」感を醸し出してるおまえらー!!」(笑)「お前らの期待しているのをやってやるぜえ! お前らの期待しているのはこういうものだろ……」そう、そうですよ、氷の世界もすっごい面白かったんです、けど、オーケンさんが中央でギター! このシチュエーションからはこれはやっぱり! 期待してしまってましたです、ギターをかき鳴らされるそのフレーズは…………「ひととくものゆくはては」どこだろう……上手・下手・スタンバイオーケー、オーケンさんのアコギかき鳴らしが終わり、高いカウントから始まったのは筋少マッシブ・凶悪・極悪ナンバー「風車男ルリヲ」!!!!! 場内が俄にすごい空気につつまれ、大ヘドバンの嵐!!! ふと合間にステージを見上げると照明が赤でおいちゃんの顔が影になってて凶悪でオーケンさんも真っ赤なライトの中でいらっしゃってて凶悪でうおーーーー痺れる!!! ルリヲ終了後はさらに期待しているのをやってやるぜ!!の煽りからなぜかしら「日本印度化計画」だったのですが!?(笑)このルリヲ~印度から後半に向けた本日の筋少タイムのたたみかけ、開始ィ!!印度では橘高さんのピックシャワーあり、次に流れだしたのは「そのなはイワン!」フェスでやらなかったからなんだか聴くのがずいぶん久しぶりな気さえするのです、「イワンのばか」でみんなでバンザーイ! そしてイワンの次は「タチムカウ」がここで来ます! この「タチムカウ」がどえらくカッコ良かった! 会場全員でコーラスと拳を突き上げるのが楽しすぎるし、おいちゃんがギターを弾かれながら全身を大きくゆらされていらっしゃって、そのアクションがもう格好いいったら(ry なんです! そして最後の曲だー!とオーケンさんがタイトルコールされたのはなんとびっくりこれもまた意外なるラスト「アウェーインザライフ」!今回、なんだか緩急が小刻みについてるライブだ!とゆらゆらした気持ちを感じつつ、アウェイコールで波打つ人の海にて本編終了。


~アンコール~


 今日はにぎにぎしいライブだ! ふわふわしている! っていうかおいちゃんの服がッと筋肉仲間さんと会話をしていると、ほどなく皆様ご登場。\オーケーン!!/の声飛ぶステージ。とは言っても、あまりMCというまとまった形では喋られなくて、出されたタイトルコールは「中2病の神ドロシー」!!!!! 嗚呼!!! 前奏のおいちゃんの爪弾かれるギターを聴きながらすでに涙腺が決壊。サンプラザが過ぎても、ていうか今でも4半世紀のドロシー聴くとCDでも十二分に泣きそうになるんですけど、ライブで聴くこれは3回めになっても未だに破壊力がおさまらない、というか、「ライブ」で「この曲」を見るのは本当にとてつもないことだ。曲がもたらすあまりのとてつもなさが本当にどうしようもなくて、間奏のところでようやくステージ見られるようになってきて…最後の喜びの展開でほっとする。筋少を好きでいてよかったなって思います。叫んだし笑ったし涙したみんなで。…そうそう、気づいたんですけどドロシーの「神!」コーラスのところに入る前の、本編部分が終わるところ、ライブだと余韻が凄い残る感じの喜びの音でうつくしくて、素晴らしいなあって思いました。

 ラストMC。ここで横浜ブリッツの閉館の件について再度触れられたはず。橘高さん「復活後、新人ツアーの最初がここ、横浜ブリッツだったんだよね」オーケンさん「来た人いるー???」\はーい!/と手が。「新人ツアーって言ったら…………もうずいぶん前ですよう(笑)……みなさん! ……成長なさって……」(笑) 参戦はしてなかったけど、2007年なんだよな、たは~!と思ってました(笑)成長できてるのかな、どうなんだろうな。「もうわれわれ48にもなると……いつどうにかなるかわかりません! いえ冗談抜きで! ちょっと倒れただけでも危なかったりします」筋少のライブは命がけのステージです!とのことで、だから盛り上がろうと。

 クライマックスに向けて切り込んで来たのは一大キラーチューンの「釈迦」!!です!!沸き立つ会場モンキーダンス!!!おいちゃんの釈迦ジャンプ、そして本日のペットボトルシャワー2本分が客席にキラキラときらめき、ヒートアップした観客席を冷たさで煽る! 内田さんもこちらに来られる! 折りたたみ! 客席全体で突き上げられる拳! そして釈迦が終わった後間髪入れずまたたき閃くフラッシュライト、これ、このつなぎでやられちゃうんですか!!!?もう一つの要のキラーチューン「サンフランシスコ」、それでさ、サンフラが終了した後に、おいちゃんのお手元に運ばれて来たギター、ほんとに、ほんとに?!って思った、デリンジャーの色は鈍く輝くインディゴだ、それは大好きな曲のセッティング。嬉しすぎるオーラスは「トリフィドの日が来ても2人だけは生き抜く」!!!! 3回のトリフィドコール、おいちゃんの爪弾かれるフレーズに応じるようにきらめく橘高さんの音色、流星群が空を駆けていくようなソロ。ドロシーのあとに、一緒のライブでこれを聴けるなんて、なんて幸せなことなのだろう。笑って涙して、踊って歌える、夢のようなバンドを好きになった時の歌が、その瞬間が、きらめく核が、ここにある!


 トリフィド終了後。おいちゃんが何かギターツッコミ!されてらっしゃったけど何かあったんだろうか?(笑) そのまま、引き続いて前方ゾーンにご挨拶。2柵のある横浜ブリッツ、3列目は前列の方より押しが弱くて余裕があって過ごしやすかったのはよかったんですが、そのかわり、さすがに手がとどかないか~、とどかないよな……って最初にステージからご挨拶されてたときにあきらめかけていたんですけど、ステージから降りて来られた時に前の方が場所譲ってくださって、ありがたくも手が届いてタッチさせていただけて嬉しかった! 本当に、その節はありがとうございました。万感っす! かくして、横浜ブリッツでは最後の筋少公演。最後の公演なので、ファイナルっぽい感傷に浸ることになるのかな?とちょっと思っていたんですけど、その空気を全く忘れてしまう楽しい構成であったなあと思います。アンコールまではフォークも含め(5/6ギターとか、本当に凄い光景だった……)、アンクレットなどの緊迫感ある曲も挟みましたがどちらかといえばゆるやかににぎにぎしく楽しむ感じ、しかしながらのアンコールではドロシー釈迦サンフラトリフィドというクライマックス御用達キラーもキラーなナンバーが4連続で叩き込まれてくるという盛りだくさんさ! サンプラザの追加なので同じようなメニューなのかなと思っていたものの、フタを明けてみれば予想のつかないことの連続で、とても楽しいライブでした。横浜ブリッツ、ありがとう!!!

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セットリスト

OP:King Crimson "21st Century Schizoid Man"

1. モーレツア太郎
2. カーネーション・リインカーネーション
3. 日本の米
4. 電波Boogie
5. バトル野郎~100万人の兄貴~
6. アンクレット(橘高さんヴォーカル)
7. モコモコボンボン(内田さんヴォーカル)
8. これでいいのだ
9. 代わりの男
10. 氷の世界(※スペシャル・筋少フォークタイム仕様\ふっふー♪/)
11. 風車男ルリヲ
12. 日本印度化計画
13. イワンのばか
14. タチムカウ~狂い咲く人間の証明~
15. アウェーインザライフ

Encore

16. 中2病の神ドロシー
17. 釈迦
18. サンフランシスコ
19. トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く


~おまけ・1~
(帰り道)
横浜ブリッツが新人ツアー1発目ってことは、…………ライブで初めてトリフィド披露されたのあの会場じゃないの!!!???!!それっていわば聖地ってことだったんじゃね?!!?やだ!!!!!もうちょっと会場の空気味わってトリフィドってればよかった!!!(←?)

~おまけ・2~
(帰宅後)
っていうか、横浜ブリッツが新人ツアー一発目ってことは…………新人ツアー@なんばハッチの日付が2007/9/24でした。ということは、わたくしごとではありますが、今回の横浜ブリッツがライブ参戦しだしてからほとんどちょうど6年目のライブということになりました。びっくり! ていうかライブの日付はいっぱいあるのに、日付2日しか違ってないのってすごくない? やだ! もっと記念っぽく記念的にしてればよかった!!!(←×) 

~おまけ・3~

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それにしても横浜すごい良かった!

夜景に馬車道、中華街!


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ラー博でステーシーのロケ地探訪もこっそりと!(笑)

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イエーイhappy01scissorsshine(笑)