2011/12/23 「完売御礼!」@恵比寿LIQUIDROOM
2011/12/23 東京・恵比寿リキッドルームにて行われた
年末ファイナルワンマン公演「完売御礼!」のライブレポートです。
今年もやってまいりました、恒例、恵比寿リキッドルームファイナル! です!!
今年最後の夜行バスを乗り越え(笑)、青空の反射する、完売御礼の札のかかるリキッドルームの扉をくぐり、タイムアウトカフェでタコライスを詰め込みました。毎年恒例の年末単発ライブ。筋少さんの単発は必ずおもしろいことになるって把握していますから、今年も無事にここに来れた事が嬉しいです。特に今回は橘高さんの例のアレといういいネタもあるということで(笑) 開場前、物販にはすでに長い列が出来ていました。傍観(笑)。
物販の列ではない……開演の列!に並び、開場、入場後フロアに向かい下手へ。3列目付近。程なく埋まっていくフロアー。BGMのかかる中開演を待っていたところ──ステージ上に設置してあった赤い棒のような照明が不意にぱあっと光りました。鮮烈な赤い光!カッコイイ! なんだあれ? サウンドチェックのスタッフさんはOTODAMATを着てくださっています。
開始は定刻より10分程度押しでしょうか、年末ファイナルのOPSEはなんとももクロちゃんより「労働讃歌」だ!! オーケンさんがご登場、特効服がちょっとキラめいていて、かっこいい!! そんなお姿で歌詞にあわせたフリで踊られる小芝居を(笑) カワイイ!! オーケンさんが移動されながら踊る中、メンバーがゆったりと登場、おいちゃんは白ライダース…ってこの形は(私が忘れていなければ)初めて見たような!? ジッパーが多くてピンクスーツの色違いみたいだ! かっこいー!! オーケンさんのキラめいているご衣装も、今まで見たことのある特攻服ではなかった気がします。本日の位置取りからは内田さんはかすかに、橘高さんはほぼ見えずの下手。twitterの観測ではももクロちゃんファンとも多少かぶりも見える筋肉仲間の集う観客席がOPSEにて十分暖まり、そして──本年、本年ラストのワンマンライブの、かきまわし、から、リキッドルーム、完売御礼大・公・演、開幕であります!!
オーケンさんがなにかしゃべられたと思うんだけどその前置きを忘れてしまったんですけど、オープニングは寒風吹きすさぶ12月にまさかまさかまさかの8月だーーーー!! 「あのコは夏フェス焼け」が2010ロックインジャパンフェスぶりの登場です!!! よみがえるつたきゅーツアーと、今年の夏フェスの思い出! 前々から聴けたらいいよね、うれしいよねって思ってたから、まさか1曲目で聴けると思わなくって嬉しい予想外にニッコニコです!!! すでに押しのきつくなってきている3列目でしたが、なんとか間から手が伸ばせたので両手を振り上げ\なーなななななな♪/! 冬から夏に一気に空間が飛んで、ライブの最初から楽しかったことがいっぱい思い出せてうれしかった。ノリノリだ!あー・たー・しー♪ リキッドにやってきたんだ!♪ 大盛り上がりの夏フェスから続いてはこれもゴキゲンかつ珍しいナンバー、冬にアツーイアリゾナ砂漠だぜ(笑)「電波ブギ」! コール&レスポンスが楽しいです♪ そして曲終了後、ノリノリのオーケンさんの! 完売御礼年末の! ワンマン公演の! 第一声は何かと問うならば!
「あばばば…あばばばば……」
赤ちゃんキタコレ!!!!!wwwww しょっぱなからの赤ちゃんプレイ炸裂、ああおいちゃん聞いてらっしゃらないっすねww(笑)「僕赤ちゃん……今日はクリスマスイブイブだ……あなたたちどーせイブはひとりなんでしょ……ボクはクリスマスプレゼントなんかいらない…10万円ホシイ……」「10万円あったら、けっっこういろんなことができるぅ……あばばば…あばばばば……たとえば……6万円分の価値がある3万円の福袋を買うとか…」(爆笑)「そのふくぶくろは……なんとこのひと(※橘高さん)とドライブが出来るという権利がついているそうで……その件については…またのちほど……」(笑)
「ことしはいろいろありました…いぇーい! オーケン…45歳…このボクが…赤ちゃんプレイをしているわけだから……ずっとこのままにさせておいちゃあダーメデースヨー。あれもってこおい…!」
出たピンクの王冠よだれかけ!(笑)「よだれかけだけじゃダメデスヨー。」ガラガラも登場(笑)「あばば…筋少ライブに始めてきた人はさっぱりわからないと思いますけれども……あばばばば……」(客席:オーケントレーイン!!)「あばばばばオーケントレーイン…」(例のアレ)
「違う! コールアンドレスポンスをするかと問うならばー!」(やにわにマイクからはなれて生声生ボイスで!)「ヘーイヘイヘイヘーイヘーイ!」ステージ前でわーっと声出されたかと思うと、マイクの後ろをわーわーとうろつく感じで煽られるもので、声にミョーな感じでエコーがかかる感じになっておかしい(笑)そして真面目な声で「曲いくぞー!! 「踊る赤ちゃん人間」」! ひさしぶり!?ではないですね! 年末も絶好調の赤ちゃんプレイから…ていうか名乗られてないじゃないか!www の「踊る赤ちゃん人間」、そして興奮さめやらぬなか引き続きするどく切り込むは「ハッピーアイスクリーム」!! かけあいが楽しい楽しい! そして引き続くは内田さんのナイスヴォイスがオンステージ! ♪罪の意識で眠れないのかい、踊れ踊れ! 内田さんボーカルによる「俺の罪」だ♪ モンキー♪(●ω●川
「こんばんはー筋肉少女帯です!!」2MC目にしてようやく名乗り!!!(笑) おいちゃんジャケット脱がれてます。チェッカー…かな???スクエアで構成されたようなグランジな感じで模様の描かれた茶色っぽいTシャツでした。キラキラしてた。「おまえら! 今日はクリスマスイブイブだが! どうせ明日予定とかないんだろ! さみしい一日をすごすんだろ! そんなおまえらには! 筋少がクリスマスプレゼントになってやろうじゃねえか!!」\ドガタダン/ 直前の大ブログ更新、オーケンさん曰く暖かいダウンジャケットのようなライブに、、、とのことでしたが、ここでクリスマスプレゼント=筋少宣言。うれしいですね! 年末だもの、年納めだもの! わたしはライブというのは楽しいものであると信じておりますので──トーゼンです──で、もちろんアツいライブになると思っていたわけです。想定の範囲でね。けどですね、ここの段階では露程も思わなかった、この後ああいう展開になるなんて──
「それで橘高さん。(笑)」橘高さん「はい」
「今日は橘高さんはクリスマスプレゼントをご用意されているんですよね」「してますよ」
「あの、3万円で、6万円相当の商品が入っているっていう──あのさ、計算合わないんですけど」
「合ってるよ! 3万円で、6万円のものがもらえるってことですから」
「利益出ないじゃないですか!」「それがサンタの仕事だろ!」(うおおおお!)
「サンタの仕事は無償なんですね」(爆笑)「サンタは儲けなんか考えないんだよ!」(うおおおお!)
「…で、その福袋の中身なんですけど」(※おいちゃん後ろ向かれて首回し中)「なんと今日の終演後、橘高さんとドライブできる権っていうのが入ってるんだって!!」(笑)「ハイ。終演後に抽選会をやりますので」「あのさー、それってボクも買えるの?!」(爆笑)「いーですよぉ!」「ええっじゃあ買うよ!だっておもしろいもん!!!」(※おいちゃん両肩エクササイズ中)「だってさぁ!!! リキッドルームでライブをやったあと、そのバンドのギタリストと! ボーカルが! 運転席と助手席で顔つきあわせてリキッドルームの周りをグルグルするんだよ!? ……おもしろすぎるじゃないですかぁ!!! それだけでエッセイ3本くらい書けるし十分3万円のモト取れるからオレ買うよ!!!」(具体的すぎて爆笑)「いーーよう! 今後の話とかしようぜ」 「そのドライブ券っていうのはおひとりだけなんですか?」「一人だよ」「なんで複数名様とかにしないんですか! いっぱい乗っていただければいいじゃないですか。それで各自ご自宅まで送ってさしあげたらさあ、立派な白タク業になるじゃないですか!!」(観客席より:オトコデモイインデスカーー!!!)「いいよー!! 歓迎だよ!! アツイ話しようぜ。(車内に)アイアンメイデンとかかけてな」「橘高さん、あの、橘高さんの福袋を買うっていうことは相当気合の入ったメタラーの方だと思うんですけど、、その二人が、アイアンメイデンをかけて、アツい話をしながら、リキッドルームのまわりをぐるぐるまわる……」(オーケン橘高さん二人で手を振っていやいやいや)「いやいや、この話はやめよう。 ……あの、おいちゃん、おいちゃん?」(※絶賛歳末大・宇・宙)「おいちゃんー おいちゃん(笑)」(…………………………………\おうっ/)(爆笑)
「おいちゃん橘高さんに対して何かコメントを」おいちゃん「ああ…ボクも買うよ」(爆笑)「内田も誘えばいいじゃんw オレも一万出すからさぁ、全員で一万円ずつ出して」オーケン「ああ! そしたら(※3人でぴったり)割り切れるね!(笑)たった今ライブをやってたバンドが全員終わったあとに一つの車でぐーるぐる……」
「というか、ですね(笑)」おいちゃん「はい(笑)」「橘高さんが、ライブが終わった後にリキッドルームの周りをぐるぐるするっていうことは、必然的にですよ、我々、今晩の打ち上げはないってことですよね(笑)」おいちゃん「そうですね!(笑) 早く帰れるってことですね!」(爆笑)オーケン「(※橘高さんに)聞かれもしなかったよね!(笑)」橘高さん「一度聞いたよ!」(聞かれたんだ(笑))「いや、でも、メタル男子とアイアンメイデンの話をしながらリキッドルームのまわりをぐるぐる回るのと、もう何十年つきあったかわからない四十男同士が顔をつきあわせてオトナのごはん会をするのと、どっちが楽しいのかと問うならば! …オぉレには言えねえなあー!」(爆笑)
詳細をしっかりと覚え切れてないのが悔しいんですけどwこの橘高さん福袋の下りのMCがもうコロコロところがっていてすごく笑えました(笑)「これ(ドライブ権)毎年の定番にするの?」「各自それぞれ作ればいいじゃん。おいちゃんは一緒にラーメン食べる権とかさ……」(やってくれ!!!)「橘高さんの福袋買う人いるんですかー?!」\いるいるー!!/\イルヨー!/「……今完璧にこっちがわ(上手)だけがざわつきましたよね。こっちとかこっち(センター・下手)ピクリとも動きませんね」(動きませんよ!w)
それで何かのきっかけで笠地蔵の話になったんでしたっけ?「福袋が米俵になって帰ってくるような」がどうとかっていう話からつながったような……「次の歌はこういう歌です、『働こう働こうその人は輝くだろう』(労働讃歌じゃないですかw)違う、『知らないのか納豆に!ネギをきざむとうまいんだ!』」イブイブに「日本の米」!!(笑) 封印されたんではなかったんでしょうか(笑) しかしたのしー! にぎやかに騒いだ後はふうっと少し空気が変化し、長谷川さんの硬質なドラムが力強さを保ったまま軽やかに弾むイントロ、これはレア!つたきゅーから「捨て曲のマリア」がバンドバージョンで登場です!! マリアはつたきゅーツアーではインストア以外セットリストから外れていたはずなので(インストアもアンプラグドだった)、長谷川さんのドラムで聴くのって初めてかも! おいちゃんのギターと長谷川さんのギターが絡むのが好きで、つたきゅーの時のインタビューで語られてたとおりのグルーヴ! そこにからみつく橘高さんのギターと底を支える内田さんのうねる低音。すばらしい! 最後のうわん…と引くところ(だったと思うのですが)おいちゃんがしっかとエフェクターを踏みしめられてたのが印象的でした。そして、オーケンがなにごとか前置きをお話されてた間、内田さんがぶんぶんとタオルを回されてて(笑)引き続くは定番曲「これでいいのだ」です! おいちゃんのカッティングが冴えわたります!!
これでいいのだ終了後、メンバー退場、オーケンさんが一人。「えー、今年はいろいろありました」「すばらしいサポートメンバーもきてくださってます。ドラムス長谷川浩二ー!」長谷川さんのドラムでのツッコミをオーケンさんがホメられたのってここでしたっけ? 何回か繰り返し\ドカダタン!/と落としてくださいました。
「ピアノ、三柴理、エディ! エディさんマイクもってください」今年は”三柴ミーツリチャードクレイダーマンクイーンをやった、という話から、「ことしもすごいミーツをやりたいですね」とのこと。あとはオーケンにあげた自転車の話。中学の頃。オーケンに自転車をあげたエディ。しかし、1日で盗まれて「なくしちゃったぁ、ゴメーン!(-∀π)」って軽く言われて「自転車楽しんでもらえなかったんだ…」(□□)、という、微妙な気持ちになられたそうです(笑)
「ではメンバー呼びましょう……内田君? 内田くんは? あれ内田くん金髪になってる??」(えええ) 出てこられた橘高さん「ごめんねぇ、内田さ、今ちょっとリキッドの遠い楽屋にひっこんじゃったからさ、だからオレとお話しようね」(うわーささやかれかたがアマーイ)「内田くん…内田くんさ、あとでどうせまた話題にすると思うからいいますけど、今日1回家に帰ったんだよね」(笑)橘高さん「そうだね」「なぜかというと、内田君はベースを忘れまして」(またですか!(笑))橘高さん「ベーシストがベースを忘れてなにをしに来るんだと!」「あっ、でもさ、内田くんは空手バカボンの時代も、空手バカボンはオケに歌が入っているんだけれど、そのときもカラオケをよく忘れていたからね!」「おまえ空手バカボン時代のオケって今でいうフルオケだよ」「Perfumeがカラオケ忘れるようなものだよね!」「ゴールデンボンバーがカラオケ忘れるようなもんだろ」ゴwーwルwデwンwボwンwバwーwてww 橘高さん見にいかれたんでしょうか?!(笑)
「あ、内田君来たね。君、今日ベース忘れたでしょ」でベースの話をちらっとされたのでしたっけ。「で、そういえばこの間のツアーでは、内田君とエディが何十年かぶりに! お酒をのんだんだよね」「そうそう」「二人とも下戸で有名なんですよ。なんで飲んだの?」内田さん「いや、焼き鳥が美味しかったから」「どうしたの2日間も飲んで」「僕は大阪だけだよ。名古屋は、飲んでない。2日間飲んだのはエディだけだよ。」「エディ、…どうしたのー。何かつらいことあったの?」(笑)「いや別に何も(笑)」「何かすごいミーツがあったの!?」ミーツwww
そして次のターンはおいちゃん。オーケン「おいちゃん、おいちゃんどこ? そっち(※下手側)から来るの? あ、おいちゃん宇宙に行ってるから天井から登場するかも」てwんwwじょwwうwww 天井に向かって「おいちゃんおいちゃん」と声かけるオーケンさん(笑) で、天井からではなく(笑)右ソデからおいちゃんご登場。あ、おいちゃん! 茶色のTシャツにホワイトで文字が描かれたかわいいTシャツであるばかりか、お話中ふと気がついたらまた右肩口下げられてオフショルになられちゃってるんですね!? かーわーいーいー(ry
確か全員で、中学時代のオーケンさんの話をされたりしたんだと思う。それで話が噛み合わなかったりしてw「これが筋少です」とのこと(笑)「はいはい内田さんベース取りに戻って」と内田さんが押し出されるようにハケられて(笑)おいちゃんもご一緒に退場、という流れだったかな。あ、ステージに残られた橘高さんのちょっとしたないしょばなし(笑)も忘れちゃいけません。そんな今までニコニコだったMCの空気を静かに洗うように橘高さんの哀愁のメロディが響き、始まったのは「Fist of Fury」。オーケンさんの歌われ方が、胸にぐっときます。そのまま、せつない空気がそうっと匙でかき回されるようなギターが続いて、「よかったら掛け合いどうぞ」とオーケンさん……、レティクルから「愛のためいき」。これもまたかけあいが楽しくて、一緒に歌えるのが嬉しい。エディのピアノと橘高さんのギターが静かな静かな空間を作る中、オーケンさんが一人問答の語りを入れられます。軽く即興が入ってたかな。語りの終了後、波がじわじわと引くように、闇の中にメロディが消えていきます。引いていく照明… … …。
──そう、ここからだ。ここから!!
おいちゃんが軽く走られながらステージに再登場。ばっとスタンバイされると共にリキッドルームに響きわたるは”あの”音だ!!! フィストオブヒューリーから愛のためいきでゆっくりと降りていった暗闇の底が、がたんと音を立ててさらに抜けます──漆黒の闇に!! フロアに響く歓喜の悲鳴、今年後期のツアーの双頭の目玉曲の一頭、「レティクル座行超特急」が2011最後の登場です!! イントロが進んで行くと共に混乱するかのように、しかし整然と盛り上がっていくフロア、周囲では大ヘドバン大会。曲中のオイオイコールに合わせて明滅するあの赤いバー。間奏の「妄想だよ」のメンバーによる囁きもぞくぞく来ます。そしてレティクル終了後、レティクルは大曲だからこれで終わりかと思いきや、間髪入れずフロアに響き鳴った、この音は!!!!!
ザクザクと切り刻むように重なる音、激しく明滅する照明! ──最初、何が起こったか判りませんでした。そして切なげに奏でられるエディのピアノでようやく事態を把握する……! これは、この曲は、まさかの!! ロザリア2部作1曲目、今まで1度しか披露されていないはずの超弩級ウルトラレア曲、「交渉人とロザリア」!!!!! おいちゃんが爪弾かれるは哀愁のメロディ。緊張する空間、合間にエディの美しいピアノが転がり、オーケンの声が伸び、静と動がつらなり繰り返し創り出す、すさまじい緊張感! 曲が進んでいくと共に一節、一節、交渉人とロザリアの物語もまた進んでいき、そして間奏、音源で言うと橘高さんのギターソロが終了後、テレパスを形容する”囁き”が聞こえる、その直前!!
ふっ! とすべての音が止まり、まるで時が止まったようで、フロア全体がそれに息をのみ、ひと呼吸が尽きる、その後に、
──再び! 演奏が始まる!!!
テレパスの囁きはどうなっていただろう。インストで入っていたんだろうか?
その記憶すらももはや思い出せないくらい、完全に曲の世界に持っていかれました。
強烈な迫力、美しさ、格好良さ!! 「凄まじい」としか形容ができません!!!!
「いやあ…「交渉人とロザリア」って難しい曲なんだけどよく弾けたねえ」おいちゃん「ねぇー、よくできたねぇ」(笑)曲終了後のMCでは一転してなごやかになりましたが!(笑) いやいやいやホントすごかったです!! 圧巻でした!!!
「筋肉少女帯も仲直りしてからもう4年?5年ですか」大阪で橘高さんが最初の頃の気持ちを忘れるなという話で、安定期(-∀π)倦怠期じゃねーのという話。●●●●ラ的ななにか>(-∀π)(やめてくれw)「初めて会った頃の気持ちを思い出すことが大事ですネと」橘高さん「久しぶりに出会った二人のテイでいこうぜ」オーケン「それ一度別れてるってことですよね」「ちげーよ!!!」(笑)
初めての気持ちを思いだしたおまえら(笑)なら! いや次にやる曲は別にレアな曲とか言うわけではなくって定番の曲ですけれども!それも初めて聴いた曲のような気持ちでやってくれるんじゃないか? と問うならばー!から、「釈迦」です! おいちゃんの大ジャンプ! このあたりでかなり押しがきつくなってきて、その押しは次の「カーネーション・リインカーネーション」で最高潮に!(一気にものすごい押しが来て最前にはみでかけたせいか、目の前のスタッフさんに大丈夫かと声?かけられる体験を参戦しはじめてからはじめてしてしまいました。なんかスイマセン(汗)) アバラが痛い痛い、でもこの曲の激しさと楽しさは痛みをも上回る! そしてカーネーション終了後、おいちゃんがアコギに持ち替えられて、おとなしめの曲が来るのかと思ったら次の瞬間に溢れだす音の洪水、おとなしめとかなんか、言っている、場合かァ!! レティクルロザリアの二大大曲に引き続いて、ここで登場するといったい誰が! 予想したでしょうか! 2010年ツアーの目玉曲が惜しげも見せず大登場、まさかのまさかの巨大叙事詩「サーチライト」!!!
──この、今日という夜に、ステージ上から放たれる”音楽”という名前のサーチライトに照らされて、熱狂に包まれた会場がゆうらりと、しかししっかりと手を左右に振り、一体となる! 間奏ではエディの美しいピアノが原曲とは違った感じで入ってきて、橘高さんのギターソロと絡みます。内田さんは凄く激しいアクションを取られながらベースを弾かれてた、と、記憶します。おいちゃんはタカミネをかき鳴らし、合間合間にぴぃんと尖ったメロディーをはじかれる。
ああ、なんて”凄まじい”。
筋少、すごい!!!!!!
サーチライトに続く本編ラストは「心の折れたエンジェル」です! これもまた大好きなので聴けて嬉しい、思い存分に拳を降り挙げます! おいちゃんのニコニコ笑顔が大炸裂、指をふりふり!とされるお姿とか、タメのところでぐーっと両手を引くようにしてタメられるところとかもかっこいい!!!
大盛り上がりのまま本編終了、アンコールへ。
~アンコール~
オーケンさんひとりで登場。「今年はいろんなことがありました。3月に地震があって、筋肉少女帯のライブが延期になってしまったり、雨で(雨とは(笑))大阪の夏フェスが中止になってしまったり──けど俺たち、いいイブにできたんじゃない?」\パチパチパチパチ!!/「来年はまたすごいことやりたいですね」という話をされてたのもここだったかな。
それで、「えー、さっき袖で着替えていたギターのお二人を見たとき、僕は●●●も大丈夫だと確信しました」(内容なんだったっけ?(汗))「ご登場いただきましょう、ギター、本城聡章、橘高文彦ー!」おいちゃんがご登場~~! 前面に、たくさんの小さいハートで大きなハートがかたどられた、すっごくかわいいピンクのTシャツ! あれ、けどおいちゃんはかわいいけど普通といえば普通の格好なのかな、ってことは次にご登場された橘高さん
サンタだーーーーーー!!wwwww しかも去年よりグレードアップしてる!!(笑) ひるがえるケープがエレガント!! 私の立ち位置からだと橘高さんはほっとんど見えなかったのですが、登場の瞬間にわずかに見えた部分の記憶と、ライブ後上手側の方に情報いただきました……(ので描かせていただきました)。登場された後ばあっと何か光るモノを撒かれてピックシャワー?…とその時は思っていたんですが、どうやら登場されたときにサンタの袋を背負われていて、それからお菓子?かな?を投げられたそうです。そしてそのままサンタリボンも、ケープも! 客席に投げ入れ大盤振る舞い。「ハイ、おしまい!」
オーケン「すごいねー。45歳なのに」「ちげーよ! 24歳なの!」「ああ…(座ってスタンばられていたおいちゃんに向かって)24歳ってテイでねー。ホントすごいよね」(おいちゃんに)「おいちゃんは何歳でってテイなのぉ?」おいちゃん「ボク? よんじゅうななさい」(←おっしゃられ方がかわいいいいry)「そっかー」「ほら、来年、ボク”年男”だからね!」(にこにこ)「あー、48かあ~。おいちゃん48だ~」おwいwちゃwんwふぉーwてぃwえwいwとwwwww(爆笑)
なごやかなクリスマスプレゼント(笑)の後はアコースティックで「蓮華畑」。おいちゃんの携えられる赤いタカミネに、赤坂ブリッツで同じ曲を披露されたときのことが思い出されました。アコギの音色が心地いいです。あのときはオーケンと内田さんが交代交代のボーカルでしたが、今回は内田さんが最後の最後だけ登場して合唱されて(ふと上手に目をやったらお出でになられてたのでびっくりした)、オーケンさんに「いいとこ取りだ!」って言われてました(笑)なごやかです♪
蓮華畑終了後黒ストラトに持ちかえられたおいちゃん、次曲は「アウェーインザライフ」! 今日はここの、アコースティックからエレキへ切り替わった時のコントラストがすごいカッコいいなと感じました。そしてアウェーの次にもふたたびの大・展・開、秋ツアー双頭の目玉曲のもう片方、「銀輪部隊」が、までもが!!! リキッドルームに降臨です!! もう驚きすぎて驚けない!! 間奏ではもちろんオーケンさんの語りあり。サングラスからすうっと延びて頬の下まで見えていた黒いヒビが、黒いサングラスと相まってとても印象に残りました。格好良かったー!!
銀輪終了後、最後だからメンバー一人ずつ何か言ってけ!とオーケンさんにあおられて、おいちゃんが前に進まれ「今年は本当にありがとう! 来年もよろしくぅ!」(だったかな)とご挨拶。内田さんはシンプルに「ありがとう!」だったでしょうか。そして橘高さんが「おまえたちが望んだら筋少はいつでもあるんだよ!」みたいな内容だったと思う。そうだ、”ふたたび会う日を望んでまた夢見よう”。「ツアーファイナル」! 間奏部分、おいちゃんが前方の観客席全体に向けてたくさんの言葉を投げかけられていました。やっぱり言葉は聞こえないんですけど、すごくたくさんたくさん叫ばれてて──そしてツアーファイナルで大団円かと思いきや、最後の最後の締めは待ってましたのキラーチューン「サンフランシスコ」!! 釈迦に続いて天高く飛び上がられるおいちゃん、下手側にこられてベースを唸らされる内田さん、キーボード台に駆け上がりミルクドレスを煌めかせる橘高さん、そしてオーケン!!! これが筋少!!! ───そうして、熱狂の中、2011最後のワンマンライブ、リキッドルーム公演は終演したのでした。
今回はとにかく! 驚かされ続けたライブでした。すごい楽しいのはもちろん大前提としてあって、夏フェス焼け~俺の罪までの楽しげな盛り上がりの空気から、マリアというレア曲で布石をふって、そして後半は超特急、ロザリアという隠し玉、さらにサーチライトという大曲まで、もうこのあたりは本当に「すさまじい」のひとことで…聴いている途中、盛り上がると言うよりは、むしろこのまま自分はどこにもっていかれてしまうんだろう?という、戦慄に似た震えを冗談抜きで感じました。アンコールでも、サーチライトに続けて長尺曲である銀輪が入ってくるとは思っていなくて、さらにダメ押しのサンフランシスコ!! 何も言うこと無し!! すばらしい、の、一言です! そうですね、ダウンジャケット買ったらすてきマフラーとブーツとレギンスと手袋がナント5枚ついてきたみたいなそんな感じ。最高のクリスマスでした!!
終了後、おいちゃんが前方にご挨拶。ふと気付くと、手にピカピカした何かを何枚か手にされていて、前方ゾーンの幸運なみなさまに一枚一枚手渡されています。ステージの光を反射するピカピカはホログラム、薄いスリーブ式の小袋……? のようです。袋ってことは、もしや中身が? ──激しい押しで最前の端っこにもぐり込めていたこと、そして手をのばすことができたことが重なり、そのキラキラとした袋を頂戴させていただくことができました。嗚呼!! ライブだけでも、ものすごいクリスマスプレゼントだったのに……!! メンバーの皆さんがハケられたのち、ドキドキしながら封を切って中身に悶える。大事にできるたからものがまた一つ増えました。思い残すところ、なし! 来てよかった!! ありがとう、ほんとうに、ありがとう!!
セットリスト
OPSE:ももいろクローバーZ『労働讃歌』
1. あのコは夏フェス焼け
2. 電波Boogie
3. 踊る赤ちゃん人間
4. ハッピーアイスクリーム
5. 俺の罪
6. 日本の米
7. 捨て曲のマリア
8. これでいいのだ
9. Fist of fury
10. 愛のためいき
11. レティクル座行超特急
12. 交渉人とロザリア
13. 釈迦
14. カーネーション・リインカーネーション
15. サーチライト
16. 心の折れたエンジェル
Encore
17. 蓮華畑(アコースティック)
18. アウェーインザライフ
19. 銀輪部隊
20. ツアーファイナル
21. サンフランシスコ
~おまけ~
(終演後)
「ライブ良かったライブ良かったライブ良かったセトリがいみわかんないおいちゃんがクリスマスがおいちゃんがプレゼントがカードかわいい君たちロックのはなしをしろよ」
(twitter見てらっしゃった筋肉仲間さん)「あっ、橘高さんのドライブ権当たったの男子みたいですよ」(爆笑)
ロックの話をされたのでしょうか……(笑)